シネマdeポリス`12

2月28日、北海学園大学にてシネマdeポリス`12が開催されました。
シネマdeポリスとは札幌のいくつかの大学の映画研究会が年に一度集まり、その年に制作した自主映画を上映し合い、その中からグランプリを選考するものです。
私達北大映研も参加させていただきました。
今回北海学園大学映画研究会の皆様には、お忙しい中、シネポリを主催していただき、大変感謝しております。
お疲れ様でした。
まず、今回のシネポリの上映作品をざっと紹介したいと思います。
1、『功夫龍~怒りの一撃~』 20分 札幌大学
2、『キリトリ』 33分 北海道大学 
3、『CONTINUE』 11分 札幌大学 
4、『スパイス・マジック』(MV部門)2分半 北海道工業大学
5、『時の針』(MV部門) 2分半 北海道工業大学
6、『The Days I Recall Being Wonderful』(MV部門) 5分 北海学園大学
7、『青い春』(MV部門) 4分 北海道工業大学
8、『SPRING OF LIFE』(MV部門) 2分半 北海道工業大学
9、『NINJA HITMAN`S』 16分 北海道工業大学
10、『学校のきもいうわさ』 5分 北海学園大学
11、『夢現トラベラー』 20分 札幌大学
12、『未来から来た男』 6分 北海学園大学
13、『殺し屋』 23分 北星学園大学
どの作品もとても個性的で、おもしろかったです。
他の大学の映画を観ると、いろんな発見があってとても勉強になります。
次に、会場にいる参加者全員の投票によって選出された受賞作品の紹介もしたいと思います。
最優秀賞 『キリトリ』 北海道大学
撮影賞 『キリトリ』 北海道大学
脚本賞 『NINJA HITMAN`S』 北海道工業大学
音響賞 『未来から来た男』 北海学園大学
主演男優賞 加納さん 『功夫龍~怒りの一撃~』 札幌大学
主演女優賞 中山紗央里 『キリトリ』 北海道大学
助演賞 『功夫龍~怒りの一撃~』 札幌大学
審査員賞 『キリトリ』 北海道大学
なんと私達北大映研の『キリトリ』が最優秀賞、撮影賞、主演女優賞、審査員賞の4部門で賞をいただきました!
ありがとうございます!
『キリトリ』は昨年の春のチーム制作で完成した作品です。
詳しくはホームページをご覧ください。
みなさんに『キリトリ』を誉めていただいて、大変嬉しいです。
特に撮影技術に関して評価していただきました。
撮影・中道さんの力ですね。
来年のシネポリでも最優秀賞を取れるような作品を、今年も頑張って作っていきたいと思います!
今年も大成功に終わったシネポリ。
参加され大学の皆さんお疲れ様でした!
来年もよろしくお願いします。

新しいカメラほしい(ミチガミ)

今まで何度も言ってきましたが、新しい映研のカメラがほしい。
現在は個人所有のテジイチを使うのが映研内で主流になってますが、映研所有のカメラはずっとDV。
やっぱり部費で買うのは現実的には厳しい。
となるとやっぱり、新しいカメラで撮りたい!って人を有志で募って、お金を出し合って買うのが一番早くて確実な方法ではないかと。もちろん部費からも何割か出しますが。
一人一月1~3万程で継続して出していくということで協力してくれる人はいるでしょうか笑
また今度例会でも少し話します。
もちろん俺は出します!
P.S.今週中にシアターキノに『その夜の侍』と『ふがいない僕は空を見た』を観に行きたい・・・。
シアターキノでこれから上映されるもので、楽しみなのは『チキンとプラム』『人生、ブラボー』
観に行く時、メーリス、ツイッターで声をかけたいと思うので、興味ある人はいっしょに行きましょう。

