「デイライト」レビュー(池田)

デイライト(原題:Daylight)

 

 

予告編

1996年アメリカ

監督:ロブ・コーエン

脚本:レスリー・ボーエム

製作:ジョン・デイヴィス、デヴィッド・T・フレンドリー、ジョセフ・M・シンガー

音楽:ランディ・エデルマン

撮影:デヴィッド・エグビー

出演:シルヴェスター・スタローン、エイミー・ブレネマン、ヴィゴ・モーテンセン、ダン・ヘダヤ、ジェイ・O・サンダース、カレン・ヤング、クレア・ブルーム、ヴァネッサ・ベル・キャロウェイ他

あらすじ

マンハッタンとニュージャージー州を結ぶホランド・トンネル。帰宅ラッシュの時間帯に宝石強盗の暴走車が有毒廃棄物を積んだトラックと衝突。周囲の車を巻き込んで大爆発を起こしトンネルは崩落する。数名の生存者がいることが分かり、元救命士のタクシー運転手キット(スタローン)は単身救出に向かう。

 

 

レビュー

スタローン主演のディザスター(災害)ムービー。閉じ込められた空間から出口を目指すという点が『ポセイドン・アドベンチャー』(1972)に似ているといわれる。

本作のハイライトは爆発シーンである。というよりそこしか見所がないと思う。始まってわずか15分で事故発生、2分間にわたってトンネル内を爆炎がつつむ。核兵器でも落ちたのかと思うくらいの威力。

スタローンが通気口から侵入、救出しに来るが、生存者がスタローンに従おうとせず自分勝手な行動ばかりとる。実際にあんな状況下に置かれたら自己中になるのが人間の本質だとは思うが、イライラする。少しはスタローンの指示を聞いてやれ。その後の流れは『ポセイドン~』とほぼ同じ。序盤のトンネル崩壊が映画のピークなので後半が全然頭に入ってこない。

 

爆発シーンは今まで見た災害映画の中でトップクラスの迫力である。メインテーマをWalkmanに入れているが、トンネル内で聞くと怖い。オープニングクレジットがカッコいい。

豆知識

生存者の一人をスタローンの息子のセイジ・スタローンが演じている

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