北大映研ベストテン2019

こんにちは、富岡からバトンをもらった部長の熊本です!

これまでの部員たちによる趣味ブログリレーは楽しんでいただけましたか?映研部員は映画に限らず、何かしら語れるものを持ってる人が多いのかもしれませんね。いい意味で個々人のアクの強さが出てたブログでしたね。

さぁ、前回までの趣味ブログリレーはいったん終わりまして、今回は北大映研の部員から投票を募り2019年公開の映画の中から人気だったベストテンを発表したいと思います!

ちょこっとこれまでの映研ベストテンを振り返りたいと思いますが、2017年のベストは「哭声/コクソン」、2018年のベストは「グレイテストショーマン」でした。正直同じ団体が選んだベストとは思えないほど趣向が違いますよね(笑)今年はどうなったんでしょうか?

それでは10位から発表していこうと思います!

 

10位「ガリ―ボーイ」

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今回ランクインした作品で唯一観られてないのですが、ボリウッド版「8Mile」って感じなんですかね。字幕監修がいとうせいこうさんということで、日本配給も結構力入ってますね。

 

9位「サスペリア」

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私的ベストテンでは一位にしましたが、まさか全体のランキングに入るとは・・・この作品をランクインさせている人は少なかったのですが、ランクインさせている人は皆1位にしていたことからカルト作品になっていくのは間違いないかと思われます。

 

8位「アラジン」

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2019年の映画の中でも最高のデートムービーでしたね。「『アラジン』という題材」×「ガイリッチー」×「ウィル・スミス」のケミストリーが起こってました。また近年のディズニー作品にみられるフェミニズム的な視点も盛り込まれた現代的なリメイクだったと思います。

 

7位「スパイダーマン:スパイダーバース」

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2019年は本当にアメコミイヤーでしたが、この作品はアニメーション作品として革新的だったと思います。これは百聞は一見に如かずという言葉がピッタリなので、是非観て驚いていただければと思います。

 

6位「アベンジャーズ/エンドゲーム」

 

「エンドゲーム」の画像検索結果

続いてマーベル作品がランクイン。SW EP9やGOTが賛否両論分かれたことを考えると、ほぼ大絶賛で迎えられた本作の凄さが良くわかりますね。

 

5位「グリーンブック」

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2019年のアカデミー作品賞を受賞した本作。この車体の色同様、さわやかな作品でした。

 

4位「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」

関連画像

ホントにいい映画でしたね。この作品を観ようと思っている方は是非シャロンテート殺人事件や60年代後半からのヒッピーカルチャーなどのカウンターカルチャーの興隆についてちょこっと調べてから見ることをお勧めします。

 

3位「アイリッシュマン」

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これもいい映画なんですけど、これを見る前にグッドフェローズくらい見とくとイロイロ楽しめると思います。

 

2位「パラサイト」

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僕のポンジュノ贔屓により2019年の作品としてランクイン。まさかパルムドールだけでなくアカデミー作品賞まで受賞するなんて・・・この二つを取るって相当な離れ業だと思うんですけど。

 

1位「ジョーカー」

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これだけ頭一つ抜けて人気でした。この作品が世界的にも国内でもヒットするって色々考えさせられるものがありますよね・・・

 

今年のランキングを見て驚いたことは邦画が一本も入らなかったことです。これまでのランキングを見ても邦画が一本も入らないランキングは珍しいです。「天気の子」くらいランクインすると思ったんですけど入らず。洋画が豊作だったのか、邦画が不作だったのか・・・

 

次回からは春新歓ブログリレーを行います。新歓に絡めた内容で部員でブログリレーを行うので、コロナのせいで家から出られない新入生はこのブログでも読んで暇つぶししてくれればと思います。春新歓の詳細は後日発表するのでしばしお待ちを。

趣味ブログリレー#7 ラストはお説教?ブログ

 

こんにちは!1年の富岡です!

趣味といえばいろいろあるのですが、つい最近ハマったものとして、フードロス対策があります。

 

そもそもフードロスとは何か、どう問題なのかをお話しします!

 

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フードロスとは、売れ残り食べ残し期限切れ食品など、本来は食べることができたはずの食品が廃棄されること。とウィキにあります。

日本のフードロス量は、1日あたり大型トラック約1700台分にもなると書いてある記事も…。

 

大量のフードロスが発生することにより、様々な問題があります。

食品ロスを含めた多くのごみを廃棄するため、ごみ処理に多額のコストがかかっています。また、可燃ごみとして燃やすことで、CO2排出や焼却後の灰の埋め立て等による環境負荷が考えられます。

経済の観点では、食糧を輸入に頼る一方で多くの食料を食べずに廃棄している状況は無駄があります。

何より食べられるものを捨てちゃうなんてもったいない!!

 

食べることが大好きな私が具体的に何をしているのかといいますと、私ドラッグストアでアルバイトしているのですが、賞味期限が当日の食品で売れ残り、捨てられてしまうものを、すべて買って食べています。(捨てちゃうなら無料で欲しいですが…笑)

その中でよく見るものとして、お豆腐があります。

私はお豆腐があまり好きではなく、普段はすすんで買うことはありません。

ですが、期限切迫により、しかたなく(と言うのは申し訳ないですが…)買っています。食べたい人が買ったほうがいいのになと、よく思ってしまいます。

レジ打ちしていればお豆腐を買っていくお客さんはたくさんいます。

なのになぜ、期限切迫商品となってしまうのでしょうか?

