やましろの小話

おはようございます。昼夜逆転が抜けない(これはモンハンのせい)北大工学部四年の山城です。年が経つのは早いもので気がついたら4年になっていました。もう学生はいいかなー、と最近思い始めています。抱えていたラクロス部のPVの編集が一通り終わったので、深夜テンションでブログでも書いて見ることにしました。思えばブログを書くのは久しぶりで一昨年ぐらいに書いた覚えがあるくらい、この後見返して見るかなー。テーマは何にしようかな……頭が働かない……何書こう。1月に撮った新歓用の動画の話でもしますか、少し恥ずかしいけど。今回新歓用のショートフィルムを撮ったのですが、元々新歓のために撮るつもりは全くなく、インターンみたいなものに行くときにポートフォリオとして作品を撮って提出しなきゃいけなかったから撮りました。しょうがなく。何を撮ろうかと思ってたときに、ちょうど春新歓に向けて動く時期で、じゃあ新歓用の動画でも撮ろうか、少しは映研に貢献するかー、と思い脚本を書きました。その後に絵コンテを書いてもらって、ここまでで12月。年が明けて1月で撮影を終わらせました。撮影回数は3回。全部寒かったなー、スタッフのみなさん本当にありがとね。2回目の撮影では私、山城の片足が大野池に池ポチャをするというハプニング。映研のツイッターにも撮影現場の写真が上がってます。よかったらみてね、超ゆるゆるだったから。まあ無駄な話は置いといて少しは真剣に作品について書きますか、新入生も見てるかもしれないし。題名はAgainと言います。実は題名を決めたのは全部取り終わってからで、何にするか悩んでいたところYUIのagainを聞き、これだ!と思いAgainにしました。他にも候補があって二人,together,白銀の中でなど。また無駄なことを書いしまいました。消すのもめんどくさいんで、ここからは少し真剣に書きますね。あ、ちなみにyoutubeにあげたんで見ていない新入生の方がいたら見ていただけると嬉しいです。北大映画研究会でググったら1番目か2番目に出てからと思います。

 

正直に言うと本当はキライなんです、あぁいう作品。撮影中も俺こういうカット好きじゃねえなぁとか、長回しは嫌だとか思いながら撮ってました。編集も音と映像を合わせるのがめんどくさすぎてやりたくなかった。映研の人で音と映像だけ繋いでくれる人いないかなー。出すよ、バイト代。山城までLINEをください。後はカラーグレーディングか。これも嫌だった。コントラストの薄い絵は本当に嫌い。でもしょうがないじゃん。作品にあっちゃうんだもん、ということであえて締めませんでした。正し、セピア調にはしたかったです。新歓用に出す動画なので変なものを取るわけにもいかず、オーダソックスな内容がいいかなと脚本の段階から考えていたので、再会、きっかけをテーマにして脚本を書くとあんな感じになっちゃった。でも書く前からどうしても一回ジャンプカットをやってみたくてそれだけはあらかじめ決めていました。カット割りもオードソックスに。冒険は全くしてません。二人の気まずさを出すにはどうしたらいいだろう?まあ長回しだなとか、並んで歩くカットをジャンプカットにして歩きながら長く会話しているようにするだとか、一番最後に望遠レンズを使って二人の距離を高く感じさせるだとかそういんかんじ。カット割りは一応考えましたよ、かなり。場面場面にあったカットになってると思うよ…いちおう。撮影中はほぼ全カット絵コンテどうりに撮れました。まあ2カットだけ、ロケ地の都合で50mmの画角で撮るところを35mmの画角で撮ったんだけど。出来は個人的には55点くらい。つけすぎたかな。やりたいこと、考えていたことも出来、役者の演技も満足でした。まあ、私の力不足ですね。納得できなかったカットがほとんどです。カメラ上手くなりたいなー。それと今回の撮影ではズームレンズを使ってません。全て単焦点レンズで撮りました。些細な私のこだわりです。映研あんまり使わないからなー。単焦点。撮影上達しないよー。せっかく持ってるんだから、いっぱい使いましょう。新入生ももし映画研究会に入って、実際に映画を撮るときはなるべく単焦点レンズを使うべきときには是非使ってください。綺麗な絵が撮れるし、画角の把握もできるようになるからまさに一石二鳥。拙い作品ですがこれを見て映研の新歓に来てくれたり、映研に入ってくれたりする方がいたら手を叩いて喜びます。やっぱり映像を作った時に絶対に完璧に出来ることはないと思う。撮り終わった後で反省すればいい、その反省が次の作品を撮る時に絶対にきいてくると思うから。どういう表現を使って、どういう撮り方で、構図など映像から伝わるものは変わって来ます。でもそれを考えるのがとても面白い。映画作るってとっても面白いよ。映画研究会で一緒に映画を作りましょう。一回作って見たら映画館でやってる映画がどんなに考えて作られているのかわかると思います。無駄なカットなんて一つもありません。そういう見方で映画を見るのもすごく楽しいですよ。長々と書きましたが最後まで呼んでくれてありがとうございます。新歓では会えないかもしれないけど6,7月の例会にはたぶん行くのでその時に会いましょう。そして今回の新歓ショートフィルムAgainを見てくれた新入生がいたら感想を教えていただけると嬉しいです。今から寝て、起きたらキノに、ナチュラルウーマンを見に行こうと思います。一緒に行きたい方是非ご連絡ください。たぶん今日は安くなる日だったはず。書いている序盤から眠くて頭が働きません。それではアディオス。

