「LEGO®ムービー」レビュー(池田)

LEGO®ムービー(原題:The Lego Movie)

 

 

予告編

2014年アメリカ/デンマーク/オーストラリア

監督、脚本:フィル・ロード、クリストファー・ミラー

製作:ロイ・リー、ダン・リン

音楽:マーク・マザーズボー

撮影:バリー・ピーターソン、パブロ・プレイステッド

声の出演:クリス・プラット、ウィル・フェレル、エリザベス・バンクス、ウィル・アーネット、アリソン・ブリー、チャーリー・デイ、リーアム・ニーソン、モーガン・フリーマン他

あらすじ

すべてがレゴで構成されたブロックタウン。無個性な作業員ミニフィグのエメットはマニュアル通りの生活に何の疑問も持たず暮らしていた。ある日、建設現場の穴に転落した彼は不思議な世界にたどり着き、世界を救う「選ばれし者」と勘違いされる。悪のおしごと大王が企む世界征服を阻止するためにエメット達は冒険の旅に出る。

 

 

レビュー

デンマーク生まれの知育玩具レゴをテーマにしたCGアニメ。幼少期にレゴで遊んでいたのでこの映画は大当たり。しかし観客が小さい子とその親ばかりで場違いさを感じて恥ずかしかった。

建物や車はもちろん、本編前のワーナーのロゴ、爆炎、水しぶき、石鹸の泡、レーザー光線と何もかもをレゴで表現。画面中がレゴだらけ。序盤のチェイスシーンは『ワイルド・スピード』並みの迫力。玩具だからとバカにできない出来。

 

 

マスタービルダー(想像力豊かなフィグのこと)の集会シーンでは他作品のキャラや実在の有名人のフィグが登場(スーパーマン、NBAのシャキール・オニール、リンカーン大統領、シェイクスピア、ダンブルドア校長、ガンダルフなど多数)。スター・ウォーズのキャラの扱いが可哀想。

 

レゴだからこそ成り立つ設定が面白い(フィグの弱点が接着剤と除光液、建築現場の設計図が組み立て説明書)。終盤はかなりメタフィクションになる。主人公側vs悪役の構図が、自由な発想をもつ〇〇と型にはまった〇〇の関係とつながっている。物語のカギを握る「奇跡のパーツ」の正体が〇〇〇の〇〇なのがいいアイデア。

レゴの面白さを再確認できた作品だった。日本語版予告は流行語の嵐で酷評されまくっている。2017年に続編が公開予定(IMDbの情報)

【新歓ブログリレー企画】おはようたまご(宮原)

 

おはようございます。土曜日担当の宮原です。

日曜日になりました。朝です。おはようございます。

朝ごはんにコストコのワッフル食べたよ、おいしかったよ。

気が付けば、もう3月も終わるわけで。なんだか、そわそわしちゃう時期ですね。

反省と期待といいますか、そんな気持ちになっちゃうのです。年末にもよく、そんな気持ちになっちゃうやつ。

新入生の皆々様は、もうピッカピカですかね!わ~早く会いたいなあ!

私も、2年生になるので映研中堅アイドルに昇格したいです。ふぁいと。

 

昨日は「アナと雪の女王」観に行きました。

吹き替えで。面白かった。綺麗だった。

いつになってもプリンセスには憧れるものです。

1番好きなプリンセスはベルです。王子様はフィリップ王子が1番好き。

お話が1番好きなのは白雪姫かな。

ジブリで1番好きなのはトトロ。

魔女の宅急便も好き。

 

みなさんは、何がお好きですか?