この間、なんとなく理由がわかった気がしました。

お豆腐を買おうとしているお客さんを見ると、陳列棚の奥まで手を突っ込んで、賞味期限が遠いものを選んで買っていました。

それだけが原因とは言えないかもしれませんが、原因の一つとは言えます。

私も親に「期限が遠いものからとると良い」と言われたことがあります。

「新しく作られたものが新鮮」といった考えがあるんだと思います。

しかし、個人差はあるかもしれませんが、料理人でもソムリエでもない一般人の私からしてみれば、賞味期限が当日のものであっても、そうでないものと味の大差はありませんし、体調を崩すことだってありません

それなのに捨てられてしまう…。

 

そうはいってもアルバイトを始めたての頃は、その日に食べようと思っていないものを買うのはお金がもったいないから、心が痛むけど、捨てちゃおう…。と、フードロス対策なんてしていませんでした。

そんなときにたまたま出会ったのがこちらの動画です。

 

札幌市環境局さんの動画をお借りしました。

チーズがかわいそうに思えてしまって、対策に取り組む決意できました!

 

たった一人が対策したところで、世界が大きく変わることはありません。

私のように自分のお金を食べようと思っていなかったものに使う人も、多くはないと思います。

ですが、自分の買おうと思っているものを、賞味期限の近いものから買うことは誰にでもできることだと思います。

すぐに食べるものでしたら、ぜひ賞味期限を確認してから買ってみてください!

食べ残しを出さないなど、簡単にできる対策は他にもいろいろあるようです!

 

お説教くさくなってしまって申し訳ないのですが、さまざまな情報で日々が更新されるなかで、ぜひこのようなことにも目を向けていただければなと思います!

 

以上、富岡の趣味トークでした!

私で趣味ブログリレーは終わりです!楽しんで頂けましたか?

次は部長から、2019年の北大映研ベストテンを発表して頂きます!

熊本さん、よろしくお願いします!

趣味ブログリレー#6 歌の魅力

こんにちは、映研1年の稲葉です。

圧倒的紅茶派の私ですが、伊勢田くんのブログを見てコーヒーにもチャレンジしてみようかなーなんて思いました。

 

さて、今回のブログリレーのテーマは「趣味」ということで、自分の趣味、合唱について少しお話ししようかと思います。

合唱というと、中学校での合唱コンクールで「ちゃんと歌え!」と注意された記憶しかない、とか、なんとなく真面目そう、とか、そういったイメージを持ってる人がけっこう多いんですよね。同じ音楽でも、吹奏楽の方がかっこいい!と思う人もいるのではないでしょうか。

しかし!合唱には合唱ならではの魅力があるのです。色々とある中で私が一番魅力的だと思うのは、「人間の体だけで成り立つこと」です。身一つで集まれば、それだけで合唱はできちゃいます。合唱をやっている人間が集まっていると、一人が歌いだし、周りの人が次々とハモりだしていつの間にかみんなが歌っていた、なんてこともあったりします。どこででもできるのが、合唱の大きな魅力だと思います。

また、合唱で歌う曲は卒業式の定番『大地讃頌』のような曲ばかりではありません。多くのポップス曲が合唱にアレンジされていますし、がっつりした合唱曲でもジャズの要素が入った曲、ロックテイストの曲など、かっこいい曲もたくさんありますよ!

短めでしたが、少しでも合唱おもしろそうだなって思ってくれたら嬉しいです。おすすめの一曲をおいておしまいにしようと思います。

https://youtu.be/76krKHojmiE

次は富岡さんにおねがいします!

趣味ブログリレー#5 おいしいコーヒーのいれ方

こんにちは。映研一年の伊勢田です。

一個前のじゅんやさんの最初!!「趣味について話すときの気恥ずかしさ」に関してはむっちゃ共感。僕はあと、「どうして好きなの?」「どこが好きなの?」などと聞かれた場合、頑張って理由を言おうと努めるのですが、その理由は本心だけど、言えば言うほど好きの本質のようなものから遠ざかって行っているような気がしてきてしまうタイプですね。勝手に「好きを説明できちゃうんだ?」みたいな気分になって、勝手によくわからないバツの悪さみたいなものを感じていたりしますね。

冒頭から、何となくめんどくさいやつ感が出ておりますが、とにかく自分の趣味について話していきたいと思います。

 

昔、映研のブログリレーで、本とaikoと珈琲が好きと言ったことがあったような気がしますが、今回は「珈琲」のお話です。珈琲が好きなどと言ってはおりますが、本当の珈琲のおいしさに出会ったのは実は今年の初めだったりするので、大した知識もないですが、僕なりの珈琲の愉しみ方を共有できたらなと思います。

さて、珈琲と一口に言いましても、様々な条件によって、味は変わってきます。コーヒー豆の種類や、焙煎方法、焙煎度合い、鮮度、抽出方法、ブレンドかストレートかなどですね。つまる話、これらの選択肢から、どの組み合わせが、どんな味になるのかというのを試していくのが楽しいという話なのですが、さすがにざっくりしているので、ちょっとだけ紹介していこうかな。

 

まずは鮮度。とにかく鮮度が良くないと折角ブルーマウンテンでも台無しです。焙煎してからどんどん豆は質が落ちていってしまいます。なので、豆を買うときは鮮度にこだわっているお店がおすすめですよ。つまりは、世界的に展開しているようなお店だと、外国で焙煎されてから、日本に輸入されたりしているところが多いため、鮮度に期待はできないということですね。自家焙煎しているような比較的小規模なお店で買うのがよさそうです。また、カフェに入る時も「自家焙煎しております」や「豆の販売も行っております」と書かれた看板があれば、鮮度にある程度期待していいのではないかと思います。

