2014新作ベスト5+α(アキモト)

あけましておめでとうございます、「映研一映画を観ない女」でお馴染みのアキモトです。
4年間在籍した映研ですが、なんと、新作映画ベストを書くのは初めてです。わろた。

【観た数が少ないため、トップ5】
①グランドブダペストホテル
楽しいし、テンポもいいし、映像がかわいい。家族で観ても楽しい。笑いながら、昔懐かしい建物とか、そこに関係する人たちを思い出す良い映画でした。お気に入りのシーンは、ゼロとアガサがトラックの中に落っこちるシーン。あと、なんやかんや死ぬ人たち。死に方ブラボー!

②ヴィオレッタ
女の子かわいい!でもそれだけじゃない。母と娘が、不器用なりにくっついたり離れたりするところが何とも良かった。歪んだ愛情と他人が思っても、本人からしたらストレートな愛なのね。ラストも結構好きだったのだけど、みんなどう思うんだろう。

③チョコレートドーナツ
愛があるだけではだめなのか、と悔しくなる。血の繋がり、性の隔たりを越えて愛し合う3人に心が動いた。歌のシーンがいくつかあるけど、それもまた泣ける。サントラCD借りてしまった。

④ゴーン・ガール
鳥肌がずっと立ってた。怖い、怖い、これでもか!ってくらい怖い。女はちょっとバカなくらいでちょうど良い。頭のいい女は怖い。私の前の席で観ていた夫婦はこのあと喧嘩にならなかったろうか。

⑤攻殻機動隊ARISE3
珍しく草薙素子の弱い部分が見える。信じたい、その気持ちが全面に見えた。最後、信念を貫く素子はかっこよかった。

⑤8月の家族たち
同率5位。いい話ではないんだけど、観てしまう。ちょっとコメディータッチで観やすいけど、後半にかけて笑えなくなっていく…。私は一癖二癖ある愛情の話が好きなんだと思う。私の持ってるストレートな愛だけが、世の中にある愛の形じゃないんだなあと思うから、楽しい!

【その他観た作品(五十音順)】
アデル、ブルーは熱い色
アナと雪の女王
ある過去の行方
キック・アス ジャスティスフォーエバー
大脱出
小さなおうち
鉄くず拾いの物語
her
ハミングバード(J・ステイサム主演作品だったんだけど爆発しなかった。くそっ。)
ブルージャスミン
LIFE!
6才のぼくが大人になるまで
ワールズエンド 酔っぱらいが世界を救う

少ない(白目)でも私にしたら快挙です。

2014年じゃないけども、今年観た映画で良かったなーと思ったのは「明日、君がいない」「パーフェクト・ブルー」でした。
「明日、君がいない」これは体験型後味悪い作品。まんまと制作者側の良いように感情が沸き上がりました。事の発端は「何でそんなことで」と言われるようなこと。でも、そんな理由だから言えなかったのかもしれない、私たちがそんなことと思っていることが本人には重要なことだったかもしれない。結局他人は何だって言える。自分の大切な人が笑顔で居るとき、何かが起こっているのかもしれない。そんなことを後からじわじわ問いかけてくる映画でした。
「パーフェクト・ブルー」は今敏監督の作品。レイプの演技をするシーンはアニメといえ圧巻。観ているのが辛くて泣いてしまいました。だんだん現実と夢の世界の区別が付かなくなっていく描き方がうまくて、こっちも混乱してしまうところもあるけど、アニメならではと思って許される気がしました。怖いけど、目を見張ってしまう面白さでした。

誰かしら観てるんだろうなーって作品ばかりで恐縮です。
でも前に比べたら随分映画観るようになりました(1カ月にDVD一本観るか観ないかだったんですから)。心と時間の余裕があるって良いですね。
学生してる間はいっぱい映画を観ようと思います。
それでは!

2 thoughts on “2014新作ベスト5+α(アキモト)

  1. ヴィオレッタはおばあちゃんが可哀想でなりませんでした。あの映画の登場人物はみんな嫌なやつだと僕は思ってますが、おばあちゃんだけは良心です。

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