11/30 例会

更新遅くなりました。
11/30の例会はいつも通り高等教育推進機構E219教室で18時半から。
この前のブログでもお知らせしたとおり、新企画の鑑賞会。
「1/?鑑賞会」とでもとりあえず名前付けておきます。
担当者は副部長西浦。
「映研はバカ映画を観てる人が少ないのでは・・・」と言ってもってきたのは
『俺たちフィギュアスケーター』
監督:ウィル・スペック、ジョシュ・ゴードン
製作:ベン・スティラー
出演者:ウィル・フェレル、ジョン・ヘダー
公開年:2007年
俺たちフィギュアスケーター
その時来ていたメンバーは約10人。
そしてなんと!
観ていたメンバーは長嶋ただ一人!
さすが長嶋。今年映画を仰山観ているだけある・・・。
西浦成功!
一発目から西浦お見事ということで会場がドッと湧く。
内容としてはコメディ映画なので、いくつも笑える要素が。
一番湧いたのは、着ぐるみの脳天に矢が刺さったシーン。
観てない人は是非。
成功したので、この後の飲み会は西浦タダ!と思っていたところ・・・。
なんと鑑賞途中に入ってきた佐々木が観ていた!
西浦は落胆・・・。
これで二人観ていたことになるので失敗。
近日西浦が『俺たちフィギュアスケーター』の批評をガチで書いて、このブログにアップします。
みなさんその批評にコメントをどんどん投稿してください。
今度の開催日時の詳細はまだ未定ですが、次回も西浦が担当。
リベンジを果たすために自ら立候補。
成功するまで担当から脱出できないっていうのもありかも・・・。
一応『俺たちフィギュアスケーター』の備考。
全米初登場1位獲得。興行収入も1億ドルを超える。
実際のスケート選手も数多く出演。
フィギュアスケートにあまり詳しくないので、個人的にはまったくピンと来ませんが・・・。
話は変わって今年の映研グランプリ。
毎年12月にその年の締めくくりとして開催していたんですが、今回は来年の3月に行おうかなと思ってます。
4年生も卒論で忙しい時期でもあり、4年生が製作している映画も作品として入れたいという気持ちもありますので。
P.S.
DVDの最新作に『別離』があったので買っちゃいました。
最近DVDやらマンガやら出費がついつい多くなってしまう。
これで『別離』『運動靴と赤い金魚』が家にあるんですが、イラン映画めちゃくちゃいいです。
イラン映画鑑賞会をいづれ俺の家でやりたい。
最近シェアハウスの物件をなぜか探しているんですが、中の島にめちゃくちゃいいところが。
けっこう遠いし不便だけど防音ルームがあるというのが魅力的すぎる・・・。
ここで映研の人達と毎日映画観たいという気持ちが大きいですが、現実的にはそうもいかない。
一応シェアハウスいいよ!って人がいれば声かけてください。

ついに雪が(ミチガミ)

ついに雪が降りましたね。
旭川では観測史上一番遅いとかなんとか。
雪が降ると撮影もだんだん大変になってきます。
先週の土曜日、上西と高校時代からの友達の3人で在日ファンクのライブ行ってきました。
いやー、めちゃくちゃ楽しかった。
個人的に「城」を生で聞けたのが熱かった。
「爆弾こわい」と「京都」では会場のテンションが一つ上の次元行ってた。
この北海道のファンの熱さなので、来年はいっぱい来れるって言ってたから楽しみです。
今日は是枝裕和監督『幻の光』を観ました。
是枝の長編デビュー作。
今の是枝とは違ったテイスト。
クロースアップが一つもない。
引きのカットがめちゃくちゃきれいで、ちゃっと真似してみたいのもあった。
『丹下左膳餘話 百万両の壺』に引き続き、『人情紙風船』も買っちゃいました。
おそらく演習の発表は山中貞雄ですると思います。
今から80年も前の作品。
それでもめちゃくちゃおもしろい。

夏休みの製作について(ミチガミ)

こんにちわ!
ついに待ちに待った夏休みです。
時間が有り余ってる夏休みも映画作りましょう!
次は学年ごとでチームを作って製作します!
今回の製作は条件付きの企画です。
映画の中である特定のアイテムやロケ地を必ず使用することが条件です。
その数は4つ。
例会にてくじで決めました。
1年 六法 車 刀 
2年 タバコ 国旗 つくだに 
3年 フランスパン ワイングラス ふみきり
4年 もやし 橋 サングラス
全学年共通 湖
期限は9月25日です。
合宿で上映します。
役者やお手伝いなどは他の学年の人に依頼しても大丈夫です!
監督、カメラマンなど重要なポストはその学年の人達で構成してください。
それではみなさん頑張りましょう!