次に抽出方法です。まず一番に思い浮かべる抽出方法はペーパードリップですが、実はいろんな抽出方法があります。金属フィルターを用いたドリップや、ネルドリップ、サイフォン、フレンチプレス、エアロプレス、ウォータードリップ、エスプレッソなどなど。それぞれかなり個性が出てくるので、コーヒー好きのこだわりポイントの一つですね。ぜひカフェに入ったらどの方法を使ってるのかを確認してみるのをお勧めします。やはりペーパーのところが多いですが、サイフォンやフレンチプレスを使ってるところも意外とありますよ!家で淹れるにしてもペーパーが一般的ではありますが、フレンチプレスは簡単なので、ちょっとずぼらな人におすすめですね。また、ペーパードリップにしてもドリッパーの形が台形なのか、円錐なのか、同じ台形でも、カリタなのかメリタなのかなど、メーカーによっても淹れ方に違いがあるので、いろいろ試してみるのも楽しみの一つですね!

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最後はやっぱり豆の種類でしょうか。よく聞くところで言うと、キリマンジャロとかコロンビアとかモカとかマンデリンとかですかね。農園にもよったりはするのですが、それぞれ大体の特徴がありまして、その特徴をどの程度引き出すかをロースト具合で決めているみたいな感じですね。ちょっとこだわってるカフェには、エルサルバドルや、パナマ、インドネシアなど、あんまり耳にしたことがないかも?しれない豆も取り扱っていたりするので、いろいろ試してみると楽しいですよ!また、基本的に、ブレンドはそれぞれの特徴が入り混じることで、バランスの良いものになっていることが多いので、基本的に飲みやすいとおもいますよ。

 

結局、珈琲についてというのはさすがに幅が広すぎて、あっさりしたものになってしまったかもしれませんが、まあ、またいつか、それこそ珈琲でも飲みながらお話しましょう!

 

そして最後に、どっかカフェに行ってみたくなったそこのあなた!!手始めに、札幌にいるなら一度は行っておきたい、ちょーーーおしゃれなカフェ、「ワールドブックカフェ」に行ってみてはどうでしょう!壁にかかっている有名人やキャラクターの肖像のイラストに、映研のブログを見ているあなたなら、きっとテンションが上がると思いますよ~!

 

ということで、次の書き手は稲葉さんにしよう!そうしよう!

 

 

 

 

 

 

趣味ブログリレー#4

こんにちは、映研1年の清水です。

阪下から指名されてしまったので、やむなく、お題である「趣味」についてブログを書きますよ。

 

ところで、人に自分の趣味を伝える時、ある種の気恥ずかしさを感じませんか?

たとえば、映画鑑賞が趣味といっても、劇場最新作を必ず追っている人もいれば、好きな監督や俳優の映画ばかり見ている人、特定のジャンルの映画しか見ない人がいて、それらの間に優劣はないのでしょうけど、自分よりいろんな映画を見ている人や、映画の知識が豊富な人を前にして、どうしても萎縮してしまう自分がいます。

そういったおこがましさに苛まれながら、自分の趣味であるお酒、特に今回は日本酒についてつらつらと書いてみようと思います。


日本酒(純米酒)は米・米麹・水を原料として冬場に杜氏と呼ばれる人たちが作る日本伝統のお酒です。

日本酒を醸造する際の、精米歩合や火入れのタイミングによって味が大きく変わるのですが、そういう話は今回は置いておいて……

日本酒を楽しむ上で一番大事なことは、やはり美味しいと思える日本酒を飲むことだと思います。

そこで、2019年度に飲んだ日本酒の中から特に美味しかった(主観)3つを紹介してみようと思います!

 

1.モダン仙禽 無垢 無濾過原酒

まずはモダン仙禽の無垢!

仙禽特有の甘さと複雑な酸味を残しつつ、無垢の名を冠するだけの素朴でキレのある飲み口が堪らないお酒です。

果実のようなジューシーさは和食だけでなくて、洋食や肉料理と一緒にも楽しめるのではないでしょうか?

(ところで”仙禽”とは仙人に仕える鶴のことらしいです。さっき知りました。)

https://www.amazon.co.jp/仙禽-モダン仙禽-無垢-無ろ過原酒-1800ml/dp/B0821WVYMQ/ref=sr_1_5?__mk_ja_JP=カタカナ&keywords=モダン仙禽+無垢&qid=1581946899&sr=8-5

 

 

2.花邑 陸羽田

続いては、花邑 陸羽田!

独特の濃厚な香りがあり、甘味も強い日本酒です。

花邑の中では陸羽田が一番バランスが良く、飲み口がすっきりしているので1番飲みやすいのは陸羽田なのではないかと思います。

封切り直後は生酒ということもありクセの強い香りが楽しめ、数日寝かせるとそれが落ち着いてよりいっそう甘味を感じられるようになるのも魅力の一つです。

 

https://www.amazon.co.jp/両関-花邑-純米酒-陸羽田-1800ml/dp/B07KX4H4FX/ref=sr_1_2?__mk_ja_JP=カタカナ&keywords=花邑&qid=1581949645&sr=8-2

 

3.寫樂 純米吟醸 おりがらみ

最後は寫樂 純米吟醸 おりがらみです。

寫樂ならではのメロン感と微発泡が合わさって洋酒のような華やかさのあるお酒です。

上澄みは酸味が強くはっきりとした味わいですが、どこか物足りなさがあります。

ところが、攪拌すると甘みは強く、香りは高くなって、味と香りのバランスが取れた旨味の強いお酒に姿を変えるところに今年度一の感動を覚えました。

ということで、今一番人に勧めたい日本酒は間違いなく寫樂です!

https://www.amazon.co.jp/寫樂-写楽-純米吟醸-おりがらみ参-1800ml/dp/B07N8PNRNJ/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&keywords=写楽+純米吟醸+おりがらみ&qid=1581947743&sr=8-1


以上、今年度美味しかった日本酒の紹介でした

日本酒を飲む機会があれば、是非参考にしてみてください!

