北大祭がいよいよ明日に迫り、初夏の緑が美しい季節となって参りましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。始めに断っておきますが、このブログは明日より始まる新入生ブログリレーの見本として書いたものであり、僕は新入生ではありません。あらかじめご了承ください。それでは、新入生という体で、一年前を思い出して書いていきたいと思います。
初めまして、経済学部2年の相原といいます。札幌出身です。ちなみに、生まれた病院はすぐそこの天使病院です。この話をとある友人にしたら、「天使大学行けよ」と言われました。映研に入った理由は、高校時代、放送局で短いテレビドラマなどを作っていた経験があり、大学でも映像制作をやりたいなと思ったからです。
映研では、将来的には脚本を書いて、監督をやりたいなとぼんやり思っています。また、映画にとても詳しい人が多いので、自分も負けないようにたくさん映画を見ていきたいと思います。好きな映画は、洋画ならスターウォーズ、邦画なら百円の恋か三谷幸喜作品です。基礎クラスの自己紹介でスターウォーズ好きと言っていた人がいて、彼と仲良くなり、一緒に映研に入ったのですが(現会計の松井)、彼はプラモデルや昔のDVDなども持っていてとても詳しいので脱帽です。エピソード8に対してはいろいろな意見があると思うので、是非映研のいろんな人と議論してみたいです。
それではここで、一つ映画の紹介をしたいと思います(ここからは今の僕の話です)。先日、ディノスシネマズ札幌劇場という、札幌の歴史ある映画館が閉館となってしまい、その記念上映で再上映していた「勝手にふるえてろ」という映画を見てきました。これは2年前の作品で、主演は松岡茉優で、他には石橋杏奈とか北村匠海などが出ています。石橋杏奈は楽天イーグルスの守護神、松井祐樹と結婚して話題になりましたね。有名人でよくある姉さん女房ですよ(うらやましい)。で、映画の内容はというと、【恋愛経験のない主人公のOL、ヨシカが2つの恋に悩み暴走する様を描くコメディ。突然告白してきた同期「ニ」と中学時代から脳内片思いを引きずる「イチ」との間で揺れ動き、、、(映画.comより)】みたいな感じなんですが、一言で《ラブコメ》と片づけられるものではなく、とにかく展開が物凄くて、二時間無駄なシーンが1秒もなく、抜群に面白い。もちろんコメディではあるので笑えるシーンは多いです。一部のマニアにしかわからないネタもあります。笑いのセンスがとても良いです。「恋愛映画」というより「ヨシカという一人の妄想癖があって絶滅した動物が好きな一見普通だけどちょっと変わったOLのある意味壮絶な物語」としか呼称できません。そしてなにより松岡茉優が天才です。可愛いことは言うまでもないですが、演技が天才的に上手い。一本の映画の中で、一人の女優がこんなにもありとあらゆる感情を表現しきった映画があったでしょうか。とにかく面白いです。AmazonPrimeにあるので見たことない人はぜひ見てほしいです。とりあえず予告編見てください。
あともう1作、同じくディノスの記念上映で「はじまりのうた」っていう洋画も見たんですけど、これのラストシーンが本当に素晴らしかったですね。シングストリートと同じ監督の音楽映画で、まあAmazonprimeにもあるのでぜひ見てほしいんですけど、とにかくラストシーンが綺麗すぎて、画で伝えるってこういうことなんだなって改めて実感しましたね。まあそもそも映画って映像が一番大切で、説明的なセリフを極力排除して、映像で伝えなきゃなんないんですよね。まあ具体的に言うと、「彼はもう私の事なんて考えてないのね、ああとても悲しくて暗い気持ちだわ。」みたいに心情をいちいちセリフで言ったら変じゃないですか。でも脚本書いてるとやっぱりなかなか難しくて、ついセリフに頼りたくなっちゃうんですけど、はじまりのうたのラストは本当に完璧でしたね。無駄なセリフが一切なくて全てがわかる、そして画もむちゃくちゃ綺麗。やっぱ良い映画って画がいいんだなぁ、としみじみ思いましたね。これも予告編のリンク上げときます。
では、本当はもっと書きたかったのですが時間がないのでここらへんで終わります。明日からの新入生ブログリレーお楽しみに!!