【春新歓ブログリレー】サウスパークへ行こうぜ

こんばんは。部長の番場です。今日から春新歓企画の一つとして、曜日替わりで映研部員が雑文を書いていくブログリレーを4週間ほどやっていきます。映研部員の日常と、サークルの雰囲気が少し分かるんじゃないでしょうか。

月曜担当は私、番場です。日付的にはもう火曜になっちゃいましたね。すいません。第一回目ですから映画の記事でも、と思ったのですが、最近あるアニメにハマってるのでそれについて書きます。

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アメリカのケーブルテレビ局、コメディ・セントラルで放送されているアニメ、『サウスパーク』。1997年から開始され、現在第18シーズンまでやっている長寿番組です。私は去年の夏頃に映画『サウスパーク無修正版』(1999年公開)を観て、およそ正気とは思えないストーリー、キャラクターに衝撃を受け、最近は毎晩毎晩TVシリーズを貪っているのです。今更。

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コロラド州の田舎町サウスパークに住む4人の小学生、スタン・カイル・カートマン・ケニーが、周囲で起こる様々な出来事(主に時事ネタ)に巻き込まれながら、それを解決したりしなかったりするのが毎回の基本的な筋です。こうして書くとその他凡百のアニメやシットコムと変わりませんけど、サウスパークという作品の他にはない特徴として、社会的タブーを恐れずむしろ積極的に地雷を踏みに行くスタンス、そのまんますぎて恥知らずとさえ思える映画やゲームネタのパロディ、かわいい切り絵風の絵柄と裏腹の暴力表現、徹底的に馬鹿にされる大人たちと賢く描かれる子供なんかがあります。一言で言うと「クソ不謹慎」なんですね。この世の社会活動全般を虚仮にしている。見ているこちらは痛快な思いをしたり、さすがについていけずドン引きしたりと飽きません。

そんな不謹慎アニメサウスパークですが、出来が良かったと言われる人気回というのがありまして、今回の記事ではいくつかあるその人気回から、日本語版第5シーズン第1話『カートマン・レクターの鬼畜晩餐会』という回を紹介します。

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このエピソードで中心になるのは、主人公4人組の1人、エリック・カートマン(声:LiLiCo)。この『カートマンレクター』までは少々性格の悪い小デブちゃん的な位置づけだったのですが、このエピソード以後は自分の気にいらない物事は日頃から口汚く罵り、執拗に排除・抹殺しようとする酷薄残忍な生粋のレイシスト,サウスパークという作品の悪意を象徴するようなキャラクターに成長していくのです。

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ある日、スタン・カイル・ケニーの元へ上機嫌で現れ、「陰毛を手に入れたからおいらもう大人だぜ」とうそぶくカートマン。「上級生のスコット・テナーマンからチン毛を10ドルで買ったんだ!」スタン「チン毛っていうのは生えてくるもんなんだよこのクソデブ!」

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騙されたと知ったカートマン、スコット宅へ10ドル取り返しに行きますが、あらゆる手をつくしてもスコットが一枚上手。取り返せないばかりか、さらに6ドルぶん取られてしまいます。窮したカートマンは、病院に16ドル払って手術しないとおばあちゃんが死んじゃう(大嘘)と泣き落とし作戦を敢行しますが、これも失敗。おばあちゃんの命をダシに、豚の真似などをさせられた挙句、取り返すはずだった16ドルを見せしめに燃やされてしまいます。慟哭するカートマン。

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ここからカートマンの復讐が始まります。「復習したいなら、ハンターになれ。相手をよく観察するんだ。」とアドバイスを受け、スコットがレディオヘッドのファンだと知ります。何回か復讐に失敗した後、最終的に「自宅でチリソース祭りを開催し、招待客のレディオヘッドの前で出し物のポニーにスコットのチンコを食いちぎらせる」という恐ろしい計画を立案します。レディオヘッドにはスコットの名を騙って「僕はあなた達のファンです。尻にガンが出来てます。死ぬ前に一度でいいから会ってくれませんか」という手紙を送ったら来てくれることに。やりぃ~。

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対するスコット側は、スタンとカイルの密告によってこれを嗅ぎつけます。「何でそんなこと知ってんだ?」「友達だから」「友達なのに何で俺にチクるんだ?」「嫌いだから」。さて、スコットは両親に牧場へ行って虐待されてるポニーを逃してくれと言い、自分は持ち込むチリソースに街中から集めたチン毛を仕込んでカートマンに食わせようと企てます。果たしてどうなってしまうのか…?

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当日。チリコンカーニバルは大賑わい。

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スコットを見つけたカートマン、すかさずポニーに乗ろうよと誘いますが、スコットは先にお互いのチリソースの味見をしないかと持ちかけます。

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美味しそうに互いのチリソースを食べる2人。カートマンが食い終わった所でスコットが切り出します。「もう殆ど食べちゃったね。いいこと教えてあげる。」

「何?チリに町中のチン毛を入れたこと?」

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カートマンは全て知っていました。スタンとカイルが告げ口することも、チリにチン毛が入ってることも。自分が食うチリは直前に普通のとすり替えておいたのです。ここまでならカートマンやるじゃんで済みます。が、復讐鬼カートマンは止まりません。

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カートマンはスコットが両親にポニーの件を頼むことも読んでいました。そして、アホ牧場主に「最近ポニー殺しが流行ってる」と吹込み、無断で入ってきたスコットの両親をショットガンで撃ち殺させたのです。

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大ショックのスコット。「俺のパパとママ、死んだの…?」カートマンは追い打ちをかけます。無能なサウスパーク警察を横目に、カートマンはテナーマン夫妻の死体処理もやっていたのです。

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「味はどうだ?美味いかスコット?オイラのテナーマン入り特製チリ・コーンは!」

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自分の食べていた器の中から、母親の指を見つけてしまうスコット。「ママとパパを食っちゃった!?そんな!」と泣き崩れます。カートマン「にゃにゃにゃにゃにゃ~にゃ♪両親を食べさせた♪にゃにゃにゃにゃにゃ~にゃ♪」

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するとどこからかレディオヘッドがやってきて、スコットを詰ります。「誰だ、この泣き虫坊主」「誰だって辛いことぐらいあんだよ」「泣いて済ますっつうのは最低だな」「帰ろう、こいつ全然イケてねえ」正に踏んだり蹴ったりのスコット。ここでカートマンのとどめ。

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「やりぃ~!やりぃ~!お前の涙はどんな味だ?ん甘いよすっごく甘い」

「計り知れない深~い悲しみの味がするよ。んま~いんま~い」

こうしてカートマンはスコットに完全勝利し、スタンとカイルは二度とカートマンを怒らせないことにしたのでした。どっとはらい。

こうしたエピソードがたまに楽しめるサウスパーク、みなさんもどうですか?最近のエピソードはパロディ色がいよいよ強くなって映研的には面白いですよ。

 

番場巽己

 

 

 

 

 

 

 

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