春新歓ブログリレー #1

皆さんこんにちは。映研新2年目で会計の新田です。これから数回に渡って僕たち映研メンバーがブログリレーをしていきます。初回である今回は、オーソドックスに好きな映画を紹介しようと思います。

僕の好きな映画は「続・夕陽のガンマン」という映画です。公開はなんと1966年。今から50年以上前の映画です。しかし、現代でも西部劇の傑作の1つと言われ、タランティーノ監督をはじめ多くの今の映画界をリードするクリエイター達が影響を受けた作品です。

続・夕陽のガンマン

ざっくりとしたストーリーを紹介します。舞台は南北戦争が続くアメリカ。ブロンディ(クリント・イーストウッド)、エンジェル(リー・ヴァン・クリーフ)、テュコ(イーライ・ウォラック)の三人が時に協力、時に敵対しながら隠された巨額の金貨を目指すという内容です。

セルジオレオーネ監督の得意とする顔のアップや長めのシーンがいかんなく発揮され、映像として非常に見ごたえがあります。主要三キャストの演技も素晴らしく、三人とも魅力にあふれたキャラクターです。そして、巨匠エンニオ・モリコーネの音楽がこれらの要素をさらに上のレベルへと押し上げています。

178分とまさに大作ですが、あっという間に映画の世界に引き込まれてしまいます。まだ見たことないという人は、ぜひ1度見てみてください。

映研はこんな感じでいろいろなタイプの映画好きが集まっています。僕もほかの部員の話を聞いて、いろいろな映画を知れました。映画が好きという人はぜひ入部してください!!

秋新歓ブログリレー #3

皆さんこんにちは。一年で会計の新田です。最近はめちゃくちゃ寒くなってきました。体調管理に気を付けてください。

さて、前の二人にならって僕も作品紹介したいと思います。僕からは映画「ウォーターシップダウンのうさぎたち」を紹介します。

ポスター

1978年公開のイギリスのアニメーション映画で、同名の児童文学が原作です。巣の崩壊の未来を予知したことで、ウサギたちが理想郷を目指して過酷な冒険の旅に出るというお話です。

よくある動物が主人公の児童文学と違う点が2つあります。一つ目が擬人化されておらずウサギたちは現実のウサギのような生態でそのまま描かれている点です。穴を掘って巣を作ったり、普通に四足歩行したりします。ピーターラビットとは全然違いますね。過酷な自然界の生存競争もデフォルメすることなく克明に描写されています。そのためグロテスクな場面もちらほらあります。(結構しっかりグロいとこグロい。)

もう一つが、先ほどの説明と矛盾するように感じるかもしれませんが、ウサギたちは独自の言語、独自の宗教、独自の社会制度をもつ知的生命体として描写されている点す。例えば言語としては、 エリル=ウサギの天敵たち(鳥や犬など)、フリス=太陽・神(ウサギたちは太陽を神として崇拝している)、アウスラ=巣の中での上流階級 などです。ウサギたちの持つ世界観・宗教観は冒頭で丁寧に描写されるので、何も前情報なしに見ても理解できます。

いかがだったでしょうか。僕もつい最近見たばかりなのですが非常に見ごたえがあって面白い映画でした。劇中歌の「Bright Eyes」はとてもきれいな曲なので聞いてみてください。

最後に、映画研究会では秋新歓をやっています。情報をtwitter(@hucinema)で発信していますので、是非チェックしてみてください!