こんにちは、工学部環境社会工学科のアオイ(2)です。このページを見ていただいているということは何かしら映画に興味をもっているということなのではないでしょうか?それでは、映研らしく最近見て気に入った映画の話をしたいと思います。
園子温監督の『愛のむきだし』という作品で、主人公の本田ユウを西島隆弘、ヨーコを満島ひかりが演じています。見所はキャストの秀逸な演技もさることながら、この作品が描く(一般的には受け入れられないような)「純愛」です。4時間もある大作なのであらすじを簡単には言い表せんが、登場人物全員が何か問題を抱えているために、過去のつらさをキャンセルしてくれるような「救済」に過剰に走ることになります。様々な愛の激しさを見せつけられて児童虐待、盗撮、カルト団体などの反社会的でとっぴなことが盛り込まれたこの映画がリアルに感じられてきます。
新入生の人はこの時期どのサークルもしくは部に入ろうかと悩んでいるのではないでしょうか?なかなか決まらないと焦るかもしれませんが、実は北大のサークルには秋新歓といって後期の始めに新歓をするところもあります。この北大映画研究会もそうです。僕もすでに他の運動系サークルに入りながら去年の秋から映研に入って映画の撮影をしています。雪が積もる一年の半分の期間に活動するつもりです。このようなことも、映研自体がユルいサークルで自分のやりたい時に計画して撮影に参加できるから可能となっている、というわけです。主体的にというよりは自己中心的にといった感じで、エゴむきだしで活動している、ということから上記のような題にしたという次第で(笑) それでは新歓で会えることを楽しみにしています。