息もできないとはこのこと(ツシマ)

今日は脚本執筆を休んで、息抜きに「息もできない」鑑賞。字面だけ見ると、息していいのかダメなのか。
で、感想。正直期待以上では無かったが、いい作品。「家族」という細胞レベルで組みこまれた楔から逃れようとするけど、結局はそこを安住の地として生きていくというか。思い出したくないほど嫌いな奴なのに、結局頭の中はそいつのことで一杯というジレンマというか。とにかく主人公・サンフンが血まみれになるシーンはぐっとくるものがあった。もう一回観たくなる映画だった。
鑑賞後、嶽本野ばら「ハピネス」を読んだ。野ばらちゃんは「エミリー」と「鱗姫」が好きで、ちょこちょこ読んでいるが、ちょっとマンネリ感が否めなかった。
さて、ツシマ家も息もできない状況です。父と母はお互いの姿すら見ようとしません。熟年離婚だけは勘弁してくれよ。

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