2012年 年間計画

先日の例会で今年の映研の年間計画の大枠を決めました。この通りに進むかはわからないですが、予定として今年は以下のように進めていきたいと思います。
5月 チーム製作
6月 北大祭上映会  チーム製作 中村啓一作品上映会
7月 チーム製作(7月上旬締切)
8月 製作(詳細未定)
9月 合宿(製作した映画上映) 製作(詳細未定)
10月 秋新歓
11月 ゲオディノス上映会(未定)
12月 映研グランプリ2012
1月 温泉旅行(新)
2月 シネポリ 追いコン
3月 新歓準備
今年も去年に引き続き最初にチーム製作をします。新しく映研に入った人達に映画製作をまず体験してもらう意味
もあります。基本的に新入生に監督・カメラマン・編集などをやってもらいます。もちろん製作経験がある部員が全力でサポートします。
また今年は夏にサークル全体で組織的に映画を製作し、映画祭等に出品することを目指そうと思います。まだ、チームで分かれての製作なのかなど、どのように進めるかの詳細は決まっていませんが、入選などを目指して製作することは技術の向上に繋がると思います。
さらに今年はある方の提案で2月に温泉旅行をすることになりました!
これもまだ詳細は決まっていませんが、楽しみな行事がまた一つ増えました。
あくまで大枠の計画なので、いつでも自主的に映画を製作してもかまいませんし、映研内の上映会や部員宅での鑑賞会は不定期に行います。みんなで映画館にも行きます。ツイッターで突然呼びかけられることがあるので、ツイッターをしているといいかも・・・。
余談ですが、映研部員は多趣味な人が多く、サークル内にちょっとした部ができたりします。例えば昭和音楽を愛する人達が集まる映研昭和音楽部。これからもしかすると映研卓球部ができるかも・・・。部員の中には映研フットサル部、映研登山部、映研サイクリング部などの創設を熱望する人も・・・。映画とは関係ないですが、もしそういうイベントがあれば積極的に参加してください!!

外撮影はまだ寒い(もりもと)

こんにちはー
映研3年もりもとです
4月・5月に行われた新歓に来てくださった皆さん、ありがとうございました!
これからは通常の活動を行っていくので、興味がありましたらまた来てください~
さて先日、新歓に来てくれた新入生を交えて新作の撮影を行いました
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カメラの練習を兼ねた一回目
ゆるい告知にもかかわらず新入生も参加してくれましたー
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とても寒い日でしたが、何とか撮影終了
この後はきくちさん企画のアーティスト鑑賞会へ
そして二回目。GW最終日に行いました
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主演女優のおおにわさん
風が強い中、薄着でがんばってくれました!
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帰札中のマサルさんも顔を出してくれました!
雨が降ったりする中、ゆるゆると撮影は続きます
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小道具のりんごを手にポーズを取る部長・みちがみくん
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それを見てるおおにわさん、いばやしさん
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最後はみんなで記念撮影です
どちらも編集が出来次第、完成予定です!もう一年置きません!
撮影に参加してくださいました皆さん、どうもありがとうございました!!

二回目の撮影後は・・・
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卓球!
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いい汗かきました 楽しかったー

ゆうばり行ってきた(もりもと)

