円山さん(ツシマ)

先週日曜、映研のメンバーと円山動物園に行った。以前の僕を知る人が見たら「ツシマも丸くなったな」と思うかもしれない。でもいいんだ、行きたかったんだもん、動物園。
メンバーは僕も含め6人。うち3人が女の子という素晴らしいシチュエーション。天気も非常に良く、行楽日和だったのよ。
動物園に行くにあたり、カメラを回してみた。夏に撮る予定の映画がドキュメンタリー風にしようと思っているので、その練習の意味を込め、ちゃんと映画としてお見せ出来るものにしようと。
全体のショットを撮ったりしていたので、なかなかみんなの輪の中に入れず、淋しい思いをしたけれど、なんとか形にはなった。今日の朝方、作品が完成した。チーム企画の完成披露の時にオマケ感覚で流してくれるとうれしいな、テヘ。
今回カメラを回して気づいたことは、僕は自己演出に長けているということ。自分の映画に必ず出演しているのは、無意識の内にそれが一番いいと感じていたのだろう。まあ、ナルシストと言えばそれまでか。
その点他人に対しての演出が甘い。はっきりいって下手だ。やっぱり普段人と会話しないのが起因している気がする。この点をしっかり留意しないと。
夏に撮る予定の映画はまだ構想の範疇を出ていないが、かなり面白いはずだ。目指せ、夕張!

チーム企画撮影総括(ツシマ)


お久しぶりです。ツシマです。今回はパソコンから投稿します。
新入生に映画を撮ってもらい、技術の向上を目指すチーム企画の撮影。僕たちの班はオール支笏湖ロケを行い、昨日全ての撮影が終わりました。その様子を写真と共に振り返っていきたいと思います。
6月11日撮影一日目。朝9時に札幌駅集合にも関わらず、ほぼ時間通りに全員集合。以前の映研では考えられない光景。今回監督を務めるセイヤ君の運転で一行は支笏湖へと向かう。新入生にとってはサークルでの初めての旅行ということもあり、テンションが上がる。かくいう僕も興奮していた。山道の急カーブに戦々恐々としながら無事に支笏湖に到着。

 →今回重要なアイテムとして登場するTバックとナカムラ君。(写真1)
しかし突然雲行きが怪しくなり、案の定雨が降り出す。結局この日は雨が止まず撮影は断念。休憩所にてUNOに興じる。
6月12日撮影二日目。昨日の遅れを取り戻すため、朝8時に集合。しかし、支笏湖に到着すると程無くしてまた雨が…。最悪の事態を誰もが予感したが、幸いにも雨は止み、少し遅れて撮影スタート。
 →監督のセイヤ君と甲斐甲斐しく傘を差し出すヒラノさん。(写真2)
 →監督に演技指導を受ける釣り人役のアンドウ君とナカムラ君。(写真3)
 →女性陣。左から、アミさん、ヒラノさん、エイミー。(写真4)
この日は順調に撮影が進み、僕も出演しました。支笏湖には霧が立ち込め、幻想的な雰囲気でした。そんな支笏湖をバックにしたラストシーンはシュールそのもの。完成が楽しみです。
6月19日撮影三日目。この日は一日目に撮れなかったカットの撮影。キャスト、スタッフ共に前回の撮影からぐっと減って4人で向かいました。初夏の日差しが恐ろしく強く、とても暑かった…。
 →支笏湖入水する3人。水底は砂利がゴロゴロしているため、痛そうでした。(写真5)
 →監督に演技指導を受けるハマグチさん。役では僕にダメ出しをされまくり。(写真6)
 →監督は湖に入って撮影をしました。(写真7)
 →4人で記念撮影。マントを羽織った気持ち悪いのが僕です。(写真8)
ここから急遽僕の撮影会がスタート。撮影はナカムラ君。ツシマファン垂涎のお宝ショットです。
 →Tバックを頭に被り、いざ…(写真9)
 →タバコをくゆらすツシマ。(写真10)
 →霧に霞む山をバックに。(写真11)
 →一瞬緒方拳に見えるのは僕だけでしょうか?僕だけですね、ハイ…(写真12)
 →貴方はTバックを被ってこんな決め顔が出来ますか…?(写真13)

チーム企画の撮影はアフレコを残すのみとなりました。最後まで気を抜かず、頑張りたいと思います。ひとまず皆さんお疲れ様でした。

あ、あとウチの姉が初めての個展を開きます。東京にお住いの方、東京にお立ち寄りの方は足を運んでみてはいかがでしょうか?7月7日~7月12日の12時~20時まで。JR中央線 吉祥寺駅より徒歩4分の「にじ画廊」という所でやるそうです。
詳しくは にじ画廊 http://www12.ocn.ne.jp/~niji/ まで。よろしくお願いします。

