画像は火葬場の吸い殻入れ。COOL!
今日は一日中親戚の葬儀でした。93歳、大往生で、綺麗な死に顔でした。おばちゃ、どうぞ安らかに。
さて札幌に帰れるかどうか。今日電車が走っていたので、復旧には近づいてきているのではと思うけど、問題は青函トンネル。もしトンネル付近で津波が起ころうものなら、海水が流れ込み溺死は免れない。怖い。
最近映画観てないな…。もうなんか個人的なことしか書いてないもん。これじゃいけん。明日なんか観よう。
投稿者「hucinema」のアーカイブ
北上不可(ツシマ)
青森の在来線が全て運休、復旧のメドも立たないとのこと。よって18日に札幌に帰れなくなりました。
病院の予約が25日に入れてあるので、24日には是が非でも帰らないといけないのですが。その頃には運転再開してくれればいいのですが。もうどうなるか分からん。家の中がごちゃごちゃしてて落ち着かん。脚本どころじゃねえよ。
明日は朝から親戚の通夜。早く寝よう。
月光(ツシマ)
地震の影響で、青森県はさっきまで停電中でした。
私は地震発生時、ご飯をよそっていて、何だかよくわからないテンションになり、ずっと「フワフー」とつぶやいていました。そっから停電し、携帯もアクセス出来なくなったので、今日の新聞を見るまで何が起こってるのか分からなかったのですが、えげつないですね。人間の叡知なんてこんなものかと痛感してしまう。
停電して困ったのは、暖房器具が使えなかったこと。寒くて暗くて本当に辛かった。街灯も点いてないので、雪が月に照らされて、青みがかった光が不気味だった。
まあ、とにかく僕は無事です。御心配なく。
パニック!(ツシマ)
えー、ツシマ家は混乱してます。
まず今日、親戚の方が亡くなりました。それでまた両親が揉めています。「給料日前で香典が…」「それは不謹慎だー」とかなんとか。
そこに我が家のトラブルメーカー・姉の電話。母が応対したのだが、どういう経緯を辿ればそうなるのか「生きる資格がない」と泣きながら連呼。揚句の果てに過呼吸状態になったらしい。
とにかくこれは療養どころではないので、18日に札幌に帰ることにしました。ちょうど某アングラフリーペーパーの原稿依頼が来ていたので、これもいい機会かと。
18日は金曜日なので、映研の皆さん飲みましょう!
息もできないとはこのこと(ツシマ)
今日は脚本執筆を休んで、息抜きに「息もできない」鑑賞。字面だけ見ると、息していいのかダメなのか。
で、感想。正直期待以上では無かったが、いい作品。「家族」という細胞レベルで組みこまれた楔から逃れようとするけど、結局はそこを安住の地として生きていくというか。思い出したくないほど嫌いな奴なのに、結局頭の中はそいつのことで一杯というジレンマというか。とにかく主人公・サンフンが血まみれになるシーンはぐっとくるものがあった。もう一回観たくなる映画だった。
鑑賞後、嶽本野ばら「ハピネス」を読んだ。野ばらちゃんは「エミリー」と「鱗姫」が好きで、ちょこちょこ読んでいるが、ちょっとマンネリ感が否めなかった。
さて、ツシマ家も息もできない状況です。父と母はお互いの姿すら見ようとしません。熟年離婚だけは勘弁してくれよ。
不穏蕎麦(ツシマ)
今現在ツシマ家は父と母が喧嘩の最中で、非常に気まずい空間と化しています。なんか精神衛生に悪いです。これはしばらく続きそうだ。やだな。
今日は休み休み脚本を書いていました。完成度数としては10%に満たないのかな。まだまだ先は長い。
夕方、母方の祖母の家に行こうという時に父と母が喧嘩した。理由はもう改善の余地のない夫婦間の溝を父が掘り返し、母がそれを「はいはい」と聞き流す。その態度に父がまた激昂し…というもの。車中でもそのようなやりとりがあり、結果無言に。
祖母が蕎麦を奢ってくれるというので、「矢車」という蕎麦屋へ。僕は穴子天ざるを頂きました。
帰りにTSUTAYAに行き、「聖☆おにいさん」6巻、「みなみけ」8巻、笙野頼子「金毘羅」、嶽本野ばら「ハピネス」、泊貴洋「ゼロからの脚本術」を購入。
