春新歓ブログリレー#2 映画がお好き?結構。ではますます好きになりますよ

こんにちは

昨日は北大前期入試の合格発表でしたね。合格した皆様、おめでとうございます。入学した暁にはぜひ北大映画研究会の新歓へいらしてください。

さて、新歓広報担当の相原君に「ブログには必ず新入生にアドバイスを」と言われているので一言だけ……

とりあえずどっかの部活orサークルには入りましょう

 大学は高校と違い人間関係が希薄なので人脈が作りにくいです。北大はクラス編成がありますが、6月の楡陵祭が終わればもう集まることはありません。ですのでサークル等の団体に所属するのがベターです(別に映研でなくとも)。

アドバイスはこれぐらいにして、あとはテキトーにスペースを埋めておきます。読み飛ばしてください。で、今回のテーマは

古今東西プロパガンダ・戦意高揚映画のすゝめ

 プロパガンダ・戦意高揚映画は国民団結度の増大や外交において取り得る最終手段の遂行及び目標達成のため、「緻密に」計算された映画であって、つまるところの人類の英知の結晶なのです。なお、本稿の記載内容は全て著者の妄想であり、ここから読み取れ得る主義・思想は本団体の公式見解ではありません。誤解のなきようよろしくお願いいたします。筆者が最初に名乗らなかったのはこういうことだ!

早速本題に入りますが、まずプロパガンダ映画といえばソ連。それもそのはず同志レーニンの「すべての芸術の中で、もっとも重要なものは映画である」との考えからプロパガンダとしての映画が重要視されたからだ。第二次大戦前の作品で最も有名なものとしてはエイゼンシュテインの「戦艦ポチョムキン」が挙げられる。しかし、こっちから言わせてもらえばこの映画は芸術的すぎる。ソ連製プロパガンダ映画の真骨頂は戦後にあり!そこで紹介するのがこちら

『ベルリン陥落』(1949)

映画に出てくる同志スターリンのそっくりさん

映画に出てくる同志スターリンのそっくりさん

この映画はWWIIのソ連の物量をそのまま表している。馬鹿みたいにエキストラ・戦車・航空機・火薬を準備して、大迫力のソ連軍の人命軽視物量攻撃戦闘シーンを作り出すことで観客をくぎ付けにし、そのまま洗脳政治思想を植え付ければいいや、という魂胆である。一言でいえば下品。つまり同志スターリンは偉大であるということだ。極めつけのラストシーンではベルリンに、大の飛行機嫌いなのに何故か飛行機から降り立つ同志スターリンを連合国軍が総出でお出迎えする。つまり同志スターリンは偉大であるということだ(大事なことなので2回言いました)。ちなみにこの映画にはヒトラーのそっくりさんも出てくる。

ではヒトラーつながりでドイツのプロパガンダ映画も紹介しよう。

『意志の勝利』(1934)

軍靴の音が(ry

軍靴の音が(ry

 

‐‐本項の記述はドイツ連邦共和国政府により削除されました‐‐

 最後に我が大日本帝国の素晴らしき戦意高揚映画について少し書こう。戦前から戦中期にかけて大量に制作された戦意高揚映画も現在我々が視聴可能なものはごく少数である。代表的なものとしては『ハワイ・マレー沖海戦』や『雷撃隊出動』『加藤隼戦闘隊』など東宝作品ばかりである。

我が帝国海軍は最強なのだ

我が帝国海軍は世界最強なのだ

基本的な内容としてはどれも「日本の兵隊さんは強くて優しくてかっこいい」というものだが、それもそのはず全て史実通りだからだ。陸・海軍省の検閲協賛があったからだ。したがって精神論のオンパレード。伊東ラ〇フ先生の「がんばれ がんばれ」の元ネタは藤田進先生のセリフ。そのわりに撮影には非協力的な部分があったので、発達したのが特撮文化である。実写映像を織り交ぜながら、ミニチュアで撮影したシーンを挿入することでリアルな迫力のある戦闘シーンを作り出している。このおかげで、一部の映画のフィルムは特撮なのにも関わらず、実際の映像だと信じて疑わなかった無能集団GHQにより戦後没収されたという逸話もある。

 

さて、何故かここまで読んでしまった諸君。「時間を無駄にした」と思ってることだろう。全くその通りである。大学4年間はあっという間に終わってしまう。だからこそその限られた時間を有効に使うように!以上

 

次の担当は神田君です。よろしくお願いします。ここまでふざけたんだから…わかるよね?

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