写真添付の方法がわからない…見づらくてごめんなさい。

サンダル買った(ツシマ)

先週行われたジンパの帰り道、サンダルが壊れた。思えば一昨年の忘年会で一足、去年の合宿の前日に一足、今年のジンパで一足と、映研の行事と共に物凄いハイペースでサンダルを履き潰している。その原因として自分の靴下嫌いがあるのだが、これは酷く迷惑をかける。
以前、素足にブーツという蛮行極まりない行為をした結果、座敷に納豆のような異臭が漂い、後輩に「ツシマさん、納豆食べてきました?」と聞かれたことがあり、以来冬にM川家に上がる際には、まず足を石鹸で洗うことが義務付けられた。
幸いにも冷え症とは無縁故、雪降る夜でもサンダルで歩くのだが、これはこれで「見てるこっちが寒い」と言われ、靴下嫌いはいずれ克服せねばならない課題なのだけれど、初夏の陽気は蒸篭の如く我が足を蒸らすのだ。そして不快指数が臨界点を突破したのが今日。ついに私はサンダルを買うことを決意した。そこそこオシャレをして。ハットとか被って。
恵比寿マスカッツ「スプリングホリデー」を聴きながらやって来たのは、札幌ステラプレイス5階にあるABCマート。幸いにして平日だったので、人はまばらだった。早速一番安いサンダル(それでも5000円近い!)を手に取り、店員さんを呼んでサイズがあるかを確認した。私は足が29センチなので、どこかで妥協を強いられることが多いのだが、すんなりあって迷わず購入。早速トイレで履き換え、グッバイ足の蒸れ!と思ったが、案の定サンダル擦れ。しかし「痛みに耐えてこそ何かを得られるはず」と奮起して歩いた。
そしたら、いいことがあった。偶然入った古本屋に、ドリアン・T・助川氏の名著「食べる-七通の手紙」が置いてあったのだ。もう絶版になっていて、探しても見つからなかった本との出会いに興奮した。他に、嶽本野ばら「ミシン2/カサコ」、中川越「文豪たちの手紙の奥義」、開高健「パニック・裸の王様」を購入。これからは足繁く通おう。
現在午前4時を回っております。それではまた例会で。

第三帝国の終わり(ツシマ)

祖母からの仕送りが入り、金銭的にも余裕が出来たので、「この天気だし、自転車直してもらって風になりますかな」などと馬鹿丸出しの独り言を言いながらアパートの自転車置場に行ってみると…
自転車がない…
チェーンが切れていたか、外れていたかしていたので盗まれるはずもないし、何より自転車の数が明らかに少なくなっている…
これはあれだ、廃品回収だな。
僕の自転車は名前をヒトラーと言う(愛称ヒッちゃん)。ホーマックで買った何てことのない普通のママチャリを、5~6時間かけミリタリーカラーに染め上げた自慢の自転車だった。パンクはしょっちゅうだったけど、その都度絆は深まった。再帰不能かと思われたホイールの歪みも乗り越えてきた。自転車屋さんの人に「もう乗り換えた方が安上がりだよ」と言われた時すら、ヒトラーを手放す事など考えもつかなかった。
何でもっと早く気付かなかったんだろう?何でもっと大切にしてあげなかったんだろう?こんな春の心地の良い日にヒトラーに乗って…緑や空や花が風に揺られて…どこまでも行けただろうに…口惜しくて仕方ない。
今日は酒を飲もうと思う。

札幌レレレのレ(ツシマ)

普段休日は滅多に街に出ない。今日もその予定だったのだが、コンビニで買った古谷実「僕といっしょ」が個人的にとてつもなく面白く、その次に書かれた「グリーンヒル」を探しに札幌市街地に出向いてみた。1000円を切るようだったら買うことに。
部屋着(ジャージ)にコートを羽織ってとぼとぼ歩いた。札幌駅で一旦タバコ休憩。若い可愛い女の子が人間の吹き溜まりのような喫煙所に入って来ると、なんか凹む。
やって来たのはジュンク堂近くのブックオフ。しかし「グリーンヒル」は2巻しかなく、続いてはまんだらけへ。ここにもなく、代わりに古泉智浩「フェイク」を購入。
北20条のブックオフに向かっている最中、荷台に怪しげな人間を載せたトラックに遭遇。よく見たら、引っ越し真っ最中、後輩のウジだった。お疲れ様。ここにもなく失意の内に帰宅。
小雨ぱらつく生憎の天気だったが、休日に出歩くのも悪くない。しかし金がいよいよ底をついてきた。コンドウ金融に頼んでみようかしら。

