日々の骨(ツシマ)

先週までご機嫌斜めだったDVDレコーダーが、やっと機嫌を取り直し始めた。でも3回に1回くらいしか音が出ない。エロ系はさっぱり音が出ない。多分こいつ女の子だぜ。ベイビー、早く心を開いておくれ。
家周りの事件としてもう一つ。椅子の背もたれがへし折れました。なんか最近怪しいしなり方をしていたので心配していたのですが、へし折れるとは思わなかった。太ったからかなあ…。これからは気をつけて座らないと大惨事が起きることうけあい。
明日で新歓が終わる。コンドウ新作が楽しみだ。

新歓上映会最終日告知等(ナカミチ)

昨日某サークルの新歓に潜り込んで非常になんというかその微妙な感じになって帰ってきたナカミチです。
映研もいよいよ新歓上映会最終日!ということで告知です。

『北大映画研究会 新歓上映会 最終日!』
日時:4月28日(木)18:30~
場所:高等教育推進機構(教養棟) E217教室 (2階) Google Map
上映作品:
 『インスタント葬』(中道駿監督、7分、2011年)
 『(タイトル未定)』(近藤絵監督、約20分、2011年)
 『空守の夢』(房川立樹監督、11分、2007年)
上映後スタッフ等への簡単なインタビュー、映研の紹介映像などがあります。
上映会後には食事会(おごり)があります!(上映作品についての質問などが監督に直接出来るかも!)
今回の上映会は新作とクラシック作品の3本立て!出来たてホヤホヤの2本とクラシックで映研がよく分かるかも?
特別ゲストで札幌学院大学映画研究会の作品上映もあるかも。

映研に興味がある方はぜひいらしてください。上映会にゲスト呼ぶのってなんか良い感じですね。(無理矢理ゲストという枠にしてしまいました。すいません、札幌学院大学映画研究会様)
これからは他の映画研究会や映画製作団体とコラボで上映会を企画したりもしてみたいです。
話は変わって、つい先日新入生を交えた撮影会と称してモリモトの新作撮影がありました。といってもリハでしたが。普段は行わないのですが、今回はリハを本編の尺がっつり撮影して、本編をまた撮るという方法を採ることにしました。手間はかかりますが、本編が良くならないはずがないですね。時間がある大学生の底力を見せてやれ的なやる気で。
以下撮影会のスチールから数枚。スチール撮影はナカミチ、コンノ、新入部員のウエニシ。誰がどれ撮ったか分からなくなってしまいそうです。
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それでは明日の上映会でお待ちしております!

全然鳴りやまねえっ!(ツシマ)

日付代わって昨日、及川奈央さんが誕生日を迎えられた。30歳になったそうだ。年々美しくなってきてる気がする。若さは美しいけれど、美しさは若さじゃない。僕もやれることをやる。やらなくていいことは、やらない。
今日はネットで、気になる人達を検索していた。真木よう子さんの画像を保存してプリントアウトしたり、神聖かまってちゃんの曲を聴いてみたり。
古谷実「ヒミズ」をもう一度読み直した。髪の毛を逆立てて、リュックに出刃包丁を忍ばせていたいつぞやの自分を思い出し、泣きそうになった。僕の痛い青春のバイブルの一つだったんだな。映画化楽しみにしています。
「私の優しくない先輩」監督:山本寛
最初からもう明らかな着地点があるのに、そこに至るまでの過程が非常にドラマチック。前半と後半で全く描き方を変えてきている。うざいぐらいモノローグが入るのだが、心との対話がメインみたいなものだから、これはこれで成立しているんだと思う。エンドロールで流れる「Majiでkoiする5秒前」は泣ける。というか泣いた。好き嫌いがはっきり分かれるだろうけど、これは傑作です。
新入生の皆さん、明日は僕の作品が流れます。是非見に来て下さい。

新歓2回目告知等(ナカミチ)

現在第2作目の脚本執筆中のナカミチです。脚本を書くという作業が苦痛です。
明日の新歓上映会の詳細について告知したいと思います。(手遅れ感は否めませんが)

『北大映画研究会 新歓上映会 2日目!』
日時:4月22日(金)18:30~
場所:高等教育推進機構(教養棟) E217教室 (2階) Google Map
上映作品:
 『軽い十字架』(對馬考哉監督、34分、2008年)
 『M本君の逆襲』(菅原竜太監督、7分、2009年)
上映後スタッフ等への簡単なインタビュー、映研の紹介映像などがあります。
上映会後には食事会(おごり)があります!(上映作品についての質問などが監督に直接出来るかも!)