家に帰ると「息もできない」のDVDが届いていた。明日観よう。
家にゴリラ二頭いたら邪魔で仕方ない(ツシマ)
昨日ナカミチ様のおかげで、探していた合唱曲が見つかりました。カノンではなくケ・サラでした。かすりもしてねぇ…。何はともあれ、本当にありがとう。千円以内のものなら奢るよ。
それで早速YouTubeで聴いてみたら、自分が覚えていたメロディーと全く違うことが判明。パートが違ったからか何なのか、もっと高音のをイメージしていたのだけれど…。これは一から覚え直しだなあ。(←劇中で歌う予定)
今日でやっとざっくりしたプロットが完成。脚本段階へ移行。気分転換に映画観たいけど、今観たら変に脚本に影響が出そうで怖い。
母親も観たいと言っているので、アマゾンで「息もできない」を購入。明後日には確実に届くようだ。
明日は祖母が蕎麦を御馳走してくれるらしい。蕎麦大好き。
…なんかもうタイトルに意味を求めないようにしようかと。気分だよ、気分。
恵比寿映像祭・石井岳龍(旧名・聰亙)レクチャーへ行く!!!(スガワラ)
追記・昨日メールから記事を投稿しようとして、うまくいきませんでした。今日改めて、加筆修正した記事を載せます
2月23日。東京での用事を終え、時間を持て余しついでに恵比寿映像祭へ行ってきました。
「石井岳龍監督、3D&バーチャルリアリティで俳句の世界に挑戦」
http://eiga.com/news/20110224/17/
「石井岳龍」と聞いて分からない人がいても、「石井聰亙」と聞けば、映画ファンならば分かる人がいるはず。80年代では『狂い咲きサンダーロード』『爆裂都市』『逆噴射家族』といったパンク映画を撮り、90年代には『水の中の八月』『ユメノ銀河』などの今までと180度違った内向的な映画を次々に撮ってきた映画監督です。去年、名前を「聰亙」から「岳龍」に改名し、改めて新作に取り組むようです。
※石井監督について
はっきり言って、この監督の映像世界は“狂っています”。
80年代のパンク時代も充分狂ってますが・・・
映画「爆裂都市」予告編
http://www.youtube.com/watch?v=M_F8O17XquI
DUMB NUMB DVD live FRICTION 1989 7/7(石井監督が編集したライブビデオ)
http://www.youtube.com/watch?v=PpeYJEbl_B8
90年代の作品も充分ある意味狂っています。
August in the Water 水の中の八月 – #1
http://www.youtube.com/watch?v=XyeSrPEat1I
Le Labyrinthe des rêves de Sogo Ishii(『ユメノ銀河』の一部)
http://www.youtube.com/watch?v=AnWSj_bMKzM
とても同じ人間が撮った映画のように思えません。
そんな彼が次回作はなんと“松尾芭蕉の俳句の世界”を描いた3D映画!!
「一体誰得なんだ」と言う質問は一切不要!!!(ちなみに他にも劇団の舞台を映画化した『生きてるものはいないのか』も今年の秋に公開されるようです)
レクチャーでの石井監督の発言を要約すると(リンク先の記事でも書いてますが)、「若い頃は『肉体』のスピードを追及してパンク映画を撮っていた。だが、『肉体』のスピードにも限界がある。だから、90年代からは『精神』のスピードが加速させるためにスピリチュアルな方向の映画を作ってきた。しかし、それを追及しすぎると“絵が止まってしまう”というジレンマに陥った。でも、今はデジタル技術が発展し、低予算で映画制作ができる。これからはいろんな挑戦をしていきたい」とのことです。
最近では自家用のビデオカメラで3D映像が出来るみたいです(自主映画制作レベルでも3D映画が可能になる日は近いようです)。3D映画について賛否があるようですが、自分としては映像の可能性を追求しようとする石井監督を僕は応援しています。
ぜひ、北大映研でも応援してあげて下さい。お願いします!!!