ぜひ見て欲しい映画「EL MARiACHi」

こんばんは!北大映画研究会2年の山城です。前回のブログリレーからかなり期間が空いてしまいました。それは単純に私がサボっていたから…まあそれはさておき、今回のブログでも前回に引き続きオススメの映画について書きたいと思います。今回紹介する映画はロバート・ロドリゲス監督作品「EL MARAiACHi」です。この映画と出会ったのは今年の2月くらいだったでしょうか?はっきりと覚えてはいませんが、鑑賞するきっかけとなったのは私のロドリゲス監督熱が再燃したことでしょうか。ロドリゲス監督は「スパイキッズ」シリーズ、「シンシティ」で有名な映画監督ですが、私が一番好きな作品は「プラネットテラーinグランドハウス」でした。タランティーノと合作したグラインドハウスの一本でデス・プルーフの方が面白いという声をよく耳にするのですが、ゾンビ好きの私としてはやはりプラネットテラーを譲れません。今回紹介する「EL MARiACHi」は当時無名だったロドリゲス監督を一躍有名にした映画です。制作年は1992年で私も生まれる2年前で、撮影、照明、監督、編集まで当時大学生だったロドリゲス監督が一人でやったそうです。またキャストのギャラはなく、ロケ弁はマリアッチ役のカルロス・ガラルドーの母親のお弁当だったそう。では紹介していきす!

 

                「EL MARiACHi」

 

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ストーリー

舞台はメキシコの片田舎アクーナ。刑務所を脱獄したギャング、アズールは盗んだ金を独り占めにした町の支配者、モーリシオの手下を黒い服を身につけ、マシンガンを隠した黒いギターケースを手に皆殺しにして回っていた。怒り狂うモーリシオは町中にギターケースを持った黒服の男を探せと指令を出す。そんな中、一人のマリアッチが街へやってくる。黒いギターケースを片手に黒服で…

 

 

 

この映画、簡単に言えばギャングと間違えられた男が町の支配者から逃げ回るというストーリー。話自体は本当に大したことはありません。しかしこの映画、制作費がたった7000ドルなのです。1992年のドルレートが1ドル125.69円であることを考えれば、この映画の製作費はおよそ90万円くらいなのです。いよいよ日本映画界も金がねえなんて言ってはいられません。しかしこの映画、本当にこんなにお金使っていないのと思うほど当時のアクション映画顔負けのシーンが沢山あります。キャストが本当に体を張るのです(特にマリアッチ役のカルロス)。例えば銃撃シーンではうたれる様子をキャストの服の中に仕込ませた血糊入りコンドームを人体用の爆竹で爆発させたそう(最初に実験台となったのは何を隠そうカルロス)。この映画には予算がないことを補う監督のアイディアと演出がたくさん詰まっています。マリアッチが二階からバスに飛び乗るシーンが特に私のお気に入りです。本当にバスにぶつかっています。私も自主映画制作を行っている一人としてこの映画を見た時に、低予算でも工夫次第で例えアクション映画であっても撮れることを実感しました。映画を撮る時に脚本は確かに重要ですが、あくまでもプロではないので面白い脚本は絶対とは言いませんが、まず書けないと思います。しかし例えばカット割りを工夫したり、何かしら工夫した演出をつけることで、私たちでも作品をより良いものにすることができると今では思っています。そこが自主映画を作る上での醍醐味ではないかと思いました。少々脱線はしましたが、これで終わりたいと思います。もし部員で「EL MARiACHi」を鑑賞してみたい方がいれば部室にDVDを置いているので是非一度鑑賞してみてください。大変おすすめです。それではさようなら。

本日は追いコンです!

3月7日には北海道大学前期入学試験の合格発表があったそうですね。4月から北大生になるみなさん、心から祝福します、

 

さて本日は北大映画研究会の追いコンです。卒業される先輩方といいと思い出を作りましょう!

それではHave a nice day!!

by山城

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秋新歓案内!

みなさんこんばんは!一年の山城です。いよいよ明日は北大映画研究会の秋新歓です!映研で作った作品を上映してその後ご飯に行きます(上映作品等は一年の小竹が書いた一個下の記事に載ってるのでそちらを参考に!)。一年生のみなさんお待ちしております。同じ一年生同士、好きな映画についてでも話しましょう!明日会えるのを楽しみにしています!それでは‼︎

 

余談ですがこの記事を書くとき「こんばんは」か「こんばんわ」かで悩みました。私は日本語が苦手なものでして、どっちが正しいのかわかりません。どっちが正しいのでしょうか?後でググってみます。ついでにこの記事についてコメントをいただけると幸いです。