ありがとう、さようなら。

今日で学生生活最後のアキモトです。
卒業を機に、私が思っていたことを書こうかなあと思いました。
ブログリレーの流れを切ってしまってごめんなさい。
どうせ飲み会とかはちょこちょこ行くことになるんですけど、
それでもひとつの節目として、一筆したためておこうかと思った次第であります。

追いコンでもらったメッセージ、どれも嬉しいものばかりでした。表紙のラーメンも。ありがとうございました。
作品のことを書いてくれている人もいて、ほんの少し、映研らしいことができてたのかなと嬉しく思っています。
でも、私自身とても後悔するところが多いです。まだまだ書き足りないなと思っています。
もっと撮りたい作品もいっぱいあったし、これは映像化出来ないだろうなって話がいくつも有りました。

悔しいです、とても。もっと撮りたいし、書きたい。

ずっと、もっとみんなに脚本を書いてほしい、と思ってました。
特定の人が書いていて、みんなが書いているわけじゃないかなって気がしてます。
撮りたい映像があるのに、オチがつかないから、と諦めてしまってる人も中にはいたな、と。
偉そうなこと言える程、いい作品を書いてきたわけではありませんが、私の思う所を少しお話させてもらいます。
私は、オチとか話の流れはどっかからそのまま真似しても良いと思ってます。
コンクールに作品を出すとか言うなら話は別ですが、こういうシーンを撮りたい!ということなら、
どこかのドラマからでも起承転結をいただいていいと思います。
「キリトリ」だってそのへんのドラマと変わらないですし、「ごんきくち」は「ごんぎつね」のコントです。
最近撮った「アキモ」だって「アメリ」の気持ち悪い人バージョンに過ぎません。
私の場合、100%オリジナルの作品を1本書くより、
どこかで見たようなオチでもいいから何本も書くことのほうが重要でした。
私の頭のなかの一部を、みんなと共有したくて書いていたからです。
考え方とか、思想とかそんな大きなものなんかじゃなくて、
私が見たいなあと思ったシーンを、みんなに見て欲しいってだけなんです。
だからこそ、脚本は必ず誰かに見せて意見をもらってました。
どうすればみんなと共有しやすいのか教えてもらうためです。
皆いいアドバイスをくれるし、面白いって言ってもらえればその日一日幸せになれます。
脚本って、そんな程度のものでいいんだと思ってます。
その程度のものでいいから、みんなの頭のなかをもっと見せて欲しかったです。

長々と書きましたが、そういう感じです。
気楽に考えて、自分の思うことや欲望を脚本にぶちまけてください。

最後になりますが、映研に入ってよかったなあと思いました。
素敵な場所でした。
ありがとうございました。
また、飲み会で会いましょう。
さようなら。

アキモト

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