☆☆☆☆☆☆☆(ツシマ)
実家生活5日目?今日も映画の構想を練る。ぐちゃぐちゃだが、何とかまとまりそうな気がしてきた。確実に60分超えるな、これは。
そこでこのブログを見ている稀有な皆さんにちょっとお願いがあります。現在構想中の映画のメインテーマの曲を、中学生の時に合唱で歌った曲にしようと思って探しているのですが、見つかりません。サビの歌詞が「うたえ うたえ うたえ 人間の優しさをうたえ うたえ」という歌で、これはうろ覚えなのですがタイトルが「カノン」だった気がします。出来れば歌詞とメロディーが欲しいです。見つけた人はツシマまでご一報を。何か奢ります。
コッピの餅つき(ナカミチ)
一度書いた記事を操作ミスで全て消してしまい泣く泣くもう一度書いています。デジタルなんて嫌いだ。
「木工用ボンド」を読んでから心のザワザワが落ち着かず、映研のブログをツシマさんの個人ブログにしてはならない!と息巻いて3トンくらいある重い腰をようやく上げました。部長のナカミチです。
音楽の話くらいしか書けそうにないので音楽の話で書こうと思っていましたが、急性のめんどくさい病が発症したので今回は2月24日から28日の間にボランティアスタッフとして参加したゆうばり国際ファンタスティック映画祭について書いてみようと思います。映研から参加したのは自分とコンノの2名。総評から言うと「最高!」に尽きます。細かく書くとボリュームが半端無いことになるので要点だけ書きます。
一日目。
プレミアで『塔の上のラプンツェル』を鑑賞。ディズニー50作目という記念すべき作品らしいのですが、ラストがどうしても許せず客席にべったりとくっついた自分のケツの方に意識が向かってしまいました。「ディズニーだったらこういうオチでいいかな?」感に血反吐を吐きたい。観客を馬鹿にしないで欲しい。映像をグレードアップして良くある話のリメイクをしただけでは。
夜には餅をつくキム・コッピさん(『息もできない』)を鑑賞。通訳の方が北大の先輩らしく、その方伝いでキム・コッピさんと写真を撮りました。なんとしても映研部員に自慢したいので「写真見せて」と一声かけてください。
二日目。
用事があり一時札幌に帰還。
夕張に帰ってきた後、『宇賀那健一短編作品集』『処刑剣 14BLADES』を鑑賞。『処刑剣』は突然重要キャラ?なのかな?みたいな人が殺されたり、ストーリーの繋がりが分からなかったり、「そのくだりもういいから」と言いたくなるほど何度も何度も幼少時代の記憶をフラッシュバックさせたり、盗賊の衣装がパイレーツ・オブ・カリビアン風であったりと、楽しいエンターテイメントでした。
三日目。
『オードリー』『YOU+ME=LOVE』『此の岸のこと』『ヤクザ編集』『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』を鑑賞。
『YOU+ME=LOVE』はお気に入り。無敵のダサ男が主人公。ダサ男は無敵なので人生が嫌になって首を吊っても手首を切っても死ねません。そんなダサ男が女の子に出会って…というお話。
『スコット・ピルグリム…』は最高に笑えたので劇場公開されたら映研部員で観に行きましょう。
四日目。
大林宣彦監督の対談もあったので『HOUSE』を鑑賞。かなりトんでいる映画だと思いました。スタッフ疲れのせいで中間部分を寝てしまったので必ずいつかまた観ます。
『わさお』の冒頭部分のみ、『Shinda Gaijin』を鑑賞。『Shinda Gaijin』主演の藤崎ルキノさんがウェイター服で登場。かなり可愛かったので一緒に写真を撮ってもらいました。
東京フィルメックス最優秀賞『ふゆの獣』をラストしか観られなかったのが残念。スタッフとして外から音を聞いているだけでもすごさが伝わってきた作品でした。
五日目。
グランプリ受賞作『エイリアン・ビキニの侵略』は35万円で制作されたらしいが、あのクオリティで35万円は素直にすごいと思った。女の人をあれだけエロく描けたらもう素晴らしいんじゃないでしょうか。オ・ヨンドゥ監督には期待。
ゲストを送るさよならビュッフェでは、ゲストと一般人の距離が極端に短く、というかほぼゼロに近く監督達と普通にコミュニケーションがとれました。林海象監督、アレックス・パイエ監督、井口昇監督と写真が撮れて大感激です。
『私立探偵 濱マイク』監督・脚本、今映画祭の審査委員長である林海象監督と。
『片腕マシンガール』監督・脚本、『ロボゲイシャ』監督・脚本の井口昇監督と。
自分は写真を撮られるときにいつも同じポーズをしていることが発覚しました。
夕張はざっとこんな感じでした。あまりにも量が多く内容が関西風のうどんくらい薄味になってしまった感は否めませんが、関西風うどんが好きな人だっているはずと信じて良しとしましょう。詳しい話はナカミチに直接聞けばいいんじゃないかな!
余談ですがやっと『息もできない』観ました。若干ネタバレになるので観てない方は注意を。
なんとも言えない後味を残す作品。個人的にはかなりグッと来た。現代的な家族の在り方を描けている気がする。ほぼ崩壊しつつある家族でもやっぱり家族は大事なんだって伝えてくるパワーがすごい。なんなんだろう、このパワー。
皮肉にも暴力にまみれたサンフンによって家族のような温かい人間関係を生むことができたのだが、ヨニの兄ヨンジェがラストでサンフンとダブらせられている。もちろんヨンジェがサンフンのように関係を構築する可能性も秘めているわけで最後のヨニの表情がその複雑さを物語る。
自分の監督作『インスタント葬』が完成しました。反省点が多く次作に向けて学ぶところが多かったです。キャスト・スタッフなど協力してくれたみんなに感謝してます。
現在次回作を構想中です。映研部員でない人も撮影が楽しかったらまた協力してください。
次回こそ音楽で書きます。