他大学の方、2年生以上の方大歓迎です!映画を撮ってみたいという気がある人ならどんな人でもどうぞ。いやむしろ撮る気がなくてもどうぞ。というより映画に興味が無くてもどうぞ。ということでどんなひとでも歓迎します。
合わせて映研とは直接関係がないのですが、主にナカミチとコンノが関わっている北大ショートフィルム第3弾の新入生歓迎イベントの告知をさせてください。

ノーベル化学賞受賞記念
『鈴木章先生と一緒に映画を作ろう!』
日時:4月23日(土) 13:00~14:30(第1部)、18:00~19:30(第2部)
場所:北海道大学内遠友学舎(北18条門から入って右手に見えるガラス張りの建物) Google Map
内容:
 特別ゲスト・早川渉監督(『壁男』(2006年)、北大映画研究会出身!)による映画制作の紹介
 江口彰プロデューサーによる北大ショートフィルムの紹介
 北大映画館プロジェクト、北大映研、カタリバによるサークル紹介
現在製作中の北大ショートフィルム第3弾の紹介が主な内容になります。なんと今作ではノーベル化学賞を受賞された鈴木章先生がご出演されます!(なんというビッグプロジェクト)
プロの映画製作ってどんな感じなのか知りたい方にはぴったりの企画!早川監督に直接質問することも出来ます。

とまあ新歓イベント目白押しです。4月くらいしかこんなにがっつりイベントをやったりしないと思うので新入生は今がチャンスだと思います。(いやマジで)
現在北大映画研究会では、コンドウ作品(完成間近?)、モリモト作品(日程が合い次第撮影)、ナカミチ作品(脚本)、ツシマ作品(脚本)、マツモト作品(企画?)、コンノ作品(企画)、スガワラ作品(編集、企画?)などが動いている模様。(ざっと今思い出せる限り)
このほかにもきっと部長に隠れて企画を練っていたりする伏兵がいると思うので実際の数はもっと多いはず。精力的でなかなか良いですね。ぜひ全員の完成作が観たい!
最近観た『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』が個人的には結構好きでした。「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」、それは日本のことなんですが、東京を飛び出した主人公達がどこにあるかも知らない網走目指して出発するあの興奮は、まさにアメリカンニューシネマのあの興奮!でもあんなに一筋縄でいかないのがこの日本という国の堅牢さなのです。彼等がぶち当たった壁とは何か。ぶっ壊したかったものとはなんだったのか。おすすめの一本です。
「海」というものが柔らかい壁として主人公達に立ち向かってくるという暗喩的表現が好きです。日本は島国で四方を「壁」に囲まれており、彼等は網走の先を知らないのです。
おやすみなさい。明日上映会でお会いしましょう!

サバ読んで82歳(ツシマ)

今まで長い間頑張ってきた家のDVDレコーダーがついに音が出なくなりやがった。まあ、たまにこうなるんだけどね。放置プレイするしかない。VHSが観れないのが痛いが。「どですかでん」観たいのに…。
という訳で最近は専らパソコンで映画を観ております。今日は若松孝二「キャタピラー」、柴田剛「おそいひと」鑑賞。なんて濃い!
まずは「キャタピラー」の感想を。文字や映像の挿入は案外タブー視されるんだけど、この映画はがんがんやってる。思うに、震災があった後で観たからかも知れないけれど、戦争の本当の恐ろしさって、後からやって来るものだから。情報といえば、ほとんど日本軍のプロパガンダ、マイナスの情報は皆無という状況で、主人が両手両足無くしてきたら恐ろしいにもほどがある。なおも村人たちは彼を「軍神様」と崇めてくる。こうした一種の異様さが、資料を盛り込むことで、より臨場感を生む結果に繋がっていく(普通は逆なんだけど)。ラストはある意味での救い。あとやっぱり寺島しのぶの演技が素晴らしい。ワンカットで表情が全然違ってみえる。
続いて「おそいひと」の感想。主人公の障害者の俳優がとにかく味がある。冒頭のサイバーな映像があいまって人造人間みたいでかっこよかった。モノクロで映して正解。ただ冒頭のテンションは続かないとわかっていても中弛みの感はあった。あと若者との交流の描き方というか、何故みんなそんなに主人公に興味あんの?と思ってしまった。普通「キモっ!」で片付けられると思うんだけど。しかも割と美男美女ばかりだし。でも不思議な世界感の映画でした。
明日は劇場でも観た山本寛「私の優しくない先輩」を鑑賞予定。また泣くかもな。
追記。最近「侵略!イカ娘」を観たせいで、猛烈に語尾に「ゲソ」ってつけたい…。悪イカ!

