春新歓ブログリレー #6

こんばんは、およそ一月に亘る帰省を終えて、明日札幌に帰る北大理学部2年のしみずです。1年前に新入生として「映研ってどんなところなんだろう?」と読んでいた春新歓ブログリレーを自分が今こうして書いているということに、嬉しいような、恥ずかしいような、ちょっとしたむず痒さを覚えています。

さて、ブログテーマのひとつである新入生へのアドバイスですが、自分の経験で特に有意義だったのはいろんな人と話をしてみることだと思います。思想や信条はひとそれぞれが持つものですが、それらが自分のものと近しいのか、まるで違うのかなどを嗅ぎ分ける一番手っ取り早い方法はとにかく話をすることだと思います。嗅ぎ分けたものがどうだったにせよ、他者の価値観であったり、それを成り立たせている考え方であったりに触れることが自身のキャパシティを広げることになって、人間として少し豊かになれるのではないかな、と、思う次第です。自分自身がはたして人間として豊かなのかはさておき。

知らない人とたくさん出会える新学期に、色々な人と色々な話をして、自身の知見や世界を広げてみてはいかがでしょうか。


自分の知らない世界に触れてみる映画として、キューブリックの”Eyes Wide Shut”を紹介します。

新たなものに触れることへの好奇心や興奮、また怖さを描いた作品です。やや過激な映画ですが、一見の価値がある作品だと思うので、是非見てみてください。


自身のキャパシティを広げると言う意味では、映画を見るという行為は有用で手軽な手段のひとつかもしれません。ちょうど北大では授業開始日が繰り下げられることですし、自分を含め、映研部員が勧めている映画を見て暇をつぶすのも良いのではないでしょうか。

この記事を読んだ方が、来年自分と同じようなむず痒さを感じてくれたなら幸いです。