みなさん、こんにちはー!はじめまして、北大映画研究会(4月から)2年目の「きゃない」と申します!新歓ブログリレー4番手、ゆるっとお付き合いください!
まずは、自己紹介をちょっとだけ。
出身は愛知県、味噌と濃い味の国から北の大地へやってきて、こちらでの春はまだ二度目の文学部、新2年生です。この春はみなさんに映画研究会の新歓イベントの情報やいろいろなことを発信する広報担当として、ちょくちょくTwitterに顔を出すと思います(よろしくね)。
音楽好きでロックは大体なんでも聞きます。好きなYoutuberはパオパオチャンネル(愛が溢れた様子はこちら)。最近「グリーンブック」観て超感動しました。でも普通にハリポタとかジブリとか、あとソラニンとか大好きです(ここで浅野いにお好きがバレる)。
人生のモットーは「モットーなし」。
そんな僕はじめ、いろんな個性あるひとたちが仲良くすごす映画研究会についても、これまたちょっとだけ。
ここ北大映画研究会は、北大や近くの藤女子大学などから集まったひとたちが、映画が大好きな人からほとんど見ない人まで、楽しく過ごしているサークルです。
主な活動は「映画を作る」ことですが、そのほかにも部員同士で一緒に映画を見に行ったり、誘い合わせて遊びに行ったりと、いろいろしています。すごいのは、60人も部員がいながら同調圧力がまったくなくて、みんな思い思いの関わり方で活動しているということ。
映画という共通項で限りなくゆるっと繋がったサークル、それが映画研究会です。
あー、わかります。説明、ちょっとふわっとしすぎじゃない?って顔してるの見えます。白状するとめんどくさくてふわっと書きました。ごめんなさい。
じゃあもうちょっとだけ、主な活動の「映画を作る」ことについて話しますね。ちょっとだけですよ、めんどくさいなぁ。
映画研究会では、いわゆる自主映画を作っています(自主映画とは、商業を目的として作られてない映画。『カメラを止めるな!』はこの類です。あれは例外的に超売れたけどね)。
自主映画をつくる流れは簡単。
1. まず誰かが映画のお話、筋書きをつくります。筋書きは「脚本」として文字に起こされます。
2. 脚本ができたら、チーム集め。
映画に出てもらうキャストさんや、カメラマンとか音声とかのスタッフを集めます。この先の仕事は「監督」がリーダーとして主導します。だいたい脚本を書いた人が監督します。
3. 撮影を行う前に、読み合わせ(脚本のセリフや演技などを前もって確認すること)やロケハン(映像を撮る現地に前もって行き、どう撮るかを確認すること)など、準備をいろいろします。1、2と並行することも。
4. いよいよ撮影。
いちばん映画研究会らしいところです。主に土日に行ってます。
5. 撮影が終わったら編集作業を監督が行います。
撮った映像をつないだあと、映像の色を調整したり、音楽や効果音、テロップをつけたり。完成形に持っていく作業です。
6. 完成!あとは上映するだけ。
たった6ステップで出来上がりです。実際にはもっといろいろ…ってこともなく、本当にこれだけ。
映画づくり、というと複雑で難解な作業が続きそうなイメージを持つかもしれませんが、これだけです。
難しいことはなーんにもありません。
必要な技術はそんなに多くないですし、みんな撮影の中で覚えています。北大映研では、役職の縦割りがなくて自分がやりたい役職をなんでもできるので、いろいろ経験もできます。
全然ガチじゃなくても普通に楽しいです。例えば僕はステップ1、お話を作って脚本を書くところを主にやりたいなと思って入ったんですが、去年の前期はキャストとして他の人のプロジェクトに入って、血糊つけて死んだ演技したりしてました(その時の写真見たい人は新歓来てね)。どんな形でも関われるのが映画研究会のいいとこです。
で、テーマがなんなんだっけ。いろいろ脱線しすぎましたね。えーと?「新入生へのアドバイス」でしたっけ。
まともな生活を送ってないのでそういう類のアドバイスは他の人に任せるとして、日頃思ってることを一つだけ。
「とりあえず飛び込んだ方が楽しいし、失敗した時にもネタにできるよ」。
昔から興味があることとかはとりあえずやってみる性格だったので、高校生の時とかには有志の集まりで、演劇なんか人生で一度もやったことないのにミュージカルの脚本を書いて曲を作って準主演で出演したりしてました(死ぬほどしんどかったけど)。
そういう風に過ごしてると、ときどき人から言われるんです。「すごいな、そんなこと私にはできないよ」って。
お世辞で言ってくれてるのかもしれませんが、もし本当にそう思っているならそれはまったくの間違いです、だって俺もできないんだもん。
「やりたいけどできない」ことだけど、それでも「できないけどやりたい」から後先考えずにとりあえず飛び込んでみて、そこからどうにかして形にしようとして、最終的には一応できた、それだけ。
特別な能力も幸運もあんまり関係なくて、ただ飛び込んで、飛び込んじゃったからどうにかやって、どうにかやり遂げられる。
何事もそういうものじゃないかなと思うんです。
「飛び込んじゃえば実はできること」がこの世にはいっぱいあって、だけどみんな「やりたいけどできない」ってやらないでいるだけなんだと思います。
大学生でいられる時間は長いようでとても短いけれど、一つのことに突き進むもよし、視野を広げるもよし、はたまたゆっくり過ごすもよし、自分のために多様な時間のかけ方ができる唯一の期間だと思います。その時間の使い方を決められるのは外でもないあなた自身です。
その選択肢のなかで、もし「やってみたいけど、自分にはできそうにないな」って思って手放そうとしてることがあるのなら、すこしだけ思い出してください。
「できなくても、やりたいなら飛び込んじゃえ!あとのことは未来の自分がどうにかしてくれるよ!」
もし「失敗が怖い」という不安があるなら、こう思ってみてはどうでしょう。
「ネタにすればいいさ」って。
失敗したことなんて、あとから「ダメだったわー」って笑い話にしちゃえばいいし、世の中大抵のことは笑い話にできます。
思い切って飛び込んで、ダメだったら話のタネにしちゃえばOK。そうやって新しい世界の扉を開けていけば、楽しい大学生活が待ってるんじゃないかなと思います。
そして、もし自分の大学生活の中で少しでも「映画を作ってみたい」「お話を書いてみたい」「カメラを構えてみたい」「映画に詳しくなりたい」などなど…映画の世界に飛び込んでみようかなと思ってくれたなら、ぜひ僕たちのもとを訪れてみてください。個性豊かな部員たちの過ごす愉快な日々の扉を開けて覗きにきてみてください。
あなたの知らなかった世界が開けるかもしれません。
以上、結局まあまあ長くなっちゃいましたね。最後まで読んでくれた方には新歓で僕から感謝の言葉を贈らせていただきます。合言葉は「モットーなし」。どしどしお待ちしてます!
冗談はさておいて。
ブログリレー4番手、こんな感じで失礼します!次回もぜひ読んでくださいね!