 

次回は伊勢田!たのんだ!

 

 

趣味ブログリレー#3 待望の新作

こんにちは、一年の阪下です。

趣味というお題で渡されたバトンですが、このお題はなかなか難しいですよね。というわけでここ最近待ち望んでいるものの話を書こうと思います。映画の話は新歓ブログのほうで書くとして、ここではガチガチにゲームの話を。「映画」研究会ですけど、許してください…

突然ですが、「ゲーム」と言われてどんなものを思い浮かべますか?Switch、PS4、スマホのやつ等々…その媒体は様々ですが、ことゲームソフトということになると、スマブラ、ドラクエ、FF、龍が如くなど日本発のものを多く思い浮かべるのではないでしょうか。海外発で有名なものといえば…GTAぐらい?最近だとFortniteとかもでしょうか。まあ、ゲームといえば?なんていう問いに答えてくれる人なんてあんまりいないと思いますが、自分の考えはあながち間違っていない気がします。少なくとも映画といえば?という問いに対して帰ってくる答えの邦画と洋画の比率とはかなり違ったものが得られると思います。

ま、要するに海外のゲームなんてマイナーだよね、ということなんですが、今回はその中でもさらに話題にする人が限られるであろうFPSというジャンルの作品の話をしたいのです。しかもちょっと古めの。その名も「Half-Life」シリーズ。このシリーズの新作が何と16年ぶりに発売されるということで、ちょっくらブログにしてみるかあ、なんて思った次第です。このHalf-Lifeシリーズ、次の新作を含めて計三作品となかなか数は少ないのですが、過去二作ともその革新性と完成度をもって衝撃を与えてきたシリーズなので、その点も踏まえて紹介していきます〜。

シリーズ一作目「Half-Life」(1998)。さっそくなにが革新的だったのかを書くと、そのストーリーテーリングです。FPSというジャンルの特徴は、何と言ってもその視点です。プレイヤーがどの視点からそのゲーム内世界を覗くかというと、FPSの場合プレイヤーが操作しているキャラクター自体の視点からなので、ゲームをプレイすることによって非常に高い没入感を味わうことができます。ですが、この頃のFPSの作品にはストーリーを重視したものがあまりありませんでした。ゲーム内で語られるその物語も、味気なくムービーやカットシーンで説明されるだけ。「敵に照準をあわせて銃をぶっ放せれば楽しいぜヒャッホー!」みたいなのがこのジャンルの主流でした。せっかく一人称視点を採用しているのに、これではなかなかその世界に入り込めません。そこで出てきたのがこの「Half-Life」。「研究所でへんな物質を解析してたらなんか次元の穴が開いてエイリアンが地球に攻め込んできちまったぜ!しかも国は事件をもみ消すために関係者を皆殺ししようとしてるぜ!やべえ!俺も殺される!」というのがだいたいのあらすじで、正直言ってそこまで練りこまれた物語とはいえません。この作品が金字塔と呼ばれているのはその演出にあって、なんとムービーやカットシーンを一切廃し、すべての話がプレイヤーが操作しているその目の前で展開されるのです!これには当時のゲーマー達も度肝を抜きました。主人公ゴードン・フリーマンが遭遇した異常自体の一部始終を、プレイすることでそのまま経験できてしまうわけですから。この演出の方法は一人称視点を採用しているゲームのみならず、ストーリーをその主要な要素に持っている作品全体に影響を与えたと言っても過言ではないほどのインパクトをもって受け止められました。最近流行のナラティブなゲームにも確実に影響を与えています。文章だけじゃ伝わりづらいと思うので、実際にやってみてください!なんて書きたいところですが、このゲーム、98年発売となかなか古い作品なので、なかなかおすすめできないところではあります。しかし、感化されたゲーム開発者の多い素晴らしい作品であるのは確かです。

さて、二作目「Half-Life2」(2004)。これもまた偉大な作品で、なにが偉大だったかというと、物理エンジンの本格的な導入という点です。NPCの表情制御の緻密さという点も同様に革新的なものなのですが、それはまた別の機会に書くとして。物理エンジンの導入、なんて言ってもわかりにくいと思うのですが、要するに斜面にボールを置くと転がるとか、脆い壁に物をぶつけると崩れるとか、単純なところで言うと物を掴んで投げるといった仕組みを組み込んだということです。それまでのゲームにもこれを採用したものはいくつかあったのですが、演出のおまけ程度のものでした。そもそもそれまではこういう条件のときこういう動きをする、というように個別に物体の動作を設定するのが主流でした。で、この2000年代中盤は、物理演算により物体の動きを計算するということをゲーム内で再現する、要するに物理エンジンの導入を行う作品が増えてきた時期でもあります。そういった時代の中にあって、この「Half-Life2」がその完成度により、物理エンジンとはこういう風に使うもんなんじゃい!とお手本を示したような形になります。具体的に説明すると、落ちている廃材を投げて敵を倒す、ドラム缶を転がして壁を崩す、積み上がったものを崩して敵を生き埋めにする、なんて感じに「自分だったらこの局面、こうやって解決するのになー」と考えたアイデアを実行に移せるのです!ゲームというものの根幹の特徴に、提示された世界にプレイヤーが介入できる、というものがあると思うのですが、その介入の度合いを一歩進めることに成功したのがこの二作目です。これもまたのちのゲーム製作に多大なる影響を与えました。最近のもので言うと、例えば「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」などの作品も、直接的にではないにしろ、そのゲーム性に感化された部分があることは間違いありません。こちらは比較的最近のゲームなので全然楽しんでプレイできると思います〜。