チェホフスキの「眼」(ナカミチ)

昨日のブログにも書きましたが、ポーランド現代映画セレクションに合わせたワークショップがかでる2・7で開かれ、自分も参加してきました。ワークショップに参加した者の使命は参加出来なかった人たちに内容を伝えることである!(そして自分の中での理解力を高める!)と息巻いてカメラ携えてプラッと行ってきました。
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ワークショップ会場。ホワイトボードの横には大きく「災い」の文字が。ホワイトボードにも「WAZAWAI」と書かれています。
ゲスト講師はポーランド人ドキュメンタリー作家、ヴァルデマル・チェホフスキ監督。チェホフスキ監督は1952年ソスノヴィエツ生まれで、テレビ・劇場問わず様々な場で数々のドキュメンタリー作品を残した、ポーランドドキュメンタリー界のリーダーとも呼べる人物です。日本ではあまり有名ではないのですが、ポーランドでは若手の育成にも力を入れており現在でも精力的に製作をしています。
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講師のヴァルデマル・チェホフスキ監督。
まず監督は「ドキュメンタリーとは何か」ということについての自説を述べることから始めました。監督にとってドキュメンタリーとは製作者と観客の間の「疑問」によるコミュニケーションだそうです。製作者は作品によって観客に疑問を投げかけるが、同時に観客も作品を観た後では製作者に対して疑問を投げかけることが出来る。このようなコミュニケーションを経て、今まで見えなかった何かが見えるようになるのです。
監督は駐日ポーランド大使館の方から「今回の東日本大震災の被災地に向かうが同行しないか」と誘われ、福島県や宮城県を巡り、その様子をカメラにおさめました。そこで撮影した映像は『WAZAWAI』(2011年、27分、未完)としてまとめられ、ワークショップで上映されました。タイトルに「災い」を選んだ理由として監督は、「災い転じて福となす」という日本語のことわざに惹かれたためだと答えていました。ポーランドはチェルノブイリ原発事故があったウクライナのすぐ近くにあり、今回の福島第一原発の事故が他人事のように思えなかったと語っていました。
津波によって打ち上げられた漁船が田んぼのど真ん中に転がっていたり、商店街のど真ん中に転がっていたり、その被害は自分の想像以上でした。しかし自分にとってより衝撃的だったのは、自分の家が半壊したことを笑いながら語る女性の姿でした。「笑うしかない」というよりもむしろ、「もう片付けるしかない」といった諦めからの活力に満ちていて、衝撃を受けました。
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もう一本『ヴィンツェンスの足跡を追って』(57分)の上映がありました。こちらは時系列順に映像を並べた『WAZAWAI』とは打ってかわって、構成力で見せるドキュメンタリー作品でした。ポーランドの文学者であり思想家のヴィンツェンス(フルネームメモれませんでした。無念)の生涯を、彼を知る人たちへのインタビューによって明らかにしていく作品で、ヴィンツェンスの生まれ育ったウクライナのフツル地方の雄大な自然が美しい作品でした。こちらの作品は製作に10年を費やしており、それだけに密度の高い作品でした。そのせいなのか自分としては非常に難しく感じ、若干退屈な印象を受けました。恐らくヴィンツェンスの著作に一度も触れたことがないのも原因なのでしょう。国外での公開を想定していないと思われるので仕方ないでしょうが、ヴィンツェンスが著した作品の雰囲気が読み取れず、ドキュメンタリー作品としては少々説明不足かもしれません。
ワークショップ全体を通しての感想としては、もうちょっと踏み込んだ話が聞きたかったかなという感じでした。映像専攻の学生や、映像業界の人は比較的少なく、一般の方が多かったので作品の内容の方に話が集中し、自分が一番聞きたかった「ドキュメンタリーの本質」の部分にはほとんど触れずに終了してしまった感じがします。
それでもドキュメンタリー作品において音楽を使う重要性や、ドキュメンタリー作品の構成法の応用など興味深い話もたくさんありました。これで参加費が無料なのは安すぎる!(作品も観られるし!)
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映研から参加したのは自分とイバヤシの2名だけで若干寂しいかなとも思いましたが、時間的に仕方ないですね。このようなチャンスは何度もあると思うので、出来るだけ広範囲でアンテナを張ってあちこちに行けば貴重な体験が得られるはず。
意識の高い就活生のようなブログになってしまい読み直す気がなくなってきたのでそろそろ終わりにします。明日のポーランド映画が楽しみ。余力があれば成瀬巳喜男の『放浪記』を観て寝ます。おやすみなさい。