 

今日も元気に頑張りましょ~

【新歓ブログリレー企画】CMが完成しまして、(社本)

  社本です。週末の夜、皆さんいかがお過ごしでしょうか。私は外に出て人に会うと無性に疲れる体質にこの春休みでなってしまったのでさっきまでうとうとしてました。悲しきかな、コミュ障。 CMの監督たちで本日は打ち上げに行ってまいりました。 飯田葉月氏の勤める某田舎のラーメン屋に押しかけてまいりまして 1396078929826     彼女が今日とった写真映研のブログに上げて、とせがむのでいっちょブログも書いてやろうと発起しました、えへへ。  1396091276289     おいしい!!!!   もぐもぐしながら他愛もないこと喋ったりCMの話したり 監督、出演者、その他スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。   帰り道に行きで発見した駄菓子屋さんに寄って 1396091277841   OH!ノスタルジック! DCIM0711   駄菓子とバンバ 撮ったときも言ったけどこのバンバすごい遺影にぴったりの表情してる この写真遺影にお勧め ほんと DCIM0715   DCIM0716   DCIM0712   三人とも買っていた唇のグミでひとしきりはしゃいで帰りました 駄菓子屋さんまじで楽しかった すっごいテンションあがった 私すげえうるさかったと思う そんなかんじの三月の終わり DCIM0719     で、今回私とバンバ、高峰くんがそれぞれ監督をね、務めてCMを撮影したわけなんですけども 二人のCM見てね、感想がああ彼ららしいな、って 率直な意見それなんですけど 各々が全然違った形で映研をPRしてるのがおもしろいなぁ、って 映画が好きで好きでたまらん、そして血の表現のバンバと人間に焦点をあてている、けどちょっとひねくれた(貶してないよ、表現がこれ以外に見つからないんだごめんね・・・)映研的観点の高峰くんと 私のは・・・うーん、自分のものは自分じゃ客観的に見られないのでよくわかんないんですけど おもしろいな!!!って!!!!おもった!!!!!! 私のCMは二人に比べてかなりシンプルで、キャストと私、急遽撮った二本目は山木さんに照明をしていただいたくらいで(本当にありがとうございました)人手も最小限に収まった形なんですが、本当は一本目の背景に夕日が入って欲しかったんですが、それでも私の撮りたいものはこれだったと思うし、我ながら美しいし、キャストはこの人たちに頼んで本当によかったと思うし、表現したい世界が表現できてとてもよかったな、と思います 技術的に足りないこともいっぱいあるし、初めてだし、こんなのカスだ馬鹿って言われたらその通りなんですけど、でも私の持ってる世界はこれだ、こんなものが好きだ!ってかんじ そんな かんじ でもおごってるわけじゃないんでいやほんとぼろくそにだめだって言われたらへこむんでやめて 編集作業苦手だし、撮る前はできるのかとかいろいろうーーーんってなったんですけど、撮ってよかったなって 公開してから数人から結構ガチでお褒めの言葉もいただけて、私がやりたかったことに共感してくれることもすごく嬉しいと思いました   映画を撮るっておもしろい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(結論)  

【新歓ブログリレー企画】The Producers(本多)

金曜日の本多です。

久々にやってみたゲーセンのコインゲームで奇跡の大当たりが連発し、一夜でコイン長者になりました。

あと、今週は珍しく映画を観ました。ミュージカル映画です。

『The Producers』(2005)

2005年の『プロデューサーズ』は、2001年のミュージカルを元にしたミュージカル映画(日本での公開は2006年)。製作はメル・ブルックス、監督はミュージカル版の演出と振付を行ったスーザン・ストローマン。ミュージカル版の主演であるネイサン・レインとマシュー・ブロデリックがそのまま主演している。また、映画版オリジナル・キャストとしてウーラ役にユマ・サーマン、フランツ役にウィル・フェレルが出演している。(wikiより抜粋)

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ミュージカルのプロデューサーになることが夢の臆病な会計士と落ちぶれて金に汚れた現職プロデューサーがコンビを組み、集めた資金を持ち逃げするため、ゲイとナチとババアを使って一夜打ち切り確実の失敗作をプロデュースする。この文だけみると意味が分からないけど、簡単にあらすじを書くとこうなる。

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どこからどうみてもゲイ。他にも色んな種類のゲイが出演。安定の面白さ。

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ハイル・マイセルフ!

