合宿(ナカミチ)

やっぱり映研の中で最高のイベントであり続けてくれた合宿をナカミチ視点で振り返ってみようと思います。
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合宿スタートの朝からギリシャ彫刻のような凛々しさ。サングラスは調子に乗りすぎたと語る。
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女子が先に集合し男子は8割方遅刻。
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我らがナカミチ車は小樽へ。スケベアーとおはまんべさん。
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逆光なのに眩しそう。
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基本的に何も買わなそうな人たち。
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視線の先には。
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「夏のセックス教室 海と山の誘惑 ドクトル・チエコ著」
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飯はお前らが決めな!のポーズ。
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カメラマンのくせに一番画になる。
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小樽は歩いているだけでなんだか楽しい。
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立ち位置とポーズまでカメラマンに指定されたおはまんべさん。
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試食という他人の善意を骨の髄までしゃぶり尽くす方々。
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金を払って幸せを五臓六腑に染み渡らせる方々。
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究極の運転放棄法に1年生は唖然。
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余市のそれほど綺麗でもない海岸。
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それほど綺麗でもない海岸に降り立つ。
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早速遊び道具を見つけ出す。
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立ち位置とポーズまで指定されたウジ。お金のない売れないバンドのアー写のようにキマっています。
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海は人を笑顔に!
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いざ神威岬。カメラを意識する人には罰としてフォーカスを当てません。
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登山コースが既に絶景。
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日没までみんなで待とう。
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菊池曰くブラジルでは今ちょうど陽が昇っているところ。
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はしゃぎまくるカメラマンたち。
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今日もお疲れ様。
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直前に下ネタをしゃべってゲラゲラ笑っているコンノさん。
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コテージに着くやいなやジェンガ大会。
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目がマジ。
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カメラマン泥酔により夜の写真がポッカリ抜けております。
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合宿の朝って毎年死ぬほど空気が綺麗な感じがして好きです。
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合宿の朝の片付けは過酷を極めます。
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左のイバヤシさん「片付け大変よねー(キクわー)」
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棺桶の中身みたいと話題。起きない。
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起きない。
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起きた。
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おはよう。
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どんなに辛くても朝はやってきます。おはよう。
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集合写真撮るよー!
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はい、チーズ!
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次はポーズを変えて!土下座の2人には悲しい過去が。
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帰り道には宇宙に寄り道。
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いざ宇宙!
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「宇宙もちょろいな」
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宇宙の次は深海を攻めるぜ。
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「深海も思ったよりちょろいな」
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「ファー…」
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ミチガミ「口めっちゃキモいっすね!」
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魅惑の深海パーティ。
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釣りができなくて仕方なく餌をあげる方々。
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コンノ「どうやったら餌がもう無いの理解してもらえるかねぇ…」
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タラフクにいる時のツシマさんに激似と各方面から大絶賛。
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ショーからショーへ歩きついで行くのがキツい。
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無茶苦茶飛ぶ。
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ミチガミファン応募者全員サービス記念ブロマイド。
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さぁ帰ろう。

映研昭和音楽部第1回(ナカミチ)

「毎週水曜19時半、ナカミチ宅、各自今週の1枚とそれについてのA41枚レジュメ持参、酒は各自持参」というシンプルなルールに基づいて行われる映研昭和音楽部がついにスタートしました。第1回目の様子を少しだけレポートしてみようと思います。結果から言えば大成功だったと言えましょう!
いしだあゆみ&TIN PAN ALLEY – アワー・コネクション (1977/04/25)(イバヤシ)
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まずイバヤシが紹介したのはいしだあゆみとTIN PAN ALLEYのコラボ作『アワー・コネクション』。シティポップスの大名盤として名高いこのアルバムはとにかく歌詞が素晴らしい!全曲の作詞を担当しているのは橋本淳で、この人は「ブルーライト ヨコハマ」も担当した売れっ子作詞家。さらに作曲を担当しているのは細野晴臣と萩田光雄の2人で、細野は紹介不要だと思いますが、萩田は岩崎宏美やH2O、太田裕美まで手がける作曲家。と、このように信じられないようなメンツによって支えられたこのアルバム。
しかし一番の魅力はやはりいしだあゆみの語り!「一人ソファーに寝転んで…」という入りだけで鳥肌が立ってしまう、そんな魅力を持ったこのイントロがなければこのアルバムはあり得ないように思います。歌う前にしゃべる文化というものが昭和の音楽には根付いていたはずですが、現在はあまり見かけないように思います。これから昭和音楽部は「歌う前にしゃべる文化」というものも一つのターニングポイントとして昭和音楽を散策していくでしょう!
参考ページ:Music Avenue : いしだ あゆみ&TIN PAN ALLEY FAMILY_アワー・コネクション
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歌う前にしゃべりまくる連中、Parliamentについてはこの素晴らしい本を読んでね。

