「処刑!血のしたたり」レビュー(池田)

処刑!血のしたたり(原題 Intruder)

 

 

1989年アメリカ

製作会社:ビヨンド・インフィニティ、ファントム・プロダクション

ロケ地:カリフォルニア州ベル

監督:スコット・スピーゲル

脚本:ローレンス・ベンダー、スコット・スピーゲル

製作:ローレンス・ベンダー、ダグラス・ヘスラー

音楽:ベイジル・ポールドゥリス

撮影:フェルナンド・アルゲレス

出演:エリザベス・コックス、レネ・エステヴェス、ダニー・ヒックス、デヴィッド・バーンズ、サム・ライミ、ユージーン・グレイザー、ビリー・マーティ他

あらすじ

大型スーパー”ウォルナット・レイク・マーケット”。ある夜、レジ係のジェニファー(コックス)のもとへ元恋人のクレイグ(バーンズ)が現れ、復縁するよう迫ってきた。従業員総出で取り押さえて店外へ追い出し、警察に通報すると彼は姿を消す。一安心するが、店長のダニー(グレイザー)から、スーパーが赤字続きのため閉店することになったと告げられる。閉店セールの作業を始める彼らだったが、何者かにより一人ずつ殺されていく。

 

 

レビュー

スーパーマーケットが舞台のスプラッター・ホラー。従業員役に『死霊のはらわた』や『スパイダーマン』シリーズの監督で有名なサム・ライミと、その弟テッド・ライミ、終盤に現れる警官役に『死霊の~』の主演のブルース・キャンベルが出てくる。

 

序盤から中盤にかけては、雑談、ヘッドホンで音楽、カップルでイチャイチャ、商品の菓子をつまみ食いなど不真面目な従業員の様子を描いて冗長だが、殺害シーンは特殊メイクを駆使して気合いが入っている。包丁で切り裂く、刺すなどは序の口であり、ゴミ用圧縮機と電動ノコのシーンがかなりキツい。邦題に『血のしたたり』とあるが、したたるなんてレベルじゃない。

 

とにかく犯人の行動が狂っている。死体をバラバラにして、手首をパック詰め、手首をエビの水槽に落とす、半額セールの札を掛けてゴミ箱に放り込む、生首でボコボコに殴打する。ラストもめでたしめでたしという感じではなく、後味の悪い終わり方だった。

オレオやコーンフロスティなど、日本でもおなじみの商品が所々に映る。電話機の内側から、床から、ガラス瓶越しなど変なカメラワークが多かった。

 

 

 

豆知識

・終盤に登場するパンの配達人は監督のスピーゲルが演じている

・キャンベルとともに、製作、脚本を手掛けたベンダーが警官役で出演

・スピーゲル、サム・ライミ、キャンベルは同じ高校に通っていた。現在でも友人関係を築いている

・スーパーの店名はスピーゲルの出身地であるミシガン州ウォルナット・レイクに由来

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