日々の骨(ツシマ)

先週までご機嫌斜めだったDVDレコーダーが、やっと機嫌を取り直し始めた。でも3回に1回くらいしか音が出ない。エロ系はさっぱり音が出ない。多分こいつ女の子だぜ。ベイビー、早く心を開いておくれ。
家周りの事件としてもう一つ。椅子の背もたれがへし折れました。なんか最近怪しいしなり方をしていたので心配していたのですが、へし折れるとは思わなかった。太ったからかなあ…。これからは気をつけて座らないと大惨事が起きることうけあい。
明日で新歓が終わる。コンドウ新作が楽しみだ。

新歓上映会最終日告知等(ナカミチ)

昨日某サークルの新歓に潜り込んで非常になんというかその微妙な感じになって帰ってきたナカミチです。
映研もいよいよ新歓上映会最終日!ということで告知です。

『北大映画研究会 新歓上映会 最終日!』
日時:4月28日(木)18:30~
場所:高等教育推進機構(教養棟) E217教室 (2階) Google Map
上映作品:
 『インスタント葬』(中道駿監督、7分、2011年)
 『(タイトル未定)』(近藤絵監督、約20分、2011年)
 『空守の夢』(房川立樹監督、11分、2007年)
上映後スタッフ等への簡単なインタビュー、映研の紹介映像などがあります。
上映会後には食事会(おごり)があります!(上映作品についての質問などが監督に直接出来るかも!)
今回の上映会は新作とクラシック作品の3本立て!出来たてホヤホヤの2本とクラシックで映研がよく分かるかも?
特別ゲストで札幌学院大学映画研究会の作品上映もあるかも。

映研に興味がある方はぜひいらしてください。上映会にゲスト呼ぶのってなんか良い感じですね。(無理矢理ゲストという枠にしてしまいました。すいません、札幌学院大学映画研究会様)
これからは他の映画研究会や映画製作団体とコラボで上映会を企画したりもしてみたいです。
話は変わって、つい先日新入生を交えた撮影会と称してモリモトの新作撮影がありました。といってもリハでしたが。普段は行わないのですが、今回はリハを本編の尺がっつり撮影して、本編をまた撮るという方法を採ることにしました。手間はかかりますが、本編が良くならないはずがないですね。時間がある大学生の底力を見せてやれ的なやる気で。
以下撮影会のスチールから数枚。スチール撮影はナカミチ、コンノ、新入部員のウエニシ。誰がどれ撮ったか分からなくなってしまいそうです。
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それでは明日の上映会でお待ちしております!

全然鳴りやまねえっ!(ツシマ)

日付代わって昨日、及川奈央さんが誕生日を迎えられた。30歳になったそうだ。年々美しくなってきてる気がする。若さは美しいけれど、美しさは若さじゃない。僕もやれることをやる。やらなくていいことは、やらない。
今日はネットで、気になる人達を検索していた。真木よう子さんの画像を保存してプリントアウトしたり、神聖かまってちゃんの曲を聴いてみたり。
古谷実「ヒミズ」をもう一度読み直した。髪の毛を逆立てて、リュックに出刃包丁を忍ばせていたいつぞやの自分を思い出し、泣きそうになった。僕の痛い青春のバイブルの一つだったんだな。映画化楽しみにしています。
「私の優しくない先輩」監督:山本寛
最初からもう明らかな着地点があるのに、そこに至るまでの過程が非常にドラマチック。前半と後半で全く描き方を変えてきている。うざいぐらいモノローグが入るのだが、心との対話がメインみたいなものだから、これはこれで成立しているんだと思う。エンドロールで流れる「Majiでkoiする5秒前」は泣ける。というか泣いた。好き嫌いがはっきり分かれるだろうけど、これは傑作です。
新入生の皆さん、明日は僕の作品が流れます。是非見に来て下さい。

新歓2回目告知等(ナカミチ)

現在第2作目の脚本執筆中のナカミチです。脚本を書くという作業が苦痛です。
明日の新歓上映会の詳細について告知したいと思います。(手遅れ感は否めませんが)

『北大映画研究会 新歓上映会 2日目!』
日時:4月22日(金)18:30~
場所:高等教育推進機構(教養棟) E217教室 (2階) Google Map
上映作品:
 『軽い十字架』(對馬考哉監督、34分、2008年)
 『M本君の逆襲』(菅原竜太監督、7分、2009年)
上映後スタッフ等への簡単なインタビュー、映研の紹介映像などがあります。
上映会後には食事会(おごり)があります!(上映作品についての質問などが監督に直接出来るかも!)