ゲイのヒトラー。ネオナチ大激怒。

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ババア。紛うことなきババア。歩行器を携えて迫力の大行進。

頭を空っぽにして明るい気分になりたい人や、ゲイやナチやババアをまとめて観たい人にオススメです。

 

【新歓ブログリレー企画】先週の金曜(新川)

どうも新川です。今日は髪を切らなければならない日でした。10ヵ月ぶりの散髪が僕に与えた影響は大きく、自分の耳の全貌を観たのがいつ以来か、記憶を遡ってもわからない始末です。未だ鏡を見てもそれが自分だという確信が持てません。それとも、髭を剃られた時に顔の形を変えられてしまったのでしょうか?

 

さて、先週の金曜のことです。伊藤計劃のSF小説『虐殺器官』と『ハーモニー』の劇場アニメ化が発表されました。後期の期末テスト期間に、ついハーモニーを一気読みしてしまった思い出のある僕はこの話を聞いたとき、衝撃のあまり”意識を失”い、”恍惚”な状態になってしまいました。虐殺器官にはあまりないですが、ハーモニーでは映像化にあたって、小さいことでは「トァン」とか「ミァハ」といった名前の発音がどうなるのかということ、大きなことではあの「etmlで定義されたテクストデータ」という小説ならではの形式をどうするのかということが非常に気になります。ひとまず、映像という全く違う媒体でどうなるのか、期待して待つことにします。

ところで、伊藤計劃は大の映画好きで、生前運営していたブログではよく映画の評論をしていたことが知られています。その映画評の一部は―賛否ありますが―書籍化もされています。その影響なのか、虐殺器官の主人公クラヴィス・シェパードは少し昔の映画好き(作品の舞台は近未来)であり、本編でも何度か実在の映画に対して言及がありました。僕が気が付いた範囲では、直接題名が出たものでは、『2001年宇宙の旅』『エンゼル・ハート』『キャリー』『プライベート・ライアン』『パルプ・フィクション』『太陽の帝国』『初体験/リッジ・モンドハイ』『マッドマックス』『世界残酷物語』、題名は出ないが固有名詞等でわかるものでは、『地獄の黙示録』『ガントレット』『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』がありました。まだ観ていないものはそのうち観ようと思います。映画以外から映画に興味を持った自分は、どうしてもこういったところからの出会いが多い気がしますね。まだ純粋に映画と向き合えていない気がします。

 

そういえば、映研がどんなサークルなのかを紹介するCM4つが、今日このホームページ上に乗せられたようです。この記事を読んでいる方は是非、ブラウザを閉じる前にそちらもご覧ください。僕も今から観ます。ちなみにですが、その更新が影響したのか、僕がこの記事を書いている最中に一度ログインが解除され面倒くさい目にあいました。

「刑事ジョー ママにお手上げ」レビュー(池田)

刑事ジョー ママにお手上げ(原題:Stop! Or My Mom Will Shoot)

 

 

予告編

1992年アメリカ

監督:ロジャー・スポティスウッド

脚本:ブレイク・スナイダー、ウィリアム・オズボーン、ウィリアム・デイヴィース

製作:アイヴァン・ライトマン、ジョー・メジャック、マイケル・C・グロス

音楽:アラン・シルヴェストリ

撮影:フランク・ティディ

出演:シルヴェスター・スタローン、エステル・ゲティ、ジョベス・ウィリアムズ、ロジャー・リース、マーティン・フェレロ、ゲイラード・サーティン、ジョン・ウェスリー他

あらすじ

ロス市警の刑事ジョー(スタローン)の元へニューアークから母親トゥティ(ゲティ)がやって来た。過保護で世話を焼きすぎる母にジョーはうんざり。彼の銃を壊してしまった母は息子のために怪しい男たちから非合法な銃を購入。それが原因で事件に巻き込まれる。

 

 

レビュー

『ロッキー』『ランボー』『コブラ』のアクション俳優スタローンが路線を変えて出演したコメディ。スタローンがコメディで初主演を務めたのは1991年の『オスカー』で、失敗作だ、面白くないと酷評されてしまった。

