こんにちは。火曜Blog担当番場でございます。
本当は今日、先日撮影した映研新歓CMの編集作業を行って、その様子を記事に書くつもりだったのですが、今日も今日とて13時に起床、いろんなものに対するやる気が敷布団にすっかり吸収されてしまったので、撮りためた写真を交えながら撮影の様子を書いていこうと思います。
3月14日。ホワイトデーに僕たちは映研の部室でこんなことをやっておりました。
CM撮影です。
CMといっても普段撮る映画と大した違いはありませんで、
上の絵コンテを元にして
このように印をつけた部分にカメラの三脚を立てて
カメラを覗いて最終的な構図を決めていきます。
もちろん撮影に必要なのはカメラだけじゃありません。役者に音声担当、カチンコ担当など、小規模の撮影でも人数は最低5人ぐらいになるため、室内での撮影となると
こんな風にゴミゴミした感じになります。スタッフはカメラに写ってはいけませんからね。端に寄らないといかんのです。時にはカメラを避けるために無理な姿勢をとったりします。
それぞれのカットは絵コンテの順序通りに撮っていくわけではなくて、同じカメラの位置で撮るカットは順序関係なしにやっちゃいます。特に今回は血糊使う前と使った後の事も考えないといけないので面倒でした。
血糊塗っちゃうと
塗る前のシーンはやり直しできませんからね。
今回のCM、ナイフでの殺傷シーンがあるんですが、実際に刺すわけにはいきませんよね。でも刺した箇所には血糊が付着して欲しい。どうやって撮ろうかなって考えあぐねた結果こんな感じにしました。
100均で買ってきましたマジックナイフ(刃が引っ込むパーティーグッズ)。これ、引っ込んだ刃を収めるために柄が空洞になってるんですね。で、その柄をカッターでパカっと2つに割ります。
割れましたね。そして中の空洞に血糊を仕込んでおくと、刺した時に引っ込んだ刃の体積分の血糊がドロっと出てくるっつう寸法です。安直ぅ。上手く行ったかどうかはCMを見てのお楽しみです。来週には上げる予定ですので。
撮影終了直後。チョコ血糊まみれの池田を囲む会。全部合わせて40テイクちょい撮って正味4時間で終了。早めに終わりましたね。準備した甲斐があった。
長くなっちゃった。写真使いすぎた。撮影について書こうとすると書きたいこと多すぎて全然まとまりませんね。みんなで映画撮るの楽しいですよ。映画撮影に興味ある方は是非。興味ない方も是非。寛容さが売りの北大映研新歓にお越し下さい。それではまた。