皆さま、おはこんばんちわ。北大映画研究会の萱野です。
僕が今回紹介する映画は「ラ・ラ・ランド」です。
ミュージカル映画として有名な作品ですね。
本編を観たことはなくても、オープニングの映像を見たことはある方は多いかもしれません。
あらすじ:大都会ロサンゼルス。夢を叶えようと奮闘する男女が出会い、急速に互いの距離を縮めていく。恋愛成就か、夢の大成か、切ない運命が2人を待っていた。(Netflixより)
「夢」をテーマにしたハリウッド映画というだけあって、本物の「アメリカンドリーム」がリアリティをもって描かれます。
映画全編を通して、色々な形で「叶っていく夢」「叶わない夢」「形を変えていく夢」が描かれます。
人生を生きていくといつか誰もが直面する夢との向き合い方を、2人の主人公の視点で再び考えさせてくれる映画ですね。
そして、あらすじにもあるように、この映画は「夢」と「恋愛」の二軸で構成されています。この二つは、どちらも人生の中に、「幸福」と「後悔」を残していきます。そうして人生に残されていく「あのときの『もしも』」を思い浮かべるとき、僕たちの心には一人ひとりの物語が浮かんでいるのではないでしょうか。
この映画を観終わったとき、きっと皆さんの心には、美しくも切ない、叶わなかったいくつもの「もしも」と、誰もが抱える「物語」が浮かんでいることでしょう。