こんばんは!一年、原です。
ブログリレー企画のバトンを受けとったということで、どんな話題を書こうかと今日一日、寿司を握りながら、シャリを排出しながら、ばらんを挿みながら、〆サバをさばきながら、イクラを盛り付けながら考えていました。
しかしながら何も面白い話題が浮かぶ訳でもなく、これならばいっそ僕の黒歴史でもある小4の頃、学校の企画で僕が人生初脚本をした謎映画「ケチャップ!!!」の話でもしてしまおうかとも思いながらアルバイトから家へと帰宅し、映研ブログを振り返っていたところ、高峰さんの記事にある愛読書というワードにピンときてしまいました。
映研の人は本も好きとどこかで聞いた僕はそれを鵜呑みにし、僕の好きな本を三冊紹介したいと思います。
しかし、紹介ではありますが本の内容については、みなさん所有の文明の力(wiki?)で調べれば出てくると思うのと僕の説明では本の魅力を落としてしまうだけなので詳しくは書きません。
まず一冊目に紹介するのは石田衣良著の「池袋ウエストゲートパーク」通称IWGPです。
この作品は映像化され、しかも長瀬&窪塚という最高にクールな二人のタッグかつ脚本がクドカンということでご存じの方も多いと思います。
中学生の時に初めてこの作品を読んだのですが、当時純粋無垢だった僕は池袋は最高に危ない街だが最高にカッコいい生き方ができる街と信じてやまず将来的に池袋に移住することを誓ったのでした。
二冊目に紹介したいのは山田詠美著の「ぼくは勉強ができない」です。
これも中学時代に初めて読みましたが、まぁ腹が立ちました。だって主人公のモテ男が僕の所属していた部活のキャプテンにそっくりだったんです。読んでもらえばわかると思いますが、この主人公すげーカッコいい。「こりゃモテるわ」と男たちも納得せざるをえない。そんな男が現実にも本の中にも現れた僕の気持ちを想像していただきたい。そんな胸に刺さる本ですがなぜか何度も読んでしまい、今でもたまに読み返したりしてます。余談ですが、主人公の年上の彼女である桃子さんのせいで僕は年上好みになりました。映研の年上好きのみなさんは必見の一冊ですよ。
三冊目に紹介したいのは夏目漱石著の「三四郎」です。
夏目漱石といえば「こころ」「坊っちゃん」「吾輩は猫である」などで有名ですが、この作品もとても面白い。漱石と聞いただけで敬遠しがちな人も多いと思いますが、とてももったいない。この作品の構成はみなさん(?)が大好きな森見登美彦著の「四畳半神話大系」に非常に似ており、森見著の作品を楽しめた方はきっとこの作品も楽しめるはずです。教科書の「こころ」で夏目をつまらないと決めつけてしまった大学生のみなさんにお勧めする一冊となっています。
これまで長々と本を紹介してきましたが、これらの作品の中でちょっとでも気になったものがありましたら、僕に声をかけてみてください。それでは!!