ジョーは腕利きの刑事なのだが母が来てからは振り回されっぱなし。母が息子への愛情ゆえに、息子の幼少時の写真を持ち歩きキャビンアテンダントや同僚に思い出をベラベラ話す、大量の朝食をつくる、拳銃を洗剤で洗って壊す(これが後の事件につながる)と大きすぎるお世話を焼く。自分もこういう経験があるのでスタローンに同情した。

年配の人はなぜ若い人にたくさん食べさせようとするのだろうか。「若者=常に空腹」だとでも思っているのか?過去の話を勝手にしゃべるのは愛情ゆえと分かっていても嫌なものである。

この母親、かなり度胸がある。治安の悪い地区の鉄砲店に行ったり、ガラの悪い男に値引きを要求し、銃をぶっ放す。原題の「止まれ!さもないとうちのママが撃つぞ!」がキャラを見事に表している。

 

『オスカー』同様マイナス評価の多い作品だが、銃撃戦、カーチェイス、家族愛がしっかり描かれていて、私はそうは思わなかった。

豆知識

・出演陣に恐竜つながりが多い。ギャングの一員に『ジュラシック・パーク』のマーティン・フェレロ、鉄砲店の店員は『ロスト・ワールド』のリチャード・シフ。どちらもティラノサウルスに喰われる役。クライマックスの空港の作業員の一人が『ジュラシック・パーク』の冒頭で死ぬ作業員役のジョフェリー・ブラウン

 

 

・オープニングでスタローンに殴られる悪人はヴィング・レイムス

【新歓ブログリレー企画】無題(番場)

おわかりですか。これが、なんだか。

 

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見ての通りグレープフルーツなんですけどね、フロリダからやって来た舶来の品です。美味しそうですねぇ。食べるために買ったんじゃないんだけどね。何のために買ったのかと言いますと、

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ナイフで刺す時の音を採録するためなんですね。

CM編集してたら殺傷シーンの音に迫力、それっぽさが欠けていることに気づいてしまったのです。普通ならネットやサンプリングCDから代わりになる音を探して使うんですが、自分で何かをぶっ刺して音を作ったらブログのネタになるかなと思ったんです。ネタが無いのです。

『サイコ』のシャワールームでの殺害シーン、ちょうどああいう感じの音が欲しいんです。あれにはメロンを刺す音が使われていたはず。メロン買ってくりゃいいんだよ。先日の血糊といい、ヒッチさんには頭が上がりません。で、スーパーにメロン買いに行ったんです。

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メロンなかった。愕然とした。仕方なく買って来たのはパイナップル、バナナ、グレープフルーツ、リンゴ、甘夏。5種類もあるんだから何かしっくりくるのがあるでしょう。1022円もしたんです。良いの録れなきゃ困るんだよ!

それではやっていきましょう。

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1番手はグレープフルーツです。フロリダ産。マイアミバイスを観て育ったのでしょうね。どんな音するのかな。

 

甲高ぇ。刺し方の問題かもしれませんが、ナイフと表皮との摩擦音が発生しちゃってます。これはちょっと使えない。

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2番手はバナナ。買った果物の中では一番柔らかいので、パンチのある音を出すのは難しいかな?まあいいや。刺せばわかるさ。

 

駄目だねぇこりゃ。刺すって言うより何かを引っ掻いてるように聞こえます。次行こう。

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はい甘夏。これは良い線いくと思ってるんです。皮が適度に硬いので。期待に応えてくれー!

 

ビッチョビチョ。果汁が鳴いている。使えない。

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4番手はリンゴ!なんかもう音が想像できますけどね。一応やっとくか。

 

人を刺したときに、「シャリ」って音がしたらどう思いますか?戸惑いますよね。僕もそうです。

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ラストはパイン。ラインナップ中、サイズが一番メロンっぽいのはこいつです。他の奴らはてんで駄目だ。頼むぞ。もうお前しかいないのだから。残機は0なのだから。

 

あ、今までで一番まともなのができた。実の下端かつ芯のあたりを狙うと良いみたいです。欲を言えばもう少し太い音であればいいのですが。裏側を刺してみたらどうなるでしょうか?

