私は、一年目の河本だ。
今回紹介する映画は「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」である。
IWGPや、あまちゃん、ピンポンなどの脚本を担当してきた、宮藤官九郎が監督、脚本を務め、神木隆之介、長瀬智也が主演を演じている。
簡単なあらすじは、「事故が原因で地獄に来てしまった男子高校生が、ロックバンドを率いる鬼と共に奇想天外な冒険と抱腹絶倒の騒動を巻き起こす。(出典シネマトゥデイ)」である。
あらすじからもわかるように、かなりコメディの色が強いファンタジーだ。
とはいえ、完全に笑いに振り切っているわけではなく、本人たちはいたって真剣だが、それがどこか面白いとう感じなので、胃もたれすることもなく最後まで見きることができるだろう。
私が、この映画を気に入っている1番のポイントは、「気負わず見れる」というところだ。
この映画は決して直接的に、生きる喜びだとか、恋愛の苦しみだとか、家族の大切さを説いてはこない。
ただ映画を通して、ぼんやりと明るい気持ちになるだけだ。
だから、たとえあなたが、サブカルチャーを摂取する心の体力が残り少ない時でも、是非この映画の再生ボタンを押してみてほしいと思う。色彩感も唯一無二で、見ていて楽しい。
本当に新感覚で、一度見たら忘れられない映画になっているので、是非!(下品なシーンも多いので、一緒に見る人は選んだ方が吉です)