こんばんは。風邪をひいた高峰です。
咳に加えて消化不良、胸のムカつき、頭痛も少し。
…高山病かな?
さて、明後日火曜日は12/1、つまり映画の日。
ということで、ユナイテッドシネマに『エベレスト 3D』IMAX版を観に行きます!
1996年に起きたエベレスト大量遭難を基にした群像劇、公式サイトではサバイバル・アドベンチャー大作と銘打たれております。
実際にエベレストで撮影されたという迫力の映像が見所でしょう。
標高8848mのエベレストは、実は14座ある8000m峰の中ではかなり簡単な山とされています。撮影隊も登れるくらいですから。
1953年に初登頂されるまでは国家的なプロジェクトとして超人的な登山家達によって狙われていた世界最高峰ですが、時が経ち、ルート開拓や装備の革新によって我々一般人にも開かれていきます。
お金を出せばアマチュア登山家でも登頂できてしまうという、いわゆる商業登山、公募登山です。
大金を払って大量の物資を大量のポーターに荷揚げしてもらい、シェルパ達の案内のもと登頂するわけです。
酷い時には登山家の渋滞なんて事態も発生していたそうです。本来生身の人間にとっては極限の場所で。
今年春のネパール大地震が起こるまで、エベレスト登山史上最悪とされていたこの事故は、そうした油断が招いた悲劇とされています。
山を舐めちゃあいけないんですね。
ここで皆さんご存知のブログタイトルの言葉。
これはイギリスの登山家ジョージ・マロリーが1923年に何故エベレストに登るのかと問われて答えたものです。
不幸にも翌年のエベレスト遠征で亡くなってしまう彼は、実はエベレスト初登頂者だったのではないかというお話が登山史上のミステリーとしてありまして、今でも議論を呼んでいます。
この辺のことは夢枕獏の『神々の山嶺』、それを原作とした谷口ジローによる漫画(テントの中でひたすら飯食ってる描写が有名なアレ)に詳しく載っています。
マロリーによるエベレスト初登頂の謎をスパイスにしながら、エベレスト南西壁冬季無酸素単独登頂を狙う孤高のアルピニスト、羽生丈二を描いた熱い作品。こちらはフィクション。
小説も漫画も傑作。2016年には映画にもなるようです。
この宣伝をしたいが為に長々書き散らしました。
さらに長くなっちゃうので、あらすじは公式サイトで確認お願いします。
人が沢山出てくるのでキャラクターも確認しておくといいかも。
俳優陣も豪華です。
http://everestmovie.jp/sp/
…そうそう。IMAXということで料金は2300円のまま。
映画の日の恩恵は何ら受けられません。
しかし、実際エベレストに遠征しようと思ったら一人当たり数百万掛かることを考えて下さい。
安く思えてきましたね。
12/1(火)
ユナイテッドシネマ
『エベレスト 3D』IMAX
20:30〜22:45の回
参加の方は一応僕まで連絡をお願いします。
それでは。
(丶´ん`)
高峰洋明