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良いですね!「質量の大きなものに刃物を突き立ててる」感があります!2発目なんかは特に良い!これは決まったな。これしか無ぇ。

ということで、CMにはパイナップルの音を使ってみようと思います。録音に使用した果物は全て番場が食べました。誠に美味でござんした。ごちそうさまでした。おやすみなさい。

「悪魔の毒々モンスター 東京へ行く」レビュー(池田)

悪魔の毒々モンスター 東京へ行く(原題:The Toxic Avenger Part II)

 

 

予告編

1989年アメリカ

監督、製作:マイケル・ハーツ、ロイド・カウフマン

脚本:ロイド・カウフマン

音楽:バリー・ガード

撮影:ジェームズ・ロンドン

出演:ロン・ファジオ、ジョン・アルタムラ、フィービー・レジェア、リック・コリンズ、安岡力也、関根勤、桂木麻也子、リサ・ゲイ他

あらすじ

トロマヴィルを平和にした毒々モンスターのメルヴィン(ファジオ、アルタムラ)は盲人センターで働いていたが、街の乗っ取りを企むアポカリプス社によりセンターが爆破される。入居者を助けられず落ち込むメルヴィンは日本にいる父(安岡)に会うため来日。東京で騒動を巻き起こす。

 

 

レビュー

第11回にレビューした、トロマ社製作『悪魔の毒々モンスター』の続編。メインの舞台はなんと東京。安岡力也と関根勤が出演している。

序盤の舞台はアメリカで、盲人センターを爆破した悪党とメルヴィンの戦い。車椅子に座らせて折りたたむ、顔中に薔薇を刺す、ボール状に丸めてバスケゴールにシュートと、悪人相手には前作通り残虐。

その後、ウィンドサーフィンで来日。父を探すついでに東京タワーや浅草寺を訪れる。勘違い日本のオンパレード(チョンマゲのサラリーマンとか出てくる)。リポーター役に関根勤。東京タワーの説明時に「全部鉄でできています!エレベーターもついてます!」とメチャクチャなことを言う。道中に出会う悪人はしっかり退治。鼻を鯛焼きにしたり銭湯で茹でたりと前作以上にコミカル。

 

 

 

父親を演じるのは安岡力也。実は麻薬を密売する悪人で、佃島でメルヴィンと戦うことになる。安岡力也の手先はドリフの雷様みたいな鬼、セーラー服のおっさんなど変な人ばかり。相撲のマワシ姿の安岡力也が取っ組み合うシュールなシーンが見られる。アメリカに戻った後も、もう一騒動あり。カーチェイスや爆破ありのアクション。

 

関根勤と安岡力也、その他出てくる日本人の演技のインパクトがすごい映画だった

豆知識

・後半に登場する佃煮評論家を演じるのは漫画家の永井豪(代表作はデビルマン、キューティーハニー、マジンガーZ)。「佃煮には女性を引き付ける魔力があるのです」と言い、関根勤が「すごいですねー」と相槌を打つ

・毒々モンスターの妻の名前がサラからクレアに変わっている。トロマのいい加減さが垣間見える

【新歓ブログリレー企画】「ウルフ・オブ・ウォールストリート」 レビュー 馬鹿にあこがれる観客 (西浦)

池田に「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のレビューを先に書かれてしまった。賛否がぱっくりなので私の意見を述べようと思う。

最近、私が「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の話ばかりするので皆ご存知だろうが、私はこの映画を大いに楽しんだ。スコセッシの話をすると長くなるので映画にしぼって感想を書きたいと思う。大まかなあらすじは池田の記事を参照してもらいたい。