で、やっと新作の話に移れるんです。16年ぶりの新作「Half-Life: Alyx」はVR作品となっていて、二作目の前日譚を描いたものとのことです。没入感を重視したシリーズとしては順当感のある進化(VR)とも思えますが、今回も何か革新的な部分があるのではと期待してしまいますね(プレイしていないので何ともいえない)。

次は清水!よろしく〜

趣味ブログリレー#2 親愛なる隣人

どうもこんにちは。映研副部長の佐藤です。

突然ですが皆さんアメコミと聞いて何を思い浮かべるでしょうか。

スーパーマン?アイアンマン?最近だとジョーカーも人気ですね。

でも日本人が大好きなアメコミヒーローといえばやっぱりこれではないでしょうか。

地獄からの死者、スパイダーマン!

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スパイダーマンは比較的テレビで放送されることも多く、アメコミは興味ないけどスパイダーマンは見たことあるという方も多いと思います。しかし、こういうひとも多いのではないでしょうか。

スパイダーマンって何から見ればいいの?

アメイジングとかスパイダーバースとかトムホ版とか聞いたことあるけどよくわかんない!って方きっといると思います。そんな人のために今回は映画のスパイダーマンについて簡単にまとめたいと思います!

 

とその前に、スパイダーマンに関する基礎知識を説明したいと思います。

高校生のピーターパーカーは両親を亡くし、おじのベンとおばのメイによって育てられます。成績は優秀だが運動は苦手でオタク気質のピーターでしたが、ある日放射性の特殊クモに噛まれてから生活は一変、身体能力が格段にアップし、クモのように壁をはえるようになる超人になります。力を手にし調子に乗っていたピーターでしたが、ある日ベンおじさんが強盗に殺されてしまいます。それ以来、「大いなる力には大いなる責任が伴う」というおじの最後の言葉を胸に、ピーターはニューヨークの平和を守る正義のヒーロー、スパイダーマンとなって戦っていきます。

スパイダーマンはクモのようにしなやかで強靭な肉体と壁を這いビルを登る力、町中を飛び回れる特殊なクモ糸スパイダーウェブ、そしてクモの第六感スパイダーセンスなど様々な能力を持ちます。

そんなスパイダーマン、映画ではどんな活躍をしているのでしょうか?

 

まず初めは、スパイダーマンシリーズ。D2654265-605E-4055-83DF-63B4A10C8843

サム・ライミ監督、トビー・マグワイア主演のシリーズで、2002年にスパイダーマン、2004年にスパイダーマン2、2007年にスパイダーマン3と計3作作られています。

2000年代前半の本格的なアメコミ映画の先駆けの時期の作品であり、日本でのスパイダーマン人気の礎を築いたと言っても過言ではないでしょう。

この、通称サム・ライミ版スパイダーマンはグリーンゴブリンやドクターオクトパス、近年単独映画が公開されたヴェノムなど、有名なヴィラン(悪役)がたくさん出ています。アメコミ界では古典の域に入ってきていますが、今でも十分新鮮に楽しめる作品ではないでしょうか。

 

続いては、アメイジング・スパイダーマンシリーズAAB48135-D2D5-41AF-8B42-372FB8BCAEF1

マーク・ウェブ監督、アンドリュー・ガーフィールド主演で、2012年にアメイジング・スパイダーマン、2014年にアメイジング・スパイダーマン2が公開されています。このシリーズでは、ヒロイン役をラ・ラ・ランドのエマ・ストーンが演じています。主演のアンドリューと共に、どちらも超美形ですね!

サム・ライミ版からさらにCGが進歩し、今まで以上にかっこいいバトルシーンが描かれているこのシリーズですが、残念ながら2作目で打ち切りのような形で終わってしまいます。これは、興行収入や役者の成長(スパイダーマンは基本学生です!)、後述するMCUシリーズとの関係など、様々な理由があると言われています。こういうと残念なシリーズのように聞こえてしまいますが、スタイリッシュなスーツや、夜のニューヨークでのバトルシーンなど、アメイジングならではの見所はたくさんあります。2作と見やすく纏まっているので、是非見てみてはいかがでしょうか!

 

お次は変わり種でスパイダーマン:スパイダーバースF59D1072-2F1A-461E-8A14-48115DC55F87

こちらは、2018年に公開されたアニメ映画です。主役は今までのピーターパーカーではなく、黒人の少年、マイルス・モラレスです。(といっても設定や境遇はピーターとほぼ同じです)この作品は、アメコミではよくある“マルチバース”という概念が使われています。マルチバースとは、様々な並行世界を貫いて物語が展開されていくという概念です。スパイダーバースでは、マイルスやピーターなど、様々な世界のスパイダーマン&ウーマンが集まり戦います。

この作品の見所は、なんと言ってもコミックがそのまま動いているような映像表現です。静と動、複雑さと繊細さを融合したような映像は世界中で評価され、第91回アカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞しています。このシリーズは現在一作だけですが、続編もすでに決定しているらしいです。アメコミデビューとしてまずはこれからというのもありであないでしょうか!

