「ブロブ/宇宙からの不明物体」レビュー(池田)

ブロブ/宇宙からの不明物体(原題:The Blob)

 

 

1988年アメリカ

製作会社:トライスター・ピクチャーズ

監督:チャック・ラッセル

脚本:チャック・ラッセル、フランク・ダラボン

製作:ジャック・H・ハリス、エリオット・カストナー

音楽:マイケル・ヘーニッヒ

撮影:マーク・アーウィン

出演:ケヴィン・ディロン、ショウニー・スミス、ドノヴァン・リーチ、ジェフリー・デマン、キャンディ・クラーク、ジョー・セネカ、デル・クローズ他

あらすじ

アメリカの田舎町アーバーヴィルに隕石が落下。隕石の中のピンクの物体が、興味本位で近づいたホームレスの老人の腕に貼り付いた。高校生ポール(リーチ)、メグ(スミス)、不良のブライアン(ディロン)は彼を病院へ連れていくが、物体は老人の体を消化してどんどん巨大化。町の住民へ襲いかかる。

 

 

レビュー

『マックイーンの絶対の危機』(1958)(主演はスティーブ・マックイーン、別題『人食いアメーバの恐怖』)のリメイク作品。巨大アメーバが人間を襲うSFパニックである。

監督に、ジム・キャリー主演の『マスク』(1994)の監督のラッセル、脚本に『グリーンマイル』(1999)『ショーシャンクの空に』(1994)の監督のダラボンと、今考えると結構豪華なスタッフである。ヒロイン役のスミスは、最近では『SAW』シリーズに出演。

キャラクター像やストーリーの構成がしっかりしており、犠牲者の襲われ方もバリエーションに富んでおり、なかなかグロテスク。印象に残ったのは調理場の流し台のシーン。死にそうにない人が死ぬなど、先の読めない展開が面白い。終盤、ホラー映画を上映中の映画館が襲撃される場面は迫力があった。

 

 

 

 

殺人アメーバ誕生の原因に、当時のアメリカの政治情勢を感じられた。

豆知識

・映画館の観客役に監督のラッセルが出演しているらしい

・終盤、仲間に見捨てられる兵士を演じたのはビル・モーズリー。ホラー映画に多く出演しており、『悪魔のいけにえ2』(1986)のチョップトップ・ソーヤー役が有名。

・オリジナル版では赤色だったアメーバが、本作ではピンク

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