ディカプ残念ながらアカデミー賞主演男優賞逃してしまった。
マシュー・マコノヒーが受賞したので私としては嬉しいのだが・・・。

「ウルフ~」の映画序盤のディカプリオとマシュー・マコノヒーの掛け合いは非常に魅力的である。

ジョーダン・ベルフォート(ディカプ)の人生はマシュー・マコノヒーの狂気によって拓かれる。

マシュー・マコノヒーがディカプリオをおさえアカデミー賞を受賞するのも当然に思える。
しかしながら、「ウルフ~」でのディカプリオはまさに熱演といってよい演じぶりであった。
この映画にのれるかは、頭がクラクラするあの乱痴気騒ぎに「あこがれ」を持てるかどうかで決まると思う。

ディカプリオ演じるジョーダン・ベルフォートは映画中少しも反省しない。全てを失おうとも再び狂乱の世界に身を投じてしまう男である。
司会役でベルフォート本人が楽しそうに映画に出ている。この映画は現実なのだ。

私はジョーダン・ベルフォートを羨ましく思った。あんな滅茶苦茶な人生を送りたいわけではない。どう転んだってあんな風には生きれないから羨ましいのだ。
心情的にはベルフォートを逮捕できた捜査官に近い。

確かに彼自身の正義は守れたが、その正義は地下鉄に乗って惨めに帰宅する彼の人生をなんら変えることはなかった。
ベルフォートと捜査官どちらが人生の勝者なのだろうか。スコセッシは冷酷にそのことを観客に突きつける。映画を楽しんでいた観客こそ悪意に満ちたラストシーンは身にしみるだろう。ベルフォートの講演を食い入るように見つめる聴講者たちはどう見ても映画に熱中している観客そのものだった。

私もまんまと映画に魅了され、ベルフォートの復活を願いながらスクリーンを眺めていた。   そんな私の前にはどうみたって勝者(金持ちだとかモテるとかではない)になれないマヌケがいたのだ!そこで映画は終わる。なんてことだろう。映画館を満足感に浸りながら私は地下鉄で狭い家へと帰っていくのだ。これでは捜査官と同じではないか。

ベルフォートに苛立ち、捜査官側に肩入れ出来た観客は自分の勤勉さを誇れる正しき人たちであうと思う。良識的といっていい。あなたがたの真面目さ。それこそが社会をなんとか維持しているのだ。私だって家族を、顧客を一瞬も顧みないベルフォートのようなクズには呆れてしまう。それでもベルフォートには魅力がある。これが映画の力なのだ。本来の人生だったら馬鹿にして済ませられる人たちが我々を惹きつけてしまう。                        私が「ウルフ~」を傑作だと思うのは、感情移入を許さないキャラクターから感動を生み出しているからだ。

私たちはつい自分はそれほどバカじゃないなと思いがちだ。自分の愚かさには目をつぶり、他者への想像力を簡単に捨ててしまう。堀江貴文氏が逮捕されたことに胸をすかれた人々は多いだろう。「ほーら言っただろ。お金は汗水たらしてこそだ」そんなことを思っていれば自分を鑑みることもせずに、のうのうと生きていける。

しかし、スコセッシは普通は感情移入できないような人達の美しさを観客に提示する。自分の知らない、知らないことすら知らなかった美しさを見せてくれる。まさに映画の奇跡だ。ウルフたちは命を人生をかけてバカをやっているのだ。憧れないでいられようか。             スコセッシは現在71歳。芸術家は歳をとらないのだと痛感する。いくつになっても若々しい想像力で凡庸な私たちが見逃している美しく掛け替えのないものを教えてくれる。

私は間違いなく捜査官のように社会を少しでも良くしたいという切ない思いを抱いて勤勉に生きていく。それでもあの腹立たしい阿呆への想像力を持ちながら生きていきたいと思う。それが「ウルフ~」を見せてもらったマヌケな観客としての私ができるせめてもの監督への感謝の気持ちである。