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こんばんは~
映研2年のもりもとです!
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭に、今年も映研がボランティアとして参加しました。
みちがみ、ながしま、ふくもと、もりもと、ひらの、よしむら、まえだ、なかむらの8名が参加!(敬称略)
一日目
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5日間、このスタッフジャンパー着てお仕事してました。
オープニング上映は『シャーロック・ホームズ シャドウ・ゲーム』でした。満員!
そわそわしてたら飲みすぎて気づいたら朝!
二日目
『キムコッピ特集上映』と、前半だけ『らもトリップ』を鑑賞。
どちらも独特の世界観で、よかったです。特にらもトリップ内の「クロウリング・キング・スネイク」が好き!
ヨーロッパ企画の映画が見れなかったのが残念です…今でも悔しい…
三日目
この日はたくさん!
『ビートルズ』『先生を流産させる会』『ヘルプ』『こっぴどい猫』を鑑賞。
ビートルズはレトロな映像が好きでした。要所要所で笑わされました
先生~はずーんと来ました。女って怖い。先生対生徒だったりモンスターペアレント対先生だったり、生徒対生徒だったり。結構好き。
ヘルプは号泣しました。もう一回映画館で観たいなあ。
こっぴどい猫の登場人物それぞれのダメさがとても素敵でした。ダメなところって欠点のはずなのに、すごく魅力的に見えた。
四日目
最終日です。
『瑕疵あり』『くそガキの告白』『Heart Beat』を鑑賞。
くそガキはたくさんの人に「観たほうがいい!」と勧められて行きました。
結果、よかった!面白かった!
舞台挨拶も良くてほくほく。
この日は授賞式があり、少しだけ式のお手伝いをさせていただきました。
間近で見る授賞式はすごかったです。興奮!
五日目
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さよならビュッフェです。
くそガキの主演・キンコメ今野さんに写真を撮ってもらいました。
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すごい。
こんな感じでした。
拙い文章なのでまったく伝わっていない気がしますが、すごく楽しいですよ、ゆうばり!
来年はもっとたくさんの映研部員が参加できればいいな!と思います!
写真_1~1

新1年生が見てるかも!ということで、新歓について。
ぼちぼち準備も進んでいますよ
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作ったり計画立てたり…
上映会したり撮影会したりします!
少しでも興味のある方は是非!

2011年観た映画(ミチガミ)