他大学の方、2年生以上の方大歓迎です!映画を撮ってみたいという気がある人ならどんな人でもどうぞ。いやむしろ撮る気がなくてもどうぞ。というより映画に興味が無くてもどうぞ。ということでどんなひとでも歓迎します。
合わせて映研とは直接関係がないのですが、主にナカミチとコンノが関わっている北大ショートフィルム第3弾の新入生歓迎イベントの告知をさせてください。

ノーベル化学賞受賞記念
『鈴木章先生と一緒に映画を作ろう!』
日時:4月23日(土) 13:00~14:30(第1部)、18:00~19:30(第2部)
場所:北海道大学内遠友学舎(北18条門から入って右手に見えるガラス張りの建物) Google Map
内容:
 特別ゲスト・早川渉監督(『壁男』(2006年)、北大映画研究会出身!)による映画制作の紹介
 江口彰プロデューサーによる北大ショートフィルムの紹介
 北大映画館プロジェクト、北大映研、カタリバによるサークル紹介
現在製作中の北大ショートフィルム第3弾の紹介が主な内容になります。なんと今作ではノーベル化学賞を受賞された鈴木章先生がご出演されます!(なんというビッグプロジェクト)
プロの映画製作ってどんな感じなのか知りたい方にはぴったりの企画!早川監督に直接質問することも出来ます。

とまあ新歓イベント目白押しです。4月くらいしかこんなにがっつりイベントをやったりしないと思うので新入生は今がチャンスだと思います。(いやマジで)
現在北大映画研究会では、コンドウ作品(完成間近?)、モリモト作品(日程が合い次第撮影)、ナカミチ作品(脚本)、ツシマ作品(脚本)、マツモト作品(企画?)、コンノ作品(企画)、スガワラ作品(編集、企画?)などが動いている模様。(ざっと今思い出せる限り)
このほかにもきっと部長に隠れて企画を練っていたりする伏兵がいると思うので実際の数はもっと多いはず。精力的でなかなか良いですね。ぜひ全員の完成作が観たい!
最近観た『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』が個人的には結構好きでした。「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」、それは日本のことなんですが、東京を飛び出した主人公達がどこにあるかも知らない網走目指して出発するあの興奮は、まさにアメリカンニューシネマのあの興奮!でもあんなに一筋縄でいかないのがこの日本という国の堅牢さなのです。彼等がぶち当たった壁とは何か。ぶっ壊したかったものとはなんだったのか。おすすめの一本です。
「海」というものが柔らかい壁として主人公達に立ち向かってくるという暗喩的表現が好きです。日本は島国で四方を「壁」に囲まれており、彼等は網走の先を知らないのです。
おやすみなさい。明日上映会でお会いしましょう!

サバ読んで82歳(ツシマ)

今まで長い間頑張ってきた家のDVDレコーダーがついに音が出なくなりやがった。まあ、たまにこうなるんだけどね。放置プレイするしかない。VHSが観れないのが痛いが。「どですかでん」観たいのに…。
という訳で最近は専らパソコンで映画を観ております。今日は若松孝二「キャタピラー」、柴田剛「おそいひと」鑑賞。なんて濃い!
まずは「キャタピラー」の感想を。文字や映像の挿入は案外タブー視されるんだけど、この映画はがんがんやってる。思うに、震災があった後で観たからかも知れないけれど、戦争の本当の恐ろしさって、後からやって来るものだから。情報といえば、ほとんど日本軍のプロパガンダ、マイナスの情報は皆無という状況で、主人が両手両足無くしてきたら恐ろしいにもほどがある。なおも村人たちは彼を「軍神様」と崇めてくる。こうした一種の異様さが、資料を盛り込むことで、より臨場感を生む結果に繋がっていく(普通は逆なんだけど)。ラストはある意味での救い。あとやっぱり寺島しのぶの演技が素晴らしい。ワンカットで表情が全然違ってみえる。
続いて「おそいひと」の感想。主人公の障害者の俳優がとにかく味がある。冒頭のサイバーな映像があいまって人造人間みたいでかっこよかった。モノクロで映して正解。ただ冒頭のテンションは続かないとわかっていても中弛みの感はあった。あと若者との交流の描き方というか、何故みんなそんなに主人公に興味あんの?と思ってしまった。普通「キモっ!」で片付けられると思うんだけど。しかも割と美男美女ばかりだし。でも不思議な世界感の映画でした。
明日は劇場でも観た山本寛「私の優しくない先輩」を鑑賞予定。また泣くかもな。
追記。最近「侵略!イカ娘」を観たせいで、猛烈に語尾に「ゲソ」ってつけたい…。悪イカ!