さて、長々と「ウルフ~」を見た私が思ったことを書いてきた。映画自体に関しても語るべきことは他にも沢山あると思う。編集の巧さは言わずもがなであろう。私の力量ではとてもじゃないが語りえない。まだ見てない人は映画館での上映は終わってしまったが(もっとはやく記事を上げるべきだった)是非、見て欲しい。意外に楽しめる自分に驚くかもしれない。

「ウルフ~」にハマった人には「J・エドガー」と「ヤング≒アダルト」をお勧めしておく。どちらもどうしようもない人たちが主人公である映画の傑作である。

「あこがれ」と「映画」の関係はそのうち語りたいと思います。それでは、また。じゃーの。

【新歓ブログリレー企画】思い出(宮原)

 

 

はーい!こんばんは。1週間ぶりの宮原です。今週も、たくさん働いてたくさん遊んできました。ちなみに今日も、ばっちり働いてきましたよ~

 

大学生の春休みは初めてですが、毎日なにかしら予定があって充実してます。感謝。友達大好き。映研充はしてないかも、、、。

あ、おととい行った狸小路のシンガポール料理屋さんにアメリヘアーの可愛い定員さんがいたので、是非。(お料理もおいしかったですよ~)

 

さて、今回のブログでは何か書こうかなぁと考えた結果!私の過ごした2013映研カレンダーを書いていこうかと!!!思いますデス!!!!

記憶があいまいだったり、写真が少なすぎるのはご愛嬌ということでお願いします。

 

4月下旬:例会に芳賀と初参加。どきどき。ポッと映研部員に。

5月:ジンパ開催。寒すぎましたね、死ぬかと思った。初対面の人がたくさんいて、覚えるのに必死!みんなメガネかけてて、同じに見えてた頃です。すごく、色々な話できて、楽しかったなあ。ちゃんと、例会も出席。

6月:チーム製作。初の映画作り。幽霊の女の子がでてくるお話。ゆるふわ。私は、音声やったりカメラやったり。何一つわからない状態だったけど、やさしい先輩たちが全部教えてくれて、それとなくやってみてました。充実、充実。チーム製作 

走り回る私と芳賀、それを見てるアミさんと小林さん。

 

7月:みんなで花火を見に行きました。女子は浴衣着用です、みなさん素敵だった。今年も是非行きたいですね。

8月:なんでしょう、思い出せない、、、。上西さん送別会?(9月だったかも)素敵な先輩です、今は中国にいます。今年の秋ごろに帰ってきますよ、楽しみです。部室ができたのも8月くらいですかね?映研部員の巣です。最高。

9月:合宿ですね!わくわく!今回はニセコへ行きました。JRで。(もうJRで行くことはないでしょう。)終始笑って、食べて、夏~!って感じでした。今年は、どこへいくのかな、わくわく。

合宿7

合宿6

合宿5

合宿2

 

10月:井上とPVを撮ろうと思い立ち、急に活動開始した秋です。懐かしいですね。本当に急な撮影でしたが、先輩たちはじめ1年生にもたくさん手伝ってもらいました。私は助監督、初挑戦。大変なことも、たくさんあったけど、撮影はやっぱり楽しいものです。こんな風に、急に「映画撮りたいなぁ」ってなっても映研部員の人たちは、お手伝いします。全力で。そのためのサークルでもありますからね。私の10月は、本当に映研充してましね~

11月:冬が近づき、ロンバケにはまる。部室で、みんなとロンバケをみる。割と、部室にこもる率が高かったような。

12月:雪が降り、北大までの道のりがツルツルで例会参加率の急低下。

 

と、まあサラッとこんなかんじです。もちろん、私が参加できてない行事もたくさんです。(忘年会、温泉旅行、追いコンなどなど)

小学生の日記みたいになってしまいましたが、私の2013映研生活は非常に有意義なものだったと、、、思います!今年は、更なる飛躍をしていこうと企んでるのです。

 

手始めに、新歓ですね。宮原の頑張りどころです。張り切っちゃいますよ~!

 

そんなこんなで、また来週!ではでは。