こんばんは。映研2年の嶋崎です。最近めっきり寒くなってきましたね。去年もそうでしたがこの時期の急な冷え込みは北海道暮らしビギナーにはなかなか堪えるものです。
去年のこの時期、と言えばまさに僕が映画研究会に入ったタイミングであります。
貴重な秋入部部員の回なのでちょっとだけ1年前のことを振り返ってみようと思います。
春新歓の時には大量の情報に埋もれて全く目に留まらなかった映画研究会。秋新歓のビラを見て、大学生が作る自主制作映画とはどんなものだろうという少しの興味を持ち、ほとんど暇潰しがてら上映会場へと足を踏み入れました。
今まで特別映画を趣味にして生きてきたわけでもなく、映像製作なんてもちろんやったこともない。僕にとっては正直「らしくない」活動をする団体でした。
そんな僕の気持ちを揺らがせたのは映画の最後に流れるエンドクレジットでした。役者、カメラ、音声、照明、脚本、編集、監督等々。その映画に携わった色んな人の名前が流れていきます。もちろんそれは自分と同じ大学生である、映画研究会の部員の人たちの名前です。
今見た映像はこの人たちが作ったものなのか。
文字にすると当たり前すぎることですが、僕はこのことに小さな感動を覚えました。
皆んなで力を合わせて、何か1つの、形に残るものを作る。このサークルではそれができる。
それだけでした。僕が入部に至った経緯に特別大きなイベントはありません。むしろ成り行きで入った、と言ってもいいかもしれません。
何か新しいことを始めるのにはっきりとした理由はなくても良いと思います。
もっと言えば「何か新しいことを始めたい」なんて思っていなくても新しいことが始まることだってあると思います。
なんとなく、成り行きで、気の向くままに。こんなふらふらしたきっかけでも続くものは続くし、楽しいものは楽しい。
とりわけ北大映画研究会という団体はこのようなスタンスを快く受け入れてくれます。(もちろん映画を作りたいんだ!という強い意志を持った人も。)
長々と書いてきましたが自分でも着地点が分からなくなってしまったのでこの辺で終わらせてもらいます。
このブログを読んだ人の誰か一人でも、少しでも前向きな気持ちになっていただけたら幸いです。
もしその人が10月20日(金)、27日(金)の秋新歓に来てくださればもっと幸いです。お待ちしてます。