ポーランド映画を観に行こう!(ナカミチ)

昨日の上映会に来てくれた方々、ありがとうございました!
映研ってなんだか面白そうって思ってくれた方が一人でも多く入ってくれると嬉しいです。
突然ですがなんと北大でポーランド映画の特集上映がこの土日に行われます。
映研部員にはメーリスで回してあるのですが、一応ブログにも載せときます。
映研に興味があるという新入生の方も大歓迎!ぜひ参加を!
以下メーリスからのコピーです。

16日の鑑賞会は福本の家とアナウンスしましたが、ポーランド現代映画セレクション2004-2009が土日に開催されるということでそっちに映研で行きましょう!
当日一応全員揃ったか確認したいので参加者はメールください。
16日(土)、12時45分学術交流会館前集合(北大正門から入って左側に見える建物)で!
「裏面」(2009年、ボリス・ランコシュ監督)と「救世主広場」(2006年、ヨアンナ・コス=クラウゼ、クシシュトフ・クラウゼ監督)を観ようと思います。
料金は学生1本500円です。
加えて金曜にはこのイベントの一環でワークショップが開かれます。
俺は参加するつもりなので映研部員だったらぜひ参加を!(登録・参加費不要!!)
上映日程とワークショップの詳細は以下に!
http://sapporocinema.net/report_detail.php?ID=796

邂逅天国(ツシマ)



昨日祈ったおかげかコンビニ行ったらエコーがありました。よかったー。多分また品薄になる気がするけど、とりあえずよかったー。
よかったといえば以前原稿を依頼されたアングラフリーペーパー「ガリゴランド」がついに完成しました。素晴らしい出来になっていて嬉しい限りです。ガリゴランドはキノカフェ(シアターキノ内)とATTIC(南3西6長栄ビル4F)に置いてあるそうなので立ち寄った際には是非。
いよいよ新歓だー。新入生の皆さん、あまり緊張なさらずに。好きな映画、好きな音楽、好きな小説、好きな漫画さえ答えたらなんとかなります。映研一同心よりお待ちしてます。

春風交差(ツシマ)

最近「けいおん!」のDVD5巻を借りたら何故か6巻が入っていて非常にセンチメンタルなツシマです。
金が底を尽き、借金生活をしております。こういうときに限ってトイレットペーパーが切れたり、電球が切れたり、洗顔フォームが切れたりとサノバビッチな事態が起こるから嫌だ。あとタバコが、エコーが無い。エコーが240円に対し、今吸ってるピースが440円。高いぞコノヤロー。JTさん、頼んます。
気持ちがクサクサだったので、今日は松本大洋作品を読んだ。「花男」が前より好きになった。「ナンバーファイブ」は明日読もう。
日付変わって明日は新歓だ。新入生の皆さん、お楽しみに。僕も楽しみにしてます。ぐっない。

’11 春新歓情報

新入生歓迎上映会の情報


北大映画研究会に興味をお持ちのみなさんのために、今年も新入生歓迎上映会を開催します!!  入部希望の方、興味本位の方、単に映画が好きな方、どなたでもお気軽にお越しください。 また、2年生以上、院生の方などで新歓から入部した方も多くおられます。他大学の方などでも大歓迎です!!  他サークルとの兼部の方もたくさんいます。

  • 4月12日(火) 高等教育推進機構 E217 18:30~
  • 4月22日(金) 高等教育推進機構 E217 18:30~
  • 4月28日(木) 高等教育推進機構 E217 18:30~

上映終了後、上映会にお越しくださった方達と一緒にお食事会などを持ちたいと思います。

※ 高等教育推進機構(別名 教養棟)
場所はここをクリック!
 

上映スケジュール

4月12日(火)

 

 

4月22日(火)

  • 「自壊」(對馬 考哉 監督、34分、2008年)
  • 「M本君の逆襲」(菅原 竜太 監督、7分、2009年)

 

4月28日(火)

  • 「インスタント葬」(中道 駿 監督、7分、2011年)
  • 「(タイトル未定)」(近藤 絵 監督、約20分、2011年)
  • 「空守の夢」(房川 立樹 監督、11分、2007年)

※上映スケジュールは変更になることがあります。

何かわからないことがあったらお気軽にメールしてください。
お答えします。
メール : hu.cinema.m@gmail.com