中道さんと今野さんが2011年に観た映画のトップ10を発表したので、自分も発表したいと思います。そういえば部長になってから一度もブログを更新していなかったのでちょっと反省してます。
 今年は大学に入学して映研に入り、映研の先輩達と比べて全然映画を観てなかたったので、とにかく先輩達に薦められた映画を観まくった1年でした。合計で何本かはっきりわからないですが、1日1本ペースはなるべく守って観てました。素晴らしかった映画があり過ぎたので、トップ10を決めるのは本当に難しいですが、自分の中で衝撃的だった映画を10本選びました。メジャーなものばかりです。
10位 エレファント (ガス・ヴァン・サント 2003年)
とにかく今まで観たことがないような映画。描かれる視点がころころ変わっていく構成。時間軸もばらばらで、同じ出来事が何度も違う視点から描かれることもあり単純に楽しめる。ただずっと長回しで歩いている人物の背中を撮り続けたりして、この人は頭がおかしいのかと思った。ガス・ヴァン・サントの映画はあと『小説家を見つけたら』ぐらいしか観てないけどそれは割とまともな撮り方だったが。
9位 許されざる者 (クリント・イーストウッド 1992年)
実はこんなに有名な映画を観てなかった。「最後の西部劇」と言われるこの映画、とにかくかっこいい。イーストウッドの渋さに度肝を抜かれた。ラストの酒場の殺しのシーンのゾクゾクするような緊迫感の演出は素晴らしかった。俳優業も監督業も一流で活躍してるこのじいさんはやはりすごい。
8位 バッファロー‘66 (ヴィンセント・ギャロ 1998年)
本当に傑作。映研の鑑賞会で観た気がする。あのイケメンが童貞でクソダサい。ギャロが主演・監督・脚本・音楽を全部自分でやってあの映画を作ったと思うとなんかおもろい。とにかくクリスティーナ・リッチのかわいさだけでも観れる映画。
7位 14才 (廣末哲万 2007年)
なんかズンと来る映画。映研の先輩にすぐにでも見ろと言われて観た。本当に10代のうちに観て良かったと思う。多感な14才を、対大人という構図で描くのではなく、かつては確かに14才だった大人側から、対14才の構図で描く。14才がする行動の理由なんて結局最後までわからない。
6位 吠える犬は噛まない (ポン・ジュノ 2001年)
韓国ってレベルたけーと思った。まあたいして韓国映画観てないんだが。映像の中からほこり臭さみたいのが伝わってきてすごく良かった。あれは絶対本物の犬を使ってる。そういう細部にリアリティがあると作品にグッと引き込まれる。話の作りもしっかりしてるし、演出も素晴らしい。これが長編デビューとかすごい。
5位 パリ・テキサス (ヴィム・ヴェンダース 1984年)
あのガラスのシーンは鳥肌が立ってやばかった。こんなことあっていいのかと思った。でも仮にあのガラスのシーンが無くても十分いい映画。子供と道路を挟んで歩くシーンとか主人公が最初なぜか何も喋らないとかなんかいちいちいい。本当に良作。
4位 歩いても歩いても (是枝裕和 2008年)
事件なんて何も起きない。ただある夫婦が夫の弟の命日に実家に帰省するだけの話。とにかく超地味な映画だけど素晴らしくいい。家族、夫婦、兄弟の方が実はお互いわかってないことが多いのかなと思った。つくづく何も起きない映画を作るのが一番難しいんじゃないかと思うが、是枝の演出力はすごい。それにしても自分の中ではワンダフルライフはいまいちだった。
3位 ゆれる (西川美和 2006年)
映研の人はもうわかったよって感じかもしれないですが。最近までは蛇イチゴの方が好きだったが、もう一回観るとゆれるはやっぱいい。ラストの香川照之の表情が一回目観た時と二回目観たときとでは違うように見えた。香川照之の脚に水滴が落ちるカットでみじめさを演出するなど演出力もすごい。2012年の秋には新作『夢売るふたり』が公開するみたいなのですごく楽しみ。
2位 台風クラブ (相米慎二 1985年)
今野さんも入れてましたが、この映画には本当に度肝を抜かれた。世の中には長回しを好む監督はたくさんいるが、相米の長回しは異質。どやっ!!!!という感じ。これでもか!と言わんばかりに考えられない長回しを連発。演出も役者の演技も全部長回しという技法に従属しているような感じがする。あまりの衝撃に鑑賞中何度も叫んだのは初めてかもしれない。観てない人はぜひ。
1位 愛のむきだし (園子温 2009年)
衝撃のでかさで言ったら、やはりこの映画が1位。『紀子の食卓』ももちろん素晴らしく、甲乙付け難いが、あの4時間という尺の中で一度も飽きることなく画面に食いついていた映画は他にないかもしれない。ゆうとようこの海岸でのシーンは最高。ここぞという時のあの長回しは一気にもっていかれた。いちいちエピソードとか演出もバカバカしくて最高だし、ラストの疾走感もいい。名監督と呼ばれる人はたくさんいるが、園子温は「怪物」って感じがする。
以上です。やはり去年は映研の人達にすすめられて観た映画は素晴らしいものばかりだったので、知ってるよおってものしかないと思うんですが勘弁です。見返してみると上位4位は全部邦画でした。しかも割りと最近のやつ。なんでかはわかりません。古典映画ももちろん観てます。中道さんや今野さんみたいにその映画のすごさや良さをうまく表現できないのが悔しいです。本当に悔しいです。映画を語るにはまだまだ映画を観てなさすぎだと思いました。
一応去年一番がっかりだった映画を発表します。
悪人 (李相日 2010年)
日本アカデミー賞優秀監督賞の作品ということで期待が大きかったからかもしれないが、がっかり感が大きかった。the遺族、the最近の若者、theマスコミというかなんというか。こうですよね?はいはいわかったわかったって感じ。でも評価されてるから自分の好みの問題なのか、、、

結果的にこんなん(ツシマ)

良い結果と悪い結果があります。
良い結果…女子全員のアドレスを入手したこと。
悪い結果…場がつまらなかったこと
1対1の会話がほとんど出来ず、アドレスを入手出来たのも幹事が「全員交換しますか」と言ったからで、タイプの子もいなかったし、さてどうしようというのが本音です。
場の空気も沈黙が続いたり、結構な盛り上がりの無さで、二次会のカラオケもそんな調子だったので、例のごとく酒が進み、今二日酔いでこの文章を打ってます。
まあでもアドレスがあるし、今後どうなるかはわかんないですからね。多分なんもないだろうけどハハハ。