ブラック・マシン・ミュージック―ディスコ、ハウス、デトロイト・テクノ ブラック・マシン・ミュージック―ディスコ、ハウス、デトロイト・テクノ
(2001/08)
野田 努

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大貫妙子 – SUNSHOWER (1977/07/25)(ナカミチ)
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次にナカミチが紹介したのは、こちらも「黄金の年」77年の名盤、大貫妙子の『SUNSHOWER』。ほぼ全ての編曲を坂本龍一が担当しており、ドラムにNYのAORバンドStuffのクリス・パーカーを迎えたこともあってかなり都会的な一枚。しかし歌詞をよくよく見ていくと、作詞家「大貫妙子」が叫んでいるのは「都会からの脱出」というキーワードなのである。皮肉なことだが、時代が大貫妙子のこのアルバムをシティポップス的な都会アレンジへとまとめてしまったのである。私たちは目に見えづらい「時代」というものをうまくパッキングしたアルバムとしてシティポップスの大名盤『SUNSHOWER』を受け止めると同時に、ライターとしての「大貫妙子」を正しく評価する必要がある。
荒井由実 – MISSLIM (1974/10/05)(ウエニシ)
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最後にウエニシが紹介したのは荒井由実の『MISSLIM』。文句なしの名盤ですが、特に注目したいのは「12月の雨」!荒井由実の作詞家としての才能は素晴らしく、「優しく牙を剥く」的な詩的センスで紡ぎだされる歌詞はこのアルバムに既に出現しており、「12月の雨」における「時はいつの日にも親切な友達 過ぎていくきのうを物語にかえる」という歌詞にはハッとさせられます。歌詞に東京各所を登場させるといった都会的センスも兼ね備えており、そのような意味でも後のシティポップス全盛期に与えた影響は大きいと考えられます。
昭和音楽部はこんな感じでこれからも毎週やっていきます。今週の昭和音楽部のように、昭和音楽部が終了したあとはみんなでDOMMUNEを観ながら踊ったり、音楽を聴きながら酒を飲んだり、映画を観たりしたいと思います。
それでは来週もお楽しみに。

読了本整理(ツシマ)

ピストルズ(阿部和重 講談社)
銀河鉄道の夜(宮沢憲治 新潮文庫)
すごい生き方(雨宮処凛 サンクチュアリ出版)
夜明けの街で(東野圭吾 角川書店)
ゴランノスポン(町田康 新潮社)
八日目の蝉(角田光代 中央公論新社)
重力ピエロ(伊坂幸太郎 新潮社)
フィッシュストーリー(伊坂幸太郎 新潮社)
アヒルと鴨のコインロッカー(伊坂幸太郎 東京創元社)
ゴールデンスランバー(伊坂幸太郎 新潮社)
反哲学入門(木田元 新潮社)
蜘蛛の糸・杜子春(芥川龍之介
新潮文庫)
人魚の嘆き・魔術師(谷崎潤一郎 中公文庫)
田紳有楽・空気頭(藤枝静男 講談社文芸文庫)
雁・ヰタ セクスアリス(森鴎外 角川文庫)
家族八景(筒井康隆 新潮文庫)
ゴッドスター(古川日出男 新潮文庫)
蒼ざめた馬(ロープシン 岩波現代文庫)
未確認家族(戸梶圭太 新潮文庫)
夏と花火と私の死体(乙一 集英社文庫)
上海ベイビー(衛慧 文春文庫)
高野聖・眉かくしの霊(泉鏡花 岩波文庫)
スクールアタック・シンドローム(舞城王太郎 新潮文庫)
昨日(アゴタ・クリストフ ハヤカワepi文庫)
人斬り以蔵(司馬遼太郎 新潮文庫)
晩年(太宰治 新潮文庫)
ディスコ探偵水曜日 上・中・下巻(舞城王太郎 新潮文庫)
百(色川武大 新潮文庫)
母の発達(笙野頼子 河出文庫)
木橋(永山則夫 河出文庫)
ブエノスアイレス午前零時(藤沢周 河出文庫)
酒気帯び車椅子(中島らも 集英社文庫)
アメリカひじき・火垂るの墓(野坂昭如 新潮文庫)
灘の男(車谷長吉 文春文庫)
1ヶ月以上実家にいて読んだ本はご覧の通り。計35冊…1日一冊ペースくらい。これに漫画を加えると、80冊くらい。以前に読んだ本も結構あるのですが、やっぱり藤枝静男の「田紳有楽・空気頭」が面白かった。「あんたら、何やってんの!?」感が大好き。新しく読んだのだと舞城王太郎の「ディスコ探偵水曜日」が凄かった。面白いという意味ではなくて、ただものすごいことをしているなぁ~という印象を受けた。
明日札幌に戻ります。よろしく。