パソコンの前から逃げ出したい

パソコンの前から逃げ出したい。
どうもミチガミです。

最近私はずっと家にこもって編集ばかりしています。
レンダリングの待ち時間にちょこっとブログ更新。
ずっと同じ映像ばかり見ていると、何が良くて何がダメなのかだんだんわからなくなってきてイライラします。
自然とタバコの本数も増えますよね。そりゃ。

仮編集の段階で1時間ぐらいの尺になってしまったので、これはいかがなものかと思い、いろいろ試行錯誤。
個人的には自主映画制作の中で編集が一番しんどい。
実際の撮影は、体力的には疲れますが時間に追われながらドタバタしてると、なんやかんやで楽しい。
編集も最初はゲーム感覚で「意外に早く終わりそうだな」なんて思ってると、痛い目に遭うわけです。

編集をしていると映像を撮ってきた責任者を一発殴り殺してやろうかという気持ちにもなります。
「なんだこのカットは・・・」「なんだこのカメラワークは・・・」「なんだこの演出は・・・」
「こんなカットにOK出してるんじゃねえよ」と怒りにふるえるわけです。
まあ全部自分が撮ってきたものなんですが。
編集をしている間は過去の自分を恨みます。
明らかなミスがあったカットを見ると、そのだいたいは時間に追われていたり、何かトラブルがあった時です。
そういうのも含めて撮影ですが、あらゆることを「想定内」にするためにしっかりと準備する必要があるなと。
準備はしすぎるぐらいがちょうどいい。

編集で一番時間がかかるのは音声です。
画というのは当然一度自分の頭の中で考えて、撮影の時に目の前で見たものしかないわけですから、全体を繋げて細部を調整するのはそんなに時間のかかるものではないですが、音声はそうはいきません。
本当はもっともっと撮影現場で録音のことに気を配らないといけないと反省しています。
地道なノイズ除去やアフレコなど地味な作業がたくさん。
映像を見るよりも、耳で音だけ聞いているのは精神的にもきついです。
映画はもちろん「目で見て」いますが、もちろん同時に「耳で聞いて」います。
音が最悪な映画は観れたものじゃない。
実は映像が不出来なことよりも、音声が不出来なことの方が耐えられないのかもしれない。
今日からアフレコ。より良くなるように頑張ります。

イライラするとか、きついとか、殴り殺してやりたいとか、いろいろネガティブなことを書き殴ってるわけですが、一度集中すると1日中編集しているわけで、実際はめちゃくちゃ楽しいんだと思います。
一つの作業で明確に作品が変化して、より良くなっていくからだと。
勉強のためにも編集はやりたくないっていう監督さんいたら是非私にやらせてください。
殴り殺してしまうかもしれませんが。

最後に個人的に気に入っているカットを一枚だけ。

スクリーンショット 2014-11-08 9.39.19

<オフショット あまりの寒さに監督を恨むキャストの皆様方>
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それでは。

秋元親衛隊のために

こんばんは。
4年のミチガミです。

現在私は『アキモ』の撮影にカメラマンとして参加させてもらってます。
タイトルは『アキモ』で合ってるのかな・・・。
カメラは個人的に一番難しい役割です。

撮影自体は残すところあと1シーンなんですが、そろそろ雪が降りそうで心配です。

タイトル通りこの映画の主役は秋元なんですが、秋元を愛する親衛隊のみなさんのために秋元の写真を公開します。

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<ストーカーの秋元>

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<寄り目の秋元>

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<ドーナツ越しの秋元>

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<下々と秋元>

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<木漏れ日と秋元>

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<コスメ元>

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<接写の秋元>

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<変な秋元>

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<まりもっこりな秋元>

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<ぼんやりと秋元>

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<悪意と秋元>

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<秋元>

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<おまけ 悪徳業者に勧誘される左合>

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<おまけ 画になる高峰と左合>

完成が楽しみですね。
なお、この映画は事実に基づいたノンフィクション映画です。

ミチガミ

2013年ベスト(ミチガミ)

新年あけましておめでとうございます。

という時期ではもうないですが、遅ればせながら2013年のベストを書いてなかったので書こうと思います。

1位 『イノセント・ガーデン』

2位 『横道世之介』

3位 『パシフィック・リム』

4位 『もらとりあむタマ子』

5位 『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ』

6位 『君と歩く世界』

7位 『ザ・マスター』

8位 『かぐや姫の物語』

9位 『ホーリー・モーターズ』

10位 『地獄でなぜ悪い』

という感じですかね・・・。

私は本当に順位を付けるのが苦手です。

その映画を観た時は、「この映画が今年は1番だ!」なんて思うんですが、時間が経つといろいろ歪んでくるものです。

今年は本当にいい映画が多かったと思うんですが、1位に挙げたのは『イノセント・ガーデン』。韓国人監督パク・チャヌクの作品ですね。不思議とこの映画のイメージがどの映画よりも鮮明に残ってるんです。

とりあえず今回はベストだけ載せて、今度改めて詳しく個々の映画について書きたいと思います。