こんにちは。10月のごちうさ三期まで死ねない文学部のbdbddaです。コロナウイルスの影響で外に出られず、家で時間を持て余している方も多いと思いますが、4月5日までバンダイチャンネルでスクライドやカウボーイビバップなどのアニメが全話無料配信中ですのでこの機会に見ましょう。
今回の新入生へのアドバイスは、「新歓のイベントには積極的に参加しましょう。」ということです。新歓のイベントでは、新入生は上級生に食事をおごってもらえる場合が多く、一人暮らしを始めたばかりであったり、生活費が厳しい方は特に、あまり興味のないサークルであっても様々なサークルの新歓のイベントに参加して食費を浮かせましょう。その際にはこの映画研究会にもぜひお越しください。
今回紹介するおすすめの映画は、1966年の「大菩薩峠」です。この作品は同名の小説を原作とし、幕末を舞台に狂気の剣士机竜之助と、彼の周囲の人間を描いたチャンバラ時代劇です。原作小説はこれまで何度も映画化されていますが、その中でも最も新しい作品で、監督は岡本喜八、主演は仲代達也となっています。
この作品の見どころは、主人公である机竜之助を演じる仲代達矢でしょう。竜之助は、「音無しの構え」という剣術を用いる凄腕の剣士でありながら、理由もなく老人を斬殺してしまうような残忍な人物で、彼を演じる仲代達也の目からは狂気が伝わってきます。特に、終盤竜之助が取りつかれたように御簾の中で剣を振り回す場面や、新撰組との長時間の殺陣と衝撃のラストは必見です。この作品は北大北図書館のメディアルームに海外版のVHSが置いてあるはずなので、機会があれば観賞してみてください。
今回はこのあたりで締めようと思います。稚拙な文章にお付き合いいただきありがとうございました。