 

最後に紹介するのは、MCU版スパイダーマン7F93C368-8610-4389-828F-B0E7D1D8BF64

ジョン・ワッツ監督、トム・ホランド主演のシリーズです。MCUって何?って思った方のために簡単に説明すると、アベンジャーズを中心とする一連の映画シリーズ、マーベル ・シネマティック・ユニバースの略称です。(アイアンマンやアントマンもこのシリーズの一つです。)MCUスパイダーマンの初登場は、2016年公開のシビルウォー:キャプテンアメリカです。その後、単独作品のスパイダーマン:ホームカミングが2017年に公開され、2018年のアベンジャーズ:インフィニティ・ウォー、2019年のアベンジャーズ:エンドゲームに登場し、同じく2019年には最新作のスパイダーマン:ファー・フロム・ホームが公開されています。多い!MCUは様々なキャラクターが作品の垣根を越えて活躍する、ユニバースという形式をとっています。なのでアベンジャーズ等他の映画にも出れるわけですね。MCUスパイダーマンの特徴の一つは、アイアンマンとの師弟関係です。前述したとおり、スパイダーマンに欠かせない存在としてベンおじさんという人物がいるのですが、これでスパイダー映画は3シリーズ目、大体のアメリカ人はスパイダーマン誕生のストーリーを理解しています。そのため、ベンおじさん云々は全く語られず、(というかおばさんしか登場せず)アイアンマンがスパイダーマンの師匠ポジションになります。これがとてもアツい!上の画像のようにふたりが並ぶのを初めて予告で見たときは鳥肌ものでした…。このMCUスパイダーマンは3作目の製作も決定しているらしく、間違いなく今一番アツいスパイダーマンだと言えます!(あと個人的にヒロイン役のゼンデイヤがタイプ!)

 

長々と語ってしまいましたが以上がスパイダーマン映画の説明です!少しは興味を持っていただけたでしょうか?

今回紹介した作品は賛否はあるもののそれぞれが魅力を持っていて素晴らしい作品だと思います。ぜひ興味を持ったものから見てみてください!

次回は1年の阪下、お願いします!

それでは〜

趣味ブログリレー#1 アリバイ探しお願いします

こんにちは、二年ブログ係の相原です。今日から新歓ブログリレーを始める3月初めまでの間、昨年同様趣味ブログリレーを行います。部員が自分の書きたいことを好きなだけ書いていきますので、是非お楽しみに!


そしてトップバッターの僕は、テレビとyoutubeについて最近思っていることを書こうと思います。尚、特に構成も考えずに脈絡なく語っていきますので、駄文になるかもしれませんが悪しからず。

小さい頃はアナウンサーになるのが夢で、毎週水曜日はヘキサゴン、はねとび、ベストハウス123を見て育った僕ですが、最近いつも見ていると言えるのは、ドラマと野球中継と水曜日(ダウンタウンもどうでしょうも)くらいで、昔よりテレビを見なくなったなあと感じます。そもそも昔はもっと笑える楽しい番組が多かったと思うのですが、いつの間にか「長生きの秘訣は納豆!」とか「腰痛予防の㊙ストレッチ!」とか「日本の技術はスゴイ!」とかいうくそも面白くない番組が多くなったのでしょうかねえ。僕の周りでもほとんどテレビを見ない人や、そもそもテレビが家にない人も一定数いるというのだから驚きです。そして今、テレビに代わって皆が見ているのがYoutubeなんですね(アマプラやネトフリもあるけど今回は言及しない)。

かつて娯楽の王様と呼ばれたテレビは、今や数ある娯楽の一つに成り下がってしまったのです。ここで問題なのは、おそらくテレビ局の関係者や芸能人たちは、まだテレビが上でyoutubeが下、みたいな意識を持っていることで、度々youtubeを見下すような発言も見られる(某坂〇忍氏等)。しかし最近では多くの芸能人がyoutubeチャンネルを開設し、億超えの年収を稼ぐ人もいます。動画の面白さはさておき、そもそもyoutuberというのは毎日のように自ら企画を立案し、撮影、出演、編集まですべて自分たちで行っているのだから、放送作家の台本を読んでお笑い風(ハライチ岩井に言わせれば)の茶番やってる芸能人とは違うのですよね。

このように書くと僕がテレビを嫌っているように思えるかもしれないけど、決してそんなことはない。僕はテレビにもっと頑張ってほしい。テレビ局はとにかく視聴率を上げることに躍起になります。なぜなら、企業からCMの契約を取る時、視聴率が基準となってCM枠の値段が決まるからです(高校の時に某ローカル局の人から聞いた)。今テレビを見ている人は若者が少なく、中高年が多いので、必然的に健康番組が多くなるのだと考えられますね。

しかし、僕が思うにテレビのライバルであるyoutubeは超強敵です。なぜなら、youtuberが作る動画はもちろん、芸能人やスポーツ選手もチャンネルを開設し、テレビでは言えないような話や、過激な企画が行われている。ゲーム実況や音楽、昔の映画やテレビ番組など(無論、違法にアップロードされたものと知りながら動画を見ることは犯罪であるby映画泥棒)、ありとあらゆる無限のコンテンツの中から自分の興味のある動画を探すことができ、広告があると言ってもテレビCMより短く、つまらなければ停止したり早送りしたり、自分の好きなように楽しめるのです。対してテレビはどうでしょう、せいぜいBSを入れても20くらい、一つ一つの番組は長い、CMも長い、「答えはCMのあと!」とか言って大したオチはない茶番、、、etc。youtubeに勝つには、相当面白いものを作らなければならないでしょう。

