こんばんは、二年目の阪下です。
一昨日か一昨々日か、雪虫を見ましたー。10月末には雪が降り出すのでしょうか。気温の方もだんだんと寒くなってきて、いよいよ冬ですかねー
早速本題に入るということで、自分のおすすめ映画は「バスターのバラード」です。
監督・脚本コーエン兄弟の西部劇オムニバス映画。「ファーゴ」や「ノーカントリー」のコーエン兄弟監督作ということで、見たことのある方もいるんじゃないでしょうか?
オムニバス映画、しかも西部劇ということで、難解&激シブなんじゃないかといった印象を抱くかもしれません。しかし、そこはやっぱり巨匠コーエン兄弟、133分最初から最後まで楽しませてくれます。一本目の『バスターのバラード』(『バスターのバラード』は最初の一小編の名前でもあり、このオムニバス映画全体の名前でもあります。)は主人公がカウボーイのガンアクション物。かっこいいアクションと斬新なギミックで初っ端から観客のこちら側をぶち上げてくれます。また、その後に続く小編の主人公達は西部劇ではまず注目されることのないであろう面子で、飽きのない作品となっています。
西部劇といえばカウボーイの決闘のようなシーンに代表される男の名誉といったものがテーマのイメージかもしれませんが、この映画の主題は全く別のものです。一本一本が短いオムニバス映画の利点をフルに生かした切れ味バツグンのブラックコメディと重みのあるドラマ、印象的なカメラワークなど、見どころの詰まった作品なので、物語で提示されるテーマを意識してぜひ楽しんでみてください〜
忘れていましたが、この作品はNetflixで見られます。
ではでは~