春新歓ブログリレー⑲「LIVE FOR TODAY ‐天龍源一郎‐」

先週のブログをさぼってしまった矢野根です。先週はそこそこocupadoだったもので。

まぁ、みなさんマイペースに続けていきましょう。Tranquilo 焦んなよ。

さて今回は僕が正直映画よりずっと好きなプロレスに関わるテーマにしようと思います。

3月12日にユナイテッドシネマ札幌において行われた「LIVE FOR TODAY-天龍源一郎-」の舞台挨拶付き上映に行ってきましたよ。

天龍源一郎という漢の生き様、夫であり父である本名・嶋田源一郎としての面、そしてプロレスとは一体何か。様々なものが描かれた濃密なドキュメンタリーでした。

LIVE FOR TODAY‐天龍源一郎‐

2015年に65歳で引退したプロレスラー天龍源一郎。娘・嶋田紋奈と二人三脚で全国を駆け巡った引退ロードを追ったドキュメンタリー。

天龍源一郎。大相撲で活躍した後、プロレスに転向。アントニオ猪木、ジャイアント馬場の2人の伝説から勝利を奪った唯一の日本人レスラーであり、数々の団体のリングでその時代を象徴するプロレスラーと戦ってきた。ファンにはミスタープロレスと呼ばれている。

その娘であり天龍が設立した団体「天龍プロジェクト」の代表である嶋田紋奈。中学生のころからプロレスに携わり、リングのそばで常に天龍を支えてきた。

 

この映画の主人公は約1年間の引退ロードの中で互いに対し思っていた、そして今思っていることをカメラに対し語る2人です。仲良く会話をする親子とその間に挟まれる天龍ではなく嶋田源一郎としての娘に対する感謝の思い。娘から父への敬意と愛。こんなにも美しい父娘の絆が…と思わず落涙。

 

もちろんこの2人の関係だけではありません。引退ロードの中で天龍と組んだり、対戦する沢山のレスラーとのやり取りも見どころ。藤原組長やスタン・ハンセン、ドリー・ファンクJrといった天龍と共に戦ってきたレジェンドレスラーの面々や、天龍と初めて絡むような若い世代のレスラーたち。それぞれの天龍源一郎への思いや、敬意。またそこから感じ取れる天龍源一郎が彼らに見せてきた背中。リング上でのぶつかり合いは勿論、普段あまり見ることのないバックステージや控室でのやり取りにまた落涙。

 

また「プロレス」というものに対する天龍の解釈や意見も非常に面白かったです。「プロレスは伝承文化である。」劇中で何度も触れられていた天龍の言葉。この言葉には大きな意味があります。技やスタイルなどの技術的な伝承はもちろん、上の世代から下の世代への「存在」を伝承するのがプロレスであると思います。天龍の引退試合のように歳の大きくはなれた世代(天龍)と世代(オカダ)が同じ舞台に平等に立つ。そしてマットの上から去る自分の「存在」を直接相手の体に叩きこむわけです。こんなことができるスポーツってプロレスぐらいのものですよ。

もちろん我々ファンもその伝承に関わっています。ファンからファンへ「昔、~ってレスラーがいて…」「あの試合生で観戦しててさ…」といった語りがあったからこそプロレスは存続し、暗黒期を乗り越えられた。そしてこれからまだまだ発展できるものと思います。

 

プロレスがテーマである以上映画としての出来は判断不能なわけですが、とにかく感動しました。札幌ではまもなく上映終了なので興味のある方はお急ぎください。

 

実はこの映画の舞台挨拶後、少し天龍さん(上ではレスラーとしてなので“さん”づけしてません)とお話しする機会がありまして、写真を撮っていただきました。その時「これからもプロレス好きでいてください。」とあの声で言われ、感動しました。ありがとうございました。ということで皆さんプロレス観に行きましょう。

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