しかし、テレビ局の人たちもプロだから、今でも面白い番組は意外とあります。年末年始などずっと家にいてテレビを見る時間が多いと、そう感じますよね(年末年始は視聴率取れるので各局やる気を出しているから?)。今年のガキの使いは近年のマンネリ化が無くなってて良かったです(笑ってはいけないの初期は罰がケツバットじゃなくて吹き矢で、ガチ感あって死ぬほど面白いのでぜひ見てほしい)。その一つだったのが、TBSの「クレイジージャーニー」。この番組は、毎週クレージーな旅人が登場し、その旅に密着するというものでした。世界中のスラム街、銃密造現場、マンホールの中で人が暮らすマンホールタウンなど、過激な場所に命がけで潜入する丸山ゴンザレス、奥地の先住民族の集落に行き、全裸になったりして仲良くなって綺麗な民族衣装の写真を撮るヨシダナギ、軍艦島、死体農場、共産党ホール、北朝鮮など、世界中の廃墟や珍しい場所を写真に収める佐藤健寿などなど、どこでも見たことが無い物凄い映像を見て、世界を広げてくれる素晴らしい番組だった。のだが、半年ほど前話題にもなったように、とある企画でヤラセが発覚し、番組は打ち切りとなってしまいました。バラエティ番組においては、演出とヤラセの線引きは非常に微妙なところだと個人的には思うけど、番組の性質上、クレイジージャーニーでのヤラセは絶対にあってはいけなかった。僕はこれに心底がっかりし、担当ディレクターに怒りが湧きました。テレビはここまで落ちぶれてしまったのか、と。けど当該企画以外はもちろんガチのものだったし、MCの松本人志もツイートしたように素晴らしいジャーニーに沢山出会えたので、是非youtubeで、ツタヤでDVDを借りて見てほしいです。

さて、脈絡もなく長々と書いてきてしまいましたが、要するに僕が言いたいのは、テレビもっとがんばれよということと、まだまだ面白い番組もあるから、皆たまにはテレビも見てみようぜ、ということです(民放各局はネット同時配信はじめるらしいし)。加えて一つ思ったのは、結局、人は「映像を見る」ということが好きなんだなぁ、ということですね。映画やテレビを見てその感想を友達と言い合って議論するのはめちゃくちゃ楽しいですからね。そしてやはり、テレビと言うのは一家団欒の象徴のようなものだと思うので(勿論、生き方や家族の形は様々なので、こうあるべきだ、などと言う旧来の固定観念を主張しているわけではありません)、無くなるのは寂しいですよね。だからこそ、テレビ局には、「意外とテレビ面白いじゃん」とテレビを見ない人に思わせるくらいの物を作ってほしいものです。


ここまで全部読んでくれた人はいるでしょうか。お付き合いいただきありがとうございました。次は1年の佐藤君に回します!マニアックなブログに期待!!

最後に、この前の土曜日から始まったドラマ、「アリバイ探し承ります」をぜひ見てほしい!6チャンネルで毎週土曜23:15から!面白いし主演の浜辺美波がめちゃくちゃ可愛いよ!!

私的ベストテン2019

こんにちは。北大映研部長の熊本です。

特にブログリレーなどを行っているワケではないのですが、毎年誰かがアップしている私的ベストテンを例年同様だらだらと書いていこうと思います。最後のセンター試験を終えた未来の北大生の目に触れてもらえたら幸いです。

 

10位「COLD WAR あの歌、2つの心」

Tomasz Kot in Zimna wojna (2018)

去年、「ローマ」とアカデミー外国語映画賞を競ったラブストーリー。主人公ふたりのミクロな視点と舞台となるスターリン政権下のポーランドのマクロな視点の残酷さを、なんとも言いがたい美しさで描ききった傑作でした。これが札幌では一週間限定かつ一日一回しか上映してなかったのはなんとも残念。

 

9位「幸福なラザロ」

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今年観た映画でトップクラスにワンダフルな脚本でした。ラザロの視点からどの世界、時代にも通底する貧困や憎しみを痛感しながら、この世界のどこかにあるイノセンスに思いを馳せてしまう。ちゃんとキリスト教の知識があると見方も変わってくるのかな。

 

8位「存在のない子供たち」

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子役演出だったら文句なし1位ですね。主人公のゼインくんやその他のキャストが実人生で物語と重なるようなの壮絶な境遇を経験していることもあるのか、役者の説得力や実在感がただ事じゃないです。さらにこの映画では赤ちゃんが赤ちゃんとして演技してます。ホントです。

 

7位「ジョーカー」

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説明不要のヒット作ですね。ホアキンオンステージでした。スコセッシのMCUについての発言が議論を呼びましたが、これは映画らしい映画として納得なんじゃないでしょうか。スコセッシオマージュ満載ですし。

 

6位「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」

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個人的にはタランティーノの集大成にして最高傑作でした。前半2時間はニヤニヤが止まらないほど幸せで、後半40分はサスペンスフル、ラストはなんともいえない優しさで包んでくれるなんて、、、この映画のすべてが愛おしい。

 

5位「ブラッククランズマン」

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久々にスパイクリーのアクの強さが全開になったエンタメで大満足。ただ黒人白人うんぬんの話だけではなく、「国民の創世」や「風と共に去りぬ」といった現実に負のエフェクトを与えた「名作たち」に対して映画でしか出来ない回答をしているところに、スパイクリーの怒りだけではなく映画史に対する敬意も感じました。さらにそこから文字通り現実に向き合うラストにも圧倒されました。ボクは「グリーンブック」より断然「ブラッククランズマン」派!

