「フォーリング・ダウン」レビュー(池田)

フォーリング・ダウン(原題:Falling Down)

 

 

予告編

1993年アメリカ

監督:ジョエル・シュマッカー

脚本:エブ・ロー・スミス

製作:ティモシー・ハリス、アーノルド・コペルソン、ハーシェル・ワイングロッド

音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード

撮影:アンジェイ・バートコウィアク

出演:マイケル・ダグラス、ロバート・デュヴァル、バーバラ・ハーシー、レイチェル・ティコティン、チューズデイ・ウェルド、フレデリック・フォレスト他

あらすじ

真夏のロサンゼルス。渋滞に巻き込まれたD-フェンス、本名ウィリアム・フォスター(ダグラス)はクラクション、怒鳴り声、エアコンの故障、車内のハエに苛立っていた。突然車を乗り捨てた彼は周囲のドライバーに「家に帰る!」と言いその場を立ち去る。世の中の理不尽、不満に徹底的に抗う彼の暴走が始まった。

 

レビュー

『ウォール街』(1987)『ブラック・レイン』(1989)『氷の微笑』(1992)などで有名なマイケル・ダグラス主演のサスペンス・スリラー。

誰でも普段生活していると「ムカつく」「イライラする」「納得できない」などの不満・怒りが湧くことがあるだろう。本来ならそれを理性で抑えるが、この映画の主人公は実行に移す。ぼったくる店、金品要求のチンピラ、融通の効かないファストフード店、差別主義者、意味のない道路工事など、不快にさせるもの、邪魔するものに徹底的に武力で対抗し、自分の意見を押し通す。

 

 

「~してやりたいけど社会的に、人としてまずいなぁ」と思うことを主人公は平気でやるので、見ていて爽快である。しつこいチンピラをボコボコにするシーンはダグラスを応援したくなった。ファストフード店での主張も共感できる(マ〇〇ナ〇ドに皆が思っていることだと思う)。使用する武器がわらしべ長者的にグレードアップしていくのが面白かった。

彼を追う刑事役に、『ゴッドファーザー』(1972)『地獄の黙示録』(1979)『ディープ・インパクト』(1998)のロバート・デュヴァル。

 

ラストはちょっと悲しい。(決して感動的というわけではない)

世の中に不満を抱えている人にお勧めの作品。

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