 

4位「アイリッシュマン」

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スコセッシ、デ・ニーロ、ペシ、そこに加えてカイテル、さらにはパチーノってだけで感情のダムが決壊しちゃいます。「グッドフェローズ」や「カジノ」のようなスピーディーな語りではなく、どっしりと腰を据えた語り。それでも「僕ら」が大好きなあのスコセッシ映画になっていました。観終えた後にはスコセッシやデ・ニーロが映画史に残してくれたものへの感謝でいっぱいです。でもスコセッシはこれからも元気に映画撮ってほしいなぁー。最後のフランクシーランには次世代の映画人の到来を待つスコセッシを重ねて見てしまいました。2月からのシアターキノでの上映も楽しみ!

 

3位「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」

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2016年に公開された「この世界の片隅に」の再編集版。原作漫画や元の映画版が全国民必見の名作なので、まずそちらをご覧になっていただきたいのですが、この再編集版は2016年のバージョンと違う味わいになってましたね。作中に出てくる登場人物や出来事、アイテムがより多層的な意味を持って浮かんできます。この映画は感想書きづらいですね。

 

2位「パラサイト」

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来ました!!大好きなポンジュノがついに特大ホームランをかましてくれました!この映画のすごいところは、アート性や社会性をきちんと担保しながら超絶面白いエンターテインメントに仕上げてるところ。アート性や社会性を兼ね備えた素晴らしい映画監督は数多くいますが、そのうえ作品を誰が見ても面白いエンタメに出来るのはポンジュノなんですよ!

 

1位「サスペリア」

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これは自分でもよく理解できてないところも多々ある映画なんですが、オールタイムベストに入るほどの衝撃でした。見た後しばらく呆然としてしまったほどです。「アイリッシュマン」、「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」、「パラサイト」も1位に入れたいくらい好きなんですけど、この作品は特別でしたね。なんでこんなに好きなのかも自分では理解できないし、感想も「スゴいものを見た」くらいしか言えないです。すみません。

 

ランキング外だと「ドッグマン」、「マリッジストーリー」、「トイストーリー4」です。

2019年の新作の鑑賞本数は75本でした。気になる映画や好きな監督の新作で逃してしまったものも多々あるためか、なんだか頭でっかちなランキングになってしまった気もしなくもないですね。カンヌがらみが6本、ヴェネチアがらみが2本ですからね。

今年のランキングにはシリーズものが入りませんでした。エンドゲームは最高だったし、SW EP9は最低でしたけど、個人的には一本で完結してる作品が好きなのだと改めて実感しました。

今年こそ新作100本鑑賞出来るよう、浴びるように映画見ていきたいと思います。

毎年行っている映研のベストテンも集計が終わり次第結果をのせたいと思いますので乞うご期待ください。

秋新歓ブログリレー14 「宮本から君へ」

どうもこんにちは、北大映研部長の熊本です!

長らく続いたこの秋新歓ブログリレーもこれで最終回となります。今まで部員が書いてきたような楽しく興味深い記事に負けず劣らずの何かが書ければいいなと思い筆をとる次第です。

今までブログリレーを読んできた方ならわかると思いますが、このサークルには様々な趣味嗜好を持った人々が集っています。映画研究会という名前から「映画オタクが映画について語るんでしょ〜?」と思われる方も多いかもしれませんが、このサークルは映画を制作するサークルです!経験の有無に関わらずみんなで楽しく映画を作っているので、気になった方は是非毎週金曜日に行われる例会に顔を出してくれると嬉しいです。TwitterやGメールなんかでも気になったことがあったら気軽にお尋ねください!

そんな多様性を確保したこのサークルですが、世の中はそう上手くいかないようです…

今年の9月にとてつもない熱量を持った日本映画が公開されました。

「宮本から君へ」という作品です!

 熱狂的な人気を持つ漫画原作を「ディストラクション・ベイビーズ」の真利子哲也さんが監督。公開とともに原作同様の熱狂的な支持を集めました。

しかし、この映画にある不幸が襲い掛かりました。

それは日本芸術文化振興会による助成金の不交付です。元々決まっていた助成金がある理由によって取り下げられました。それは本作に出演しているピエール瀧がコカイン所持で逮捕されたことによって、「国がコカインを容認しているようなメッセージになりかねない」ということでした。

バカなんでしょうか、本当に。この映画を見てそう思うのであれば、目が節穴だとしか言いようがありません。昨今話題になったあいちトリエンナーレの問題も相まって、どんどん芸術というものの枠が狭められているように感じます。もう日本の芸術というのが検閲抜きには成り立たないようになってきているのでしょうか。それが芸術と言えるのか、甚だ疑問です。

本作の劇中で真淵拓馬というキャラクターがこんなことを言います。「世の中には絶対にかなわない相手がいるんだよ」と。

そんなことを言って「弱者」をねじ伏せてくる「強者」が世の中には存在します。本作ではそんなヤツに決定的な罰が下ります!!

本作の主人公である宮本浩は決して「正しく」ありません。ただし、宮本ほど気持ちのいい人間を僕は知りません。

そんな最高に無様で、カッコ悪くて、でもどこか憧れてしまう宮本の生き様